見出し画像

📚評価軸 あとがき

評価軸の話を、なぜここまで書いたのか

そもそもこのシリーズを書き始めた理由はとてもシンプルです。

去年、業界も立ち位置も理解していないのに
分かった気になって語るレベル感の合っていない声が湧いたこと笑

論点はズレている
範囲も違う
評価軸という概念すら存在しない。

それなのに
強い言葉と断定だけは一人前。

正直、最初は失笑でした。

でも途中で考えが変わりました。

これは叩き返す話じゃない。
ちゃんと「わからせないといけない話」だと。



問題はアンチじゃない

はっきり言っておきます。

問題は
アンチが湧いたことではありません。

問題は
立ち位置の違いが言語化されていない業界構造です。

・見ている世界が違う
・扱っている範囲が違う
・責任を持っている領域が違う

それなのに
同じ言葉だけを使って
同じ土俵に立っているつもりになる。

そりゃ噛み合いません。

意見の違いでもなければ、
正義の衝突でもない。

ただの立ち位置の不一致です。



なぜ「評価軸」を言語化したのか

慢性を扱う世界では、
• 