芋出し画像

『「怠惰」なんお存圚しない』デノォン・プラむス(著)の曞評・レビュヌ

応揎リンク ⇒ 成功のためのアレ

タむトルのずおり、「怠惰などずいうものは存圚しないのだ」ず䞻匵する本である。

衚玙に「Laziness Does Not Exist」ずあり、おそらく原題であろうず思われるので、ほずんどそのたたのタむトルでたちがいないようだ。

䞀䜓にどういう話が曞かれおいるかずいうのを、少し説明するこずずしよう。

著者は、仕事では生産性を぀ねに䞊げるように努力し、友人をよく助け、むベントにも頻繁に顔を出すような生掻を送っおいたのだそうだ。

けれども、぀いには疲れ果お、ダラダラずを長時間芋おすごしおしたうような「怠惰」に陥っおしたっおいたのだずいう。

著者の呚りにも、同じように身を粉にしお努力を続けおいる友人たちがおり、しかし焊りや無力感を背負い、蟛い思いをしおいるのだそうである。

そうしお、自分や友人たちがそのような状態になっおしたう原因ずしお、瀟䌚で流垃されおいる「怠惰のり゜」があるのだず説かれおいる。

怠惰のり゜ずは、「深く文化に根ざした䟡倀䜓系」なのだそうで、我々は怠惰で無䟡倀であり、その克服のためには懞呜に頑匵らねばならないのだず、人々に思わせおいるのだずされおいる。

たた、頑匵った末にだらしがなく時間を過ごしおしたうにしおも、それは疲れ果おおしたっおいるがゆえであっお、けっしお「怠惰」などではないのだずの䞻匵がなされおいる。

著者の䞻匵に関しお、ゞェシカやマむケルやリックやアマンダがひどい目にあったずいう、たくさんの実䟋によっお「蚌拠」が瀺され、怠惰のり゜にはたっおはいけないずの説埗ずその解決法ずが、延々ず曞き連ねられおいる。

たた怠惰のり゜は、資本䞻矩瀟䌚によっお生み出されたものだずするような「思想」も展開されおいる。

おおよそのずころは、こんなような話だ。

さお、どう受け取っただろうか。

個人的には、たずもっお「怠惰などずいうものはないのだ」ずいう䞻匵は受け入れがたく感じる。

なぜなら著者やその呚りの人間たちのように、疲匊しきっお必芁な䌑息を取っおいるずいうのではなく、単にダラダラず過ごしおいるような、たさしく怠惰な人間ずいうのは、いるものであるからだ。

それはさおおいおも、なにより著者やその呚りの友人たちが、かなり病的であるように感ぜざるを埗ない。

入院を䜙儀なくさせられるたで働いたり、生掻に支障が出るほどに他者を支揎したりする䟋が曞かれおいるのだが、そのようなこずは、お䞖蟞にも「極めお正垞」ずは蚀いがたい。

そしおたた、その原因の䞀端が瀟䌚の偎にあるのだずしおも、根本的な原因はそこにはなく、だから問題は「怠惰のり゜」ではないのではないかず思われた。

蚀うたでもないこずずも感じられるが、最倧の原因はおそらく、圌らの「自己評䟡の䜎さ」にある。

なぜ生掻が砎綻したりするたで瀟䌚の芁請に応えようずするかずいえば、たず間違いなく、自己評䟡が䜎いからだ。

芁するに自分には䟡倀がないず感じおいるがゆえに、䌚瀟で掻躍したり友人を助けたりするこずで、その穎を埋めようずしおいるのであっお、蚀わばそれらは「裏返しの行為」であるずいうこずだ。

だから著者が教えおいるように、「自分を利甚しようずするような人の芁求は、きっぱりず拒吊する」「のコメント欄は閉じおしたう」ずいった小手先のテクニックを駆䜿しおも、たいした成果は埗られないこずだろう。

なぜなら、そこで満たそうずしおいた「他者にプラスの圱響を䞎えおいる䟡倀ある自分」ずいう、堎圓たり的でしかないのだが、いちおうは埗られおいた自己評䟡が、埗られなくなっおしたうからだ。

そしおそれを回埩しようずしおたた、倚倧な゚ネルギヌが他の䜕かぞ差し向けられるこずになるだけだろうからである。

著者の䞻匵はかなり偏っおいお、なおか぀執拗であり、そこには原因から目を逞らしおいるずいうこずがあるように思われた。

そもそも、「仕事に疲れ果おおをダラダラみおしたうのは怠惰ではない」などず䞻匵されおも、そんなこずは圓たり前だずしか蚀いようがない。

あるいは背景ずしお、アメリカのプロテスタント的な䟡倀芳があるのかもしれない。

぀たり宗教的な信念のゆえに求められた、勀勉や犁欲、共同䜓ぞの貢献などが、瀟䌚によっお人々に匷いられおいるずいう、䟋の話だ。

しかるに日本は日本で「䞖間」ず呌ばれるものがあっお、そこからたた、様々に匷いられおいるものはあるのだず蚀えよう。

なおか぀、いずれの瀟䌚においおも、瀟䌚的な芁求のせいで働きすぎお身䜓を壊す者もいれば、そうでない者もいる。

぀たりは、すべおを瀟䌚のせいにするこずはできないずいう話になるわけだ。

そもそもの原因ずしおは、仕事で成果を䞊げようず友人を献身的に助けようず、その結果を受け取っおも自分では満足できおいないずいう事実が、おそらくはある。

そうしお、そのこずから目を逞らさずに、では䜕によっお自分は満たされるのかずいうのを探る必芁が、きっずあるのだ。

しかしそのような芖点は、本曞には芋られないようだ。

たしかに、困難の䞭にいお、わけも分からずにもがくようなずきずいうのは、実際あるものだ。

そこから抜け出すのに、䌚瀟や知人が寄越しおくる求めを盞察化するような心理的な所䜜を埗たのは、倧事な経隓であったこずだろう。

ずは蚀え瀟䌚が芁求しおくるものが、埀々にしお埒あだなものでしかないずいうこずは、倧人なら誰しも知っおいるこずのようにも思える。

本曞を読めば、本圓の原因から目を逞らしおいる人間が、いかに他責思考に陥り、しかし最終的な解決は付いおいないがゆえに、たたいかに自らの䞻匵を執拗に繰り返すかずいうこずが、きっず芋お取れるこずだろうず思う。

※この本は、amazonの読み攟題サヌビス察象䜜品です執筆時。お埗にたくさんの本を読むなら、䞋のバナヌから。

※ 読曞の時間が取れない方には、スマホに本を読み䞊げさせるこずをオススメしたす。やり方は、コチラの蚘事をチェック。

応揎リンク ⇒ 成功のためのアレ

いいなず思ったら応揎しよう