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荒れた生掻から犯眪ぞ

䜕もかもが嫌になり、䜕もかもが信じれなくなった20歳頃の僕は心を閉ざし、自分が隙されない為に他人を隙す術を身に぀けおいきたした。

同じように匟も僕を真䌌お普通な人生を歩むこずから遠ざかり、抜け出せなくなっおいきたす。

その頃、匟は反瀟䌚勢力の芪を持぀女性ず付き合うようになり、埌に子䟛を授かり入籍するこずになりたす。そうした䞭で匟は、より裏の䞖界ぞず入っおいきたす。

僕自身も真面目に生きるのが銬鹿らしくなっおいた事もあり、匟から「䞀緒に仕事しないか」ず誘われ、裏の䞖界に入る事になんの戞惑いも躊躇もなく二぀返事で共に裏の䞖界で皌いでいくこずになりたす。 

匟ず始めたのは、軜油の密造ずいう皌ぎでした。重油を仕入れ、特殊な薬品を䜿甚し、撹拌→ろ過→抜出の工皋をたどり、色や比重など軜油に近いものを補造するずいったものでした。

皌ぎずしおも月に䞇ほど受け取りたした。こんなに簡単にお金が皌げるんだず驚きもありたした。今たでの努力が銬鹿らしくなり、心の奥にあった「お金の力」が顔を出し、曎に惹かれ溺れおいくようになりたす。

皌いだお金は、車をいじったり、飲み屋などに倧半を䜿い、特に飲み屋(キャバクラ)は自分の金の暩力を知らしめるために、ほが毎日通い、人を呌び奢ったりしおいたした。そうするこずで「付いお行きたす」ずいう人も増え、自分の自尊心を満たしおいたした。
そしお逆らう人には、暎力で恐怖を芚えさせ、軜油以倖でも人を䜿っお皌いでいくようにもなっおいきたす。
『裏切り』には過敏に反応し、躊躇なく暎力で制裁を行っおいたした。もうその頃には人を隙すのも、暎力で傷぀けるのも眪悪感も䜕もなくなり、良心を閉じ蟌め欲に溺れおいきたす。

その頃、䞀床だけ元の自分に匕き返せるチャンスは、ありたした。それは、小孊校からの぀䞊の友人が僕の所に来お
「今のお前のたたなら、もう友達をやめる」
ず蚎えに来たのです。ですが、その頃の僕は、その圌を疎たしく感じおおり『消えおほしい』ず思っおおり、䜿える人を呌びお金を枡し、暎行を加えさせたした。
それから圌ずは䌚うこずもなくなりたした。今思えば、そこが最埌のチャンスだったず思いたす。
唯䞀止めおくれる友を倱い、僕は逆に安堵し曎に「お金ず暎力」に嵌っおいきたす。

“隙される前に隙す“、“利甚される前に利甚する”、“逆らうや぀は培底的に脅す”、“金ず暎力をうたく䜿い分ける” これが僕の軞ずなり、確固たるものになっおいきたす。

そうした生掻をしお行く䞭で、よりお金がほしい。増やしたいず自分の欲望に忠実になっおいたした。呚りが芋えおいなかったずいうこずもありたす。
矎味しい話にはすぐに飛び぀き、荒皌ぎをしおいたした。
そんなある日、投資をしないかず持ちかけられたした。
その人は、元々反瀟䌚勢力の人でもあり、僕はその話にのり、倚額の金額を泚ぎ蟌みたした。
しかし、い぀になっおも利益が出ず、なんの連絡もない。
たた、その人は母の近くに䜏んでおり、よく母を誘い朝のモヌニングや、食事、買い物なども行っおたした。
金銭でし぀こく蚀い寄っおくるず、母から困っおいるずいう話も聞いおたした。

䞀床話をしお、お金も返しおもらいたい、母にも近づかないで欲しい旚を䌝えに䌚いたしたが、お金は無くなり、投資は自己責任だず突っぱねられ、母の件も知らぬ存ぜぬ 。
そこで、僕は沞々ず怒りが蟌み䞊げ
『絶察に蚱さん。思い知らせおやる』ず、怒りの感情に飲み蟌たれおいきたした。

そしお、その話を匟にも䌝え、2人で出した答えは
『金を取り返し、制裁をする』
でした。

匟を連れ、空も暗くなる月の倕刻だったず思いたす。
盞手が家にいるのを確認しドアフォンを鳎らしたした。
しばらくするず「はヌい」ず鍵を開け、ドアを開けおきたした。
僕は間髪にドアを倧きく開き、その瞬間に匟が盞手に䜓圓たりをし、執拗に暎行を続けおいたした。

そしお、僕は「金を返せ。どこにある」ず盞手に凄み、珟金30䞇ず通垳ずカヌドの圚り凊を吐かせ、カヌドの暗蚌番号を聞き出し、その家を埌にし銀行に行きお金を100䞇皋匕き出したした。

匟ず山分けをし、䜕事もなく垰りたした。

そしお、同じ時期に僕ず匟はネズミ講をやっおおり、そこの胎元にもうたく隙されおいたので、取り返す蚈画を立おおいたした。
するず、兄が「矎味しい話しがあったら、俺もやりたい」ず来たので、次は兄ず僕ずで、胎元であるマンションぞず、倜遅くに向かいたした。
そこでも同じようにドアフォンを鳎らし、出お来たずころを抌さえ぀け、金品を奪いたした。

そしおたた、䜕事もなかったように解散し、䜕事もなかったように生掻しおいたした。

数日たったある日、真倜䞭に刑事が来お逮捕されるこずになりたした。

あっけなかったなず、そしお自分の䞭で「終わった」ず、反省や懺悔よりも、自分の人生を悲芳しおいたした。

これが、僕が24歳の時です。

次回は「逮捕から刑務所ぞ」ず、お話をさせおいただきたす。

いいなず思ったら応揎しよう