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【薬屋のひとりごと】「恋なんて無駄」猫猫が心を閉ざした本当の理由。両親の愛と親から受け継ぐ恋愛トラウマの真実

女は何のために
存在しているのだろう。

恋をして、

子どもを産み、

男に尽くして生きる。

そんな生き方が、
女の幸せだと信じられていた時代があった。

でも――本当に

女は恋をしないと生きられない生き物なのだろうか。

今回は『薬屋のひとりごと』を通して、

同じツインレイでも、与えられる魂の試練はまったく違う。

その理由を、アロマ真理学で読み解いていきます。

ーーーーーチャンネルタイトル

私は、普通の女じゃない。

恋をして、

着飾って、

男にどう愛されるかを考えて生きる。

そんなことに、

私には何の価値も感じない。

冷めた女だと言われれば、

そうなのかもしれない。

恋よりも、

私には夢中になれるものがある。

薬と毒。

それだけあれば十分だった。

もし、

私が恋をする日が来るのなら――

きっと、

私は母と同じ恋をする。

まるで、

運命をなぞるように。

それは、想像するだけで厄介だ。

だから私は願う。

恋なんて、しないまま生きていけますようにと。

自己紹介

生まれ持った初期設定を知って
本物の自分を手に入れる。

アロマ真理学 開発者の大島鶴枝です。

恋に興味がないと言っていた猫猫が、 実は“恋をしないことで自分を守っていた”――。

両親の恋を見て育ったことで、 恋に臆病になってしまう心の仕組みを読み解いていきます。

それでは、スタートです。

薬屋のひとりごと ストーリー

『薬屋のひとりごと』は――

華やかな宮廷の裏側で、

自由を奪われながらも、
懸命に生きる人々を描いた物語です。

舞台となるのは、
古代中国をモデルにした帝国。

皇帝が暮らす宮殿の奥には、
「後宮」と呼ばれる、
数多くの女性たちが暮らす世界がありました。

彼女たちの役目は、
皇帝の子を産むこと。

美しさは価値となり、
若さは武器となる。

寵愛を失えば、
居場所さえ失ってしまう。

そんな時代でした。

けれど宮廷の外では、

貧しさゆえに娘を売る家族や、
人さらいによって連れ去られる少女たちが
静かに存在していたのです。

一度売られれば、
故郷へ帰れない者も少なくない。

そんな世界で、

ただ薬と毒だけを追い続ける少女がいました。

花街で薬師として育った少女。

それが、
猫猫(マオマオ)です。


ある日、

猫猫はいつものように、

花街で評判の薬師・オヤジに頼まれ、

高級妓楼「緑青館ろくしょうかん」へ薬を届けに向かいました。

緑青館(ろくしょうかん)は、

猫猫にとってもう一つの家のような場所。

絶世の美女にして、

類まれな才を持つ妓女・鳳仙(フォンシェン)の娘として生まれた猫猫は、

妓楼で働く姉たちに、

妹のように可愛がられて育ったのです。

家を出る時、

オヤジが言いました。

「最近、女狩りが多い。

気をつけて行くんだぞ」

猫猫は思わず笑った。

大丈夫。

私は美人じゃない。

胸だってない。

顔にはそばかすもある。

女として売り物になるような容姿じゃない。

だから、

女狩りに遭うことなんてない。

……そう思っていた。

けれど、

やり手婆だけは違った。

猫猫の顔を見るたび、

「あんたも、そのうち妓女になる運命だよ」

そう言って笑う。

緑青館ろくしょうかんの一番奥にある離れ。

そこには、

猫猫の産みの母がいる。

「おはよう」

昔は猫猫を毛嫌いして追い払っていた母も、

今ではそんな力さえ残っていない。

病は進み、

記憶は少しずつ失われていた。

猫猫は静かに薬を口元へ運ぶ。

オヤジの薬はよく効く。

けれど、

