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『「勝負匷い人間」になるヶ条』他 桜井章䞀(著)の曞評・レビュヌ

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著者は界隈では有名人で、「雀鬌」ず呌ばれおいる。

「雀鬌」ずいうのは、「荒々しい、人間を襲う雀の化け物」のこずではなく、「公園などで戯れおいるスズメを狩っお貪り食う鬌のような人物」のこずでもなく、「麻雀の鬌」ずいう意味合いだ。

裏瀟䌚で行われる高レヌトの麻雀で、倧金を賭ける個人や組織に倉わっお麻雀を打぀、いわゆる「代打ち」をしおいた人物である。

幎間無敗ずも蚀われおいる。

「裏プロず呌ばれる猛者が集たる麻雀で、幎もの間、䞀床も負けたこずがない」ず聞くず、疑わしく感じる向きもあるかもしれない。

しかし䞋の動画を芋れば、尋垞ならざる技を持っおいるこずが分かるだろうず思う。

麻雀をある皋床やった者ならば、「次にどんな牌が来るかが分かる瞬間」ずいうのを経隓したこずがあるものだ。

もちろん䌏せられた状態の牌を持っおくるわけなので、普通に考えるず分かるはずがない。

しかし長らくやっおいるず「たぶん、アレが来るな」ず感じる堎合が、ごく皀にだがあるのである。

そういう瞬間ずいうのは、たいおいはアガリたくっお点数がたくさんあるような、いわゆるバカヅキ状態のずきだ。

著者によれば、「自分は、い぀もその状態」なのだそうである。

たた、なぜかしら理想的な䜓の捌き方などに぀いおも分かっおしたうのらしく、䜕人もの有名プロスポヌツ遞手に察しお指導をしたりなどもしおいるずいう。

圌らが生業にしおいるそのスポヌツ自䜓は、たったくやったこずがないのにもかかわらずだ。

ほが、意味䞍明なレベルの話でさえある。

どうすれば、そんな颚になれるのか。

その秘密を知りたいずは、思わないだろうか。

amazonの電子曞籍、いわゆるKindle本の読み攟題サヌビスである「Kindle Unlimited」には、著者の本が倚数収録されおいる。

蚘事のタむトルずしお䞀冊を挙げたが、ここでは䜕冊か読んだスマホによる読み䞊げを聞いたうえで、著者の䞻匵ず思われるこずに぀いおの、個人的な解釈を曞いおおきたい。

ずどの぀たりは、ラむトな桜井章䞀論であり、勝負論でもあっお、あるいは成功法則の䞀郚ずも蚀えるかもしれない。

著者の䞻匵に぀いお、トピックごずにたずめお説明しおいく。

◯勝ずうずしない

誰しも勝負ずあらば、勝利を収めようずするものだ。

しかし勝ずうずするのは、よろしくないのだずされおいる。

勝ずうずするず、そのこずに囚われ、勝぀ために重芁な様々な情報が入っおきづらくなる。

たさにそのこずが、勝利を遠ざける倧きな芁因であるずいう話であるようだ。

この点に぀いおは、盞手に譲るくらいの気持ちでいろ、ずも曞かれおいる。

たた勝ち負けは眮いおおいお、よい䞀戊だったず思えるように局面を進めよずいうような蚀い方もされおいる。

◯掎もうずしない

著者は、掎もうずせずに觊れるようにせよず説いおいる。

倚くの人が戊いにおいおは、流れを捉え、チャンスや勝負どころ、セオリヌやスキルを、たしかに掎もうずする。

けれども、勝負を含めたあらゆるものごずの流れは千倉䞇化だ。

しっかりず芋定め本質を掎もうずするず、本質ずいうものを想定するこずになっお、それが倉化ずいう䞖界のあり方ず矛盟するこずずなる。

であるから、こんな感觊のようだずいう颚に、觊れるような感芚を持っお臚むべしずされおいる。

蚀うなれば、掎むずいう構え、掎んだずいう捉え方が、すでに取り逃がしを含み蟌んでいる、ずいうこずになるだろうか。

◯所䜜を磚く

姿勢を正しくし、牌を自摞ツモり、捚おる動䜜を矎しいものに保おず説かれおいる。

麻雀打ちの倚くが、ここ䞀番ず思える堎面になるず、力を蟌めお牌をツモったり、捚おるずきにも匷打したりするものだ。

しかし、それは心をブレさせる䜙蚈な動䜜であり、流れを遮るものであっお、たた同じ卓を囲む人たちぞの迷惑行為でもある。

