焼肉をやめた件 〜土曜夜×ボーナス時期=負け戦〜
実家に帰省するついでに、両親を焼肉に連れて行こうと計画した。ちょうどボーナス時期だったので、私の奢りという話になっていた。
しかし、結局私の判断でこの焼肉を白紙にした。「土曜夜の予約はお断り」と店が言っているのが決め手だった。
これにより支払うコストに対するリターンが小さくなることが想像できた。
ポイントは2点。
・土曜日の夜であること
・ボーナス時期であること
簡単にいうと「割に合わない」のだ。
以前、同じ条件でこの店を訪れた際は1時間近く待たされた。土曜の夜、この焼き肉屋は殿様商売なのだ。
私にとって「自由な時間」は重要な資産だ。
一度提案した手前、断れば両親を落胆させることは分かっていた。それでも、混雑に巻き込まれて理不尽にリソース(時間・お金・エネルギー)を奪われる事態は避けたかった。
わざわざ、私がお金を払ったうえで、3人分の大事な時間を待ち時間に捧げていては、泣き面に蜂である。この私がするべき提案ではない。
そう考えると、日本社会の「土日休み」という慣習は改めて非効率だ。
「誰かと予定を合わせやすい」メリットはあるが、ハイシーズンのホテルのように売り手市場となり、買い手は不自由を強いられる。
そこまでしてサービスを享受したいとは思わない。
もちろん、より高価格帯の店を選べば、予約不可といった理不尽な制約はなくなるだろう。
結局は価格、時間、快適性のバランスなのだ。
慣れ親しんだ店だからこそ、惰性で選ぶのではなく、今の自分に見合った「時間と体験の質」を基準に再定義すべき時期に来ているのだと感じた。
次回両親を焼肉に誘う時があれば、行くタイミングか店のグレードを調整しようと思う。