もう母には、それすら効果がない。

緑青館ろくしょうかんは今でこそ格式ある妓楼だが、

十数年前、

まだ貧しい妓楼だった時代があり。

母はその頃に妓女となり、

不幸にも梅毒に感染した。

生きるためには、

病に気づかないままでも客を取らなければならない。

やがて全身に症状が現れ、

身体も心も蝕まれていく。

そして、

客を取れなくなった母は、

人目につかないこの離れへ移された。

使い物にならなくなった妓女。

それが、母。

「だいぶ匂いがこもっているな」

猫猫は窓を開け、

部屋に風を通し、

香を焚く。

母の身体を拭こうとしていると、

禿(かむろ)が駆け寄ってきた。

「あの眼鏡の人が来てるから、

今日は戻らないほうがいいよ」

あの眼鏡の男。

昔から緑青館ろくしょうかんへ通う馴染み客。
猫猫の父親だ。

その時、

母が白と黒の象棋(シャンチー)の駒を並べ始めた。

猫猫は思わず呟く。

「……バカな女」

母のようにはなりたくない。

猫猫は色恋ほど
無駄なものはないとそう感じていました。


そして、緑青館ろくしょうかんからの帰り道。
猫猫は、突然、背後から口を塞がれ、
気を失った。

そう、猫猫は、女狩りに会い、
後宮へ売られてしまったのです。

美しい宦官・壬氏との出会い

後宮に来て三か月。

ここは、一度入れば自由に外へ出られない、美しく飾られた監獄でした。

猫猫は、何もできない下女を演じ、
年季が明ける日を静かに待つことに。

そんなある日。

「ねぇ、聞いた?」

「ものすごく綺麗な宦官様が来てるんだって」

下女たちが黄色い声を上げて騒いでいる。

「へえ」
さして興味が湧かない中、

もっと気になる噂が耳に入ってきた。

「最近、お世継ぎが次々亡くなってるらしいよ」

「玉葉妃(ぎょくようひ)も梨花妃(リファ妃)も体調が悪いんだって」

頭痛。

吐き気。

食欲不振。

……あれ?この症状って。

その日、

猫猫は二人の妃の様子を遠くから見ていた。

梨花妃はやせ細り、

医官たちは右往左往している。

……分からないのか。

赤子が亡くなり、

母親も衰弱している。

症状を見れば答えは一つなのに。

問題は、

どうやって伝えるか。

「紙と筆さえあれば……」

そう呟いた、その時だった。

一人の宦官が、

静かに目の前を通り過ぎる。

息をのむほど美しい男。

その宦官は、

一瞬だけ猫猫を見る。

けれど、

猫猫の姿はもうそこにはなかった。

――それから一か月後。

梨花妃の皇子が亡くなった。

一方、

玉葉妃の姫だけは、

命を取り留めていた。

玉葉妃は宦官・壬氏を呼び、

一通の文を差し出す。

「娘を診てもらいたいと願った日、

窓辺にこの文が置かれていたのです」

『白粉は毒。赤子に触れさせるな』

「この文を書いた者を、

どうか探してください」

その瞬間、

壬氏の脳裏に、

一人の少女が浮かんだ。

あの日、

すれ違っただけの、

そばかすの下女。

「ああ……あの娘か」

壬氏は、

面白いものを見つけた子供のように、

静かに笑った。

翌日。

下女たちが全員呼び出される。

壬氏が姿を現した瞬間、歓声が上がる。

……これが、

噂の美しい宦官か。

壬氏は一枚の紙を掲げた。

「そこのそばかす女。お前は居残りだ」

ドキッとした。私のことだ!
つい反応してしまう。

猫猫は何事もないように、

その場を離れようとする。

しかし、

壬氏は見逃さなかった。

文字を読める者だけが見せる、

ほんのわずかな反応を。

「そこの、そばかすの君」

「帰ってはいけないよ」

皇女を救ったことで、猫猫は玉葉妃付きの侍女となることに。
目立たず年季が明ける日を待つ――。
そのはずだった猫猫の人生は、この出会いをきっかけに大きく動き始めるのです。