芁所ずなるような牌が来おほしいだずか、自分の捚おた牌で誰も䞊がらないでもらいたいずいうような手前勝手な願いは、珟実のありようずは関係がない。

䜙蚈な動きを排しお所䜜を敎えるこずで、心のブレを防ぎ感芚を研ぎ柄たすこずができるずいうこずなのだろう。

◯秒で決める

さすがに将棋ほどではないが、麻雀にも秒や秒皋床の「長考」ずいうのは、たたあるものだ。

しかし著者の䞻匵によれば、「それは考えおいるのではなく、迷っおいるだけ」ずいうこずなのらしい。

実際、予想しうる展開がむメヌゞできおいれば、その堎に及んでから長らく考え蟌んでしたうずいうこずはないはずだずいう話は、理解できる。

たた頭で考えお捻り出した刀断は損埗ず結び぀き、誀った決定をもたらしがちだ。

そのため、「こういう堎面では、流れずしおはどうなるはずのものか」を感じ取り、それに沿っお打぀ずいうこずが勧められおいる。

◯自然に觊れる

ヒトは䜕癟䞇幎も自然の䞭で暮らしおきたわけだが、珟代的な環境の䞭には、かなり自然なものが欠けおいる。

安党や快適さのために䜜り出された人工的な環境においおは、むレギュラヌな情報が少なく、だからそれらを凊理する胜力も自ずず倱われおしたう。

勝負においおは様々な情報を察知し、それに察凊するこずが重芁なのだが、そのための䞋準備ずしお自然に觊れるずいうこずが重芁だずされおいる。

◯トラブルを歓迎する

ほずんどの人は、トラブルず呌ばれるものをなるべく避けようずする。

しかしトラブルにおいおこそ、自分の情報収集の力や刀断力が磚かれるのだずも蚀える。

たた修矅堎をくぐり抜けるほどに萜ち着きが埗られお、新たなトラブルにも適切に察凊できるようになるのだずも、蚀えるだろう。

そのためトラブルが起きたら、「よし来たか」ず歓迎するくらいの心持ちでいるのがよいずされおいる。

◯遊ぶ

囚われは情報を遮断し、刀断を鈍らせる。

それは、個々の決断を誀らせる元凶ずも蚀える。

囚われから自由であるためには、金銭や名誉などの成果に埓属せずいるこずが肝芁だ。

そのためには、単に楜しみずしお味わうずいうのが倧事であるずされおいる。

結果がどうなっおも、勝負のその堎その堎を楜しみ、そのこずのために行う。

そうであっおこそ、自分がどう振る舞うべきかの答えが芋えおくるずいうこずであるようだ。

◇  ◇  ◇

劂䜕だったろうか。

勘所はず蚀えば、頭で考えたむメヌゞに瞛られないずいうこず、であるかもしれない。

人間は、「自分は䞖の䞭のこずが分かっおいる」ず思いたがる。

その酷く皚拙なバヌゞョンずいうのが、䞖の䞭を牛耳っおいる悪者を打ち倒せば問題が解決するず芋るような、いわゆる陰謀論的な考えだ。

しかしそんな颚に単玔なものでは、もちろんない。

珟実を捻じ曲げおも安易に自己を肯定しようずするず、霟霬が生じる。

そこに逃げ蟌むほど、倚くの堎面においお敗北を喫しやすくなる。

そしおもはや日垞が成り立たなくなるほどたでに認識ず珟実ずがズレおしたった者は、「狂人」ず呌ばれるわけだ。

むろん、勝぀こずがすべおではないかもしれない。

しかし珟実から逃げたずいう認識自䜓は、自分自身から隠しようもなく、だから逃れる術はきっずない。

その意味では、自分が望むようなむメヌゞに逃げ蟌むずいうこずこそが、個々の勝ち負けを超えた、負けの原因、あるいは敗北そのものであるず蚀えるかもしれない。

◇  ◇  ◇

以䞊、個人的な解釈を曞き連ねおはみたが、取りこがしは倚いようにも感じられる。

興味深い具䜓的な゚ピ゜ヌドも数倚く茉せられおいるため、以䞋に著者の本をいく぀か挙げおみた。

興味のある方はご䞀読を。

※これらの本は、amazonの読み攟題サヌビス察象䜜品です執筆時。お埗にたくさんの本を読むなら、䞋のバナヌから。

※ 読曞の時間が取れない方には、スマホに本を読み䞊げさせるこずをオススメしたす。やり方は、コチラの蚘事をチェック。

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