フリーメーソン代表と会食
陰謀論の代名詞ともいうべきフリーメイソン。2人の既存会員の紹介及びその他の要件クリアでメンバーになることができ、かつ公の活動はほとんどせず、秘密の儀式など閉鎖的性格な組織なことから、外部からは怪しい秘密結社として怪訝な目を向けられがち。
東京で米系危機管理コンサルティングに勤務している時に、日本のフリーメイソン代表と会食する珍しい機会があった。
僕のかつての上司は元FBI捜査官。専門はテロ対策で、東京のアメリカ大使館に勤務中に、この会社にスカウトされ移籍。僕はリサーチコンサルタントとして採用され、主にメディアやデータベースなどの公開情報を集め、レポーティングする仕事だった。
My bossは時々情報入手先と会食することがあった。ある日、僕も同行せよとのことで会食に参加した。そこで会った50代男性と名刺交換したのだが、そこには「フリーメイソン日本代表」と書かれていて、驚いた。
My bossはこれ以外にも、時々、政界のフィクサーなど、日本の裏社会の人とも接触、交流していた。これらのネットワークは大使館勤務時代から続いていた様で、僕は「アメリカの情報機関は日本の裏社会とも接して情報交換しているのだ」と知った。
基本的にフリーメイソンは親睦組織で、ロータリーやライオンズとその性質は変わらない。本部はイングランドにあり、本部をグランドロッジ、支社をロッジと呼んでいる。ヨーロッパ諸国の街中を歩いているとメイソンロッジのマークが付いた建物を見つけることがある。
フリーメイソンのシンボルマークは石工職人の商売道具である「コンパス」と「定規(ものさし)」でデザインされており、「上下に重なり合うコンパスと定規、真ん中には”G”の文字」が記されている。
僕が会った日本代表者は在日米軍に勤務する日本人職員だった。「フリーメイソンは我がライフワーク。生涯を通じて会に奉仕する」と話していたのが印象的。僕は「何が彼をそんなに夢中にさせているのだろう?」と考えたが、上司と彼とのディナーに連れていかれただけの身であり、あえて質問はしなかった。
フリーメイソンの会員には社会的地位や貢献度によって33階級のランクがある。上位3階級の人たちは世界の政治経済上の影響力のある者と言われる。ジョージ・ワシントンやダグラス・マッカーサーは最高位だった。普通に入会した下の階級の者には上位の者が共有している情報は伝わらない。一般の会員にとってはロータリーやライオンズのような単なる親睦団体。

ちなみに、日本ロッジの本部は東京タワーのすぐ隣。彼らは33という数字が好きらしく、東京タワーの高さは333メートル、完成は昭和33年。なぜ33?3+3=6。6という数字の意味を書くと陰謀論となってしまうので、興味ある方はご自身で調べてください。
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