壬氏のことを知ろうとしない猫猫

侍女となった猫猫に、壬氏は後宮で起こるさまざまな事件や問題を持ちかけ、その解決を任せるようになります。

一つひとつの問題を乗り越えるたびに、二人は少しずつ信頼を深め、自然と距離を縮めていくのでした。

ある日、

猫猫は壬氏と共に街へ出ることになります。

後宮一の美貌を誇る壬氏が、

そのまま街を歩けば大騒ぎになってしまう。

そこで二人は、

庶民に見えるよう変装することに。

その時、

猫猫は壬氏の手を見て違和感を覚えます。

手のひらに、

豆ができている。

宦官であれば、

そんな手になるはずがない。

何かがおかしい。

けれど猫猫は、

それ以上追及しない。

壬氏という男について、

深く考えないようにしていたのです。。

知ってしまえば、

きっと面倒なことになる。

そんな予感がしていたから。

猫猫と壬氏、二人に与えられた奇魂の試練

ここで、猫猫と壬氏、それぞれのエレメントを見ていきましょう。

猫猫は、表:勝利型 裏:自由型の月タイプ

一方の壬氏は、表:自由型 裏:勝利型の太陽タイプです。

二人は表と裏が入れ替わる裏循環の関係。

アロマ真理学では、天命恋愛・ツインレイの相手です。

そして、この二人に共通して与えられている魂の試練が、自由型(奇魂)の試練です。

奇魂とは、

知恵、直感、真理。

物事の本質を見抜き、新しい視点を与える魂です。

本来であれば、この二人は互いを深く知ることで、本質を理解し、受け入れ合える関係でした。

しかし、猫猫は違いました。
「知ってしまえば、きっと厄介なことになる。」

壬氏の正体に気づいても、それ以上知ろうとはしなかったのです。

一方の壬氏は、自分のことを猫猫に知ってほしいと願っています。

しかし、裏に勝利型を持つ壬氏は、自分の本心を簡単にはさらけ出せません。

だからこそ、後宮で起こる事件を猫猫に持ちかけ、一緒に問題を解決することで、少しずつ距離を縮めようとしていました。

けれど、猫猫の心には、

「恋はしたくない。」

という強い想いが残っています。

奇魂の試練とは、知識を増やすことではありません。

相手を知ろうとする勇気を持ち、本質を受け入れること。

その課題を乗り越えない限り、猫猫と壬氏は、ツインレイとして本当の意味で心を通わせることはできないのです。

花街を食べ歩きしながら

壬氏が、

突然こんな質問をしました。

「妓女の価値を下げるには、どうすればいいと思う?」

猫猫は、

不愉快そうに壬氏を見つめます。

「嫌なことを聞きますね」

実はこの時、

壬氏は一つの仮説にたどり着いていました。

軍師・羅漢こそ、

猫猫の父親なのではないか。

そして、

緑青館の妓女との間に生まれた娘。

それが、

猫猫ではないかと――。

すると猫猫は、

静かに答えます。

「手つかずの花だからこそ、

価値は上がるんです。」

「子を孕ませれば、

価値など、

ないに等しい。」

そう――

かつて、

あの男が、

私の母にしたように。

枯れた青い薔薇(そうび)

