50歳を過ぎて再開した登山の話③春の花を楽しむ佐渡島
ゴールデンウィークを少しはずして佐渡島に行ってきました。
「花の島」とも呼ばれる佐渡。
高山植物が大好きな夫の発案で、佐渡最高峰の金北山と、ドンデン高原をめぐります。

いろんなルートがありますが、そこはほら、我々は年齢増、体重増、体力減の三重苦のなかの登山ですから、最も楽なルートを選択。
標高850メートルにある白雲台の交流センターまで一気に車で登り、1,172メートルの金北山を3時間ほどで往復します。

さらに楽なのは、ほぼ舗装されているか、砂利が敷かれた道であること。
このあたり、防衛省管理道路が続くのです。(立ち入る場合は事前にトレッキング協議会への届け出が必要)
歩き始めて100メートルも進まないうちに、お花が。

「わー、シラネアオイだ!」夫の歓声。
一番見たかった花だそう。
その後もシラネアオイはあちこちに群生していて、珍しいと言われる白いシラネアオイも見ることができました。




ドンデン高原から金北山を経由し白雲台まで縦走するのがメジャーなようで、逆ルートである我々の後ろからは誰も来ません。
ゴールデンウィークが終わった平日ということもあって、すれ違う人もまばらでした。


尾根筋に出てからは強風との闘い。
頂上で景色を眺めながらお昼ご飯にしようと思っていましたが、とてもそんな状況ではないので、少しでも風をよけられる場所まで下ることに。
ドンデン方面から登ってきたグループもそそくさと下りていきました。
防衛省施設のブロック塀の陰に入って、お昼ご飯。
座る場所がないので、塀にもたれかかって立食です。

食べているうちに、谷のほうから次々とガスが。


さっきまで見えていた景色も全く見えなくなり、先を歩いているはずのグループの姿もつかめない。
それでも、尾根から外れて高度が下がるにつれ風も弱まり、往路に見た花々を再び楽しみながら下山しました。

本当は翌日に、アオネバ登山口からドンデン高原までのトレッキングを予定していましたが、雨風が残るという予報だったので日程変更。
天気が回復した2日後に訪れました。
しかしこの日は旅の最終日。
当初予定のコースを歩く時間はないので、ドンデン高原ロッジに車を置いて、周辺を2時間ほど散策することにしました。

真っ白で見えなかった佐渡島の風景が、嘘のようにくっきりと鮮やか。

よく整備された登山道の両脇には、可憐な花々。
眺めながら、写真を撮りながら、ゆっくりゆっくり歩きます。






尻立山からは360度ぐるりの眺望。
この日の写真はどれも青と緑に染まっていました。

歩き終わる頃には、冷たい風がやみ、じんわりと汗ばむほどに。
まだまだ蕾の状態の、他の種類の植物もたくさんあり、これから次々と咲くのだろうなと想像すると、いろんな季節に訪れたくなる山でした。