猫猫の父・羅漢は、

十数年もの間、

緑青館へ通い続けていました。

ただ一つ。

娘・猫猫に会うために。

しかし、

何度願っても会わせてもらえず、

壬氏にまで邪魔をされ、

苛立ちは募るばかりでした。

ある日、

羅漢は壬氏のもとを訪れます。

「あなた様に楯突くつもりはありません。

そんなこと、できるはずもありません」

そう口では言いながらも、

その圧倒的な存在感が、

壬氏へ静かな圧力を与えます。

後宮一の軍師。

この男を敵には回せない。

その後、

壬氏は猫猫へ告げます。

「お前に会いたいと言っている男がいる」

・・・気づかれたか。

壬氏に、

父親の存在を知られてしまった。

もう、

逃げ続けることはできないのかもしれない。


そんな頃、

羅漢が突然、

「園遊会で青い薔薇を皆に見せたい」

と言い出します。

当然、自然界に

そんなものは存在しない。

困り果てた壬氏は、

猫猫へ相談する。

猫猫はすぐに察します。

「……この依頼、とある軍師からでは?」

「ああ、そうだ。」

名前は出さない。

けれど、

相手が羅漢だと猫猫にはわかっていた。

「できるかどうか分かりませんが、やってみます。」

逃げ続けるだけでは腹立たしい。

どうせなら、

あの薄ら笑いを浮かべた父親を見返してやる。

猫猫は何日も寝る間を惜しんで薔薇を育て続けた。

父にだけは負けたくなかったからだ。

そして園遊会当日。

壬氏は帝へ、

青い薔薇を献上する。

白い薔薇の蕾へ染料を吸わせ、

青く染め上げた青い薔薇

実は、

羅漢が昔、

「青い薔薇を見たことがある」

と言っていた理由。

それは、同じ方法で染めた薔薇を、

ある女性へ贈っていたからでした。


羅漢は、

生まれつき人の顔を認識できない。

男は黒い碁石。

女は白い碁石。

武官でさえ、

将棋の駒のようにしか見えない。

だから戦も、

盤上(ばんじょう)の勝負と同じ。

駒を動かすように人を動かすだけ。

そんな羅漢が、

唯一、

人として顔を認識できた女性。

それが、

猫猫の母、鳳仙だった。


羅漢が思い出にふけていると
碁石で溢れる街に一人だけ人間の顔で現れる猫猫がそこに立っていた。

「勝負をお願いできますか?」

娘と、シャンチーで勝負。

その姿は

あの日の鳳仙を見ているようだった。

気が強く、

頭が切れる。

本当に、

母親によく似ている。


勝負は五番勝負。

羅漢が勝てば、
猫猫は父の娘となる。

猫猫が勝てば、
緑青館の妓女を一人見受けすること。

そして敗者は、
毒入りかもしれない酒を飲む。

ただし――

どんな理由があっても、勝負を放棄した方が負け。

猫猫は最初から気づいていた。

シャンチーで父に勝つことはできない。

勝つなら、シャンチー以外で勝負を決めるしかない。

そのための切り札が、
酒だった。


羅漢は圧倒的な強さで二連勝。

三敗すれば、
猫猫は三度、毒入りの酒を飲むことになる。

羅漢はそれだけは避けたかった。

だから三戦目だけは、
わざと負ける。

そして、自ら酒を飲み干した。

次の瞬間――

羅漢はその場に倒れ込む。

彼は極度の下戸だったのです。

勝負を続けられなくなった羅漢は、
試合を放棄。

勝負は猫猫の勝ち。

羅漢は緑青館の妓女を見受けすることに。


意識を失った羅漢は、

昔の夢を見る。

遥か遠い、懐かしい夢。

付き合いで行った妓楼で、噂の美女と出会う。
女の名は鳳仙(フォンシェン)

仕事でもゲームでも、誰にも負けなかった自分が、

初めて彼女にシャンチーで負けた。

その時、初めて人の顔を認識した。

「人とは、

こんな顔をしているのか。」

ホウセンカの花のように、

気高く、

誰も寄せつけない瞳。

美しかった。

それから二人は、

何年も碁だけを重ねる日々を過ごした。

やがて鳳仙は、

三か月に一度しか会えない高級妓女になっていく。

ある日、彼女は羅漢に賭けをしようと持ちかける。

「あなたが勝てたら、好きなものを与えましょう。
私が勝てたら好きなものをいただきましょう」

羅漢は、男としてある期待を抱いた。
何年も通い続けた最愛の人。
彼女に触れたい。そう思った。

碁石を置く指が重なって、二人は1つになった。
彼女は横で、美しい声で鼻歌を歌った。

しかしその後、

叔父の失脚に巻き込まれ、

羅漢は突然留学を命じられ、

戻れたのは三年後だった。


戻った羅漢を待っていたのは、

大量の手紙。

そして、

最後の封筒の中から転がり落ちたもの。

土ではない。

小指だった。

鳳仙は、

約束を破られたと思い込み、

絶望の中で、

自分と生まれたばかりの
子どもかと思われる小指を送りつけていたのです。

見受け話が破談になった理由。

それは、

自分との子どもを身ごもっていたから。

「なぜ気づけなかった……。」

「こんな簡単な答えに。」


羅漢は雨の中、

緑青館へ駆け込みます。

「鳳仙はどこだ!」

やり手婆へ土下座をし、

会わせてくれと懇願する。

しかし返ってきたのは、

残酷な言葉でした。

「もうここにはいないよ!!」

客を取り続け、

病に侵され、

表舞台から消えた。

どれだけ後悔しても、

時間は戻らない。


目を覚ますと、

そこは緑青館でした。

猫猫との勝負に負けた。
ああ、そうか。
妓女を見受けするって約束したんだった。

どんな美女でも碁石にしか見えないのに。
「はあ」
羅漢はため息をついた。

そんな時、めいめいから一つの箱を渡されます。

中には、

枯れた薔薇。

「枯れても、

花は形を残せるんですね。」

猫猫から託された花でした。

青い薔薇(そうび)
一体・・・これは?

その意味に、

羅漢は気づく。

「まさか!!」


別館の扉を開く。

風が吹く中に

美しい鼻歌が聞こえてくる。

鳳仙。

「病人部屋だよ!」
やりてババアは、なんとか
他の妓女のところに向かわせようとする。

でも、羅漢にはもう、
彼女しか見えなくなっていた。

「ここにはいないって。
あの時、そういって・・・。」

ずっと、

探し続けていた人。

会いたくてたまらなかった
愛しい人・・・。

「そうだな。

選ばないとな。」

梅毒で荒れた肌も、

羅漢には、

あの日と同じ美しい姿に見えていた。

「この人を、

見受けします。」

鳳仙の手へ、

一つの碁石を乗せる。

その瞬間、

鳳仙の瞳に、

わずかな光が戻る。

「……碁をやろう。」

二人は、

彼女のベッドで向かい合い、

静かに碁石を置く。

「そうきたか。」

「君の打つ手は、

昔から本当に予想できない。」

「猫猫は……

そんな君によく似たんだな。」

その光景を見ためいめいは、

涙を流します。

「姉さん……

どうしてもっと早く、

素直になれなかったの……。」

愛する人のことが誰なのか。
わからなくなるまで、苦しまなくてもよかったのに・・・。

猫猫に渡された愛のバトン

「あの男は、枯れた薔薇の意味に気づいただろうか。」

気づかなかったとしても、それでいい。

猫猫がそんなことを考えていると、

壬氏が静かに問いかける。

「軍師殿のことを、お前は恨んでいるのかと思っていた。」

猫猫は少し考え、

静かに答える。

「恨んではいません。」

「私を産んでくれたことに、感謝しています。」

「何を想像されたのかは分かりませんが……

妓女は、同意がなければ子どもは宿しません。」

花街で生きる妓女たちは、

月のものを計算し、

客を取る日を変えることもできる。

つまり、

母・鳳仙は、

自らの意思で羅漢との子を産むことを選んだのだ。


この二人をアロマ真理学で読み解くと、
本当の試練は勝利型(荒魂)のテーマにありました。

荒魂とは、

勇気・突破・行動力。

現実を切り開くための魂です。

しかし、その力は順番を間違えると、大きなすれ違いを生み出してしまいます。


鳳仙は、表:勝利型、裏:自由型の太陽タイプ。

勝利型が強く働く彼女は、自分の人生を自分の力で切り開いてきました。

花街で高級妓女という地位を築いたのも、その強い行動力があったからです。

そして彼女は、羅漢との子を身ごもるという大きな決断をします。

それは、見受けを断るため。

そして、

「羅漢なら、この状況に気づいてくれる。」

という愛ゆえの願いでもありました。

しかし、それは本来なら、

先に伝えるべき想いでした。

「あなたと一緒になりたい。」

その心を伝え、お互いの想いを一つにした上で、行動する。

その順番が必要だったのです。

ところが鳳仙は、勝利型の荒魂が強く働いたことで、

想いを伝える前に、現実を動かしてしまいました。


一方、羅漢は表:自由型、裏:勝利型の月タイプ。

自由型は知性と探究の魂です。

本来の羅漢であれば、人の心の機微を読み取り、鳳仙の言葉にならない想いにも気づけたのかもしれません。

しかし、その時の羅漢には、自由型の知性よりも、勝利型(荒御魂)の試練が強く働いていました。

叔父の失脚によって、一族は大きな危機を迎えます。

羅漢は留学という道を選びました。

それは、自分の夢のためではありません。

家を守るため。

地位や財産を失えば、一族そのものが立ち行かなくなる。

勝利型の土のエレメントにとって、「築き上げたものを失うこと」は、魂の深い恐怖です。

だから羅漢は、

愛する鳳仙のもとへ向かうよりも、

まず家を守るという現実を選びました。

もちろん、その選択が間違いだったということではありません。

問題だったのは、

心を一つにする前に、現実を優先してしまったこと。

もし先に、

「必ず迎えに来る。」

その想いを二人で確かめ合えていたなら、

鳳仙も一人で賭けに出る必要はなかったでしょう。

鳳仙は、羅漢なら気づいてくれると信じ、子を身ごもるという大きな行動に出ました。

羅漢は、一族を守るために、その場を離れるという決断をしました。

二人とも、愛がなかったからではありません。

むしろ、お互いを深く愛していたからこそ、

それぞれが「正しい」と信じる行動を選んだのです。

しかし荒魂の試練は、

勇敢に行動することではありません。

本当の試練は、

大切な人と信頼関係を築き、想いを一つにしてから現実を動かすこと。

行動力という大きな力を持っているからこそ、

その力を使う順番を学ぶ。

それが、鳳仙と羅漢に与えられた荒魂の魂の試練だったのです。


数日後。

めいめいから猫猫のもとへ、

一通の文が届きます。

母、鳳仙が、

無事に父の元へ見受けされた知らせでした。


猫猫はその夜
外壁の上で、美しく着飾り、舞を踊る。

二人の幸せを願って・・・。

その姿を目にした壬氏は
心の中で呟く

今度は俺たちの番だ・・・。

月の光が二人に光と陰をもたらす。
希望の光がそっと当たりを照らす
そんな夜だった・・・。



まとめ

いかがでしたか?

今回は、『薬屋のひとりごと』をアロマ真理学で読み解きながら、二組のツインレイが歩んだ、それぞれ異なる魂の試練を見てきました。

鳳仙と羅漢は、勝利型と自由型のラインを持つツインレイ。

しかし二人に与えられた試練は荒魂

想いを伝える前に行動してしまったことで、大切な人を失うという試練を経験しました。

一方、猫猫と壬氏も同じ勝利型と自由型のラインを持つツインレイです。

けれど二人に与えられた試練は奇魂

相手の本質を知り、受け入れること。

それが二人の魂のテーマでした。

このように、同じエレメントのラインを持っていても、太陽タイプと月タイプが違えば、与えられる魂の試練もまったく変わります。

だから、恋愛の悩みにも一人ひとり違う理由があるのです。

そして、その答えは自分だけを見ていても見つからないことがあります。

恋愛のパターンは、両親の恋愛を見て育った環境や、幼い頃に心へ刻まれた価値観から生まれていることも少なくありません。

だからこそ猫猫は、両親のすれ違いを知ることで、自分自身の恋愛と向き合うきっかけを得たのかもしれません。

もし今、

「なぜ恋をする気持ちになれないんだろう」

そう悩んでいるなら、その原因はあなた自身ではなく、親から受け継いだ恋愛の価値観にあるのかもしれません。

現在、アロマ真理学では体験会を開催しています。

あなたの魂の試練を知り、本来の恋愛を歩む第一歩を、一緒に見つけていきませんか?

この内容が心に少しでも残ったのなら高評価チャンネル登録で応援していただけると嬉しいです。

🎬 次回は――
『北斗の拳』
「愛する人を守るために自分の命を捧げる決断をしたユリア」
果たして、どんな魂の試練が待ち受けているのか。
アロマ真理学で読み解きます。
ぜひ、次回もお楽しみに。

この内容はYouTubeの台本です
よければ動画も見てくださいね


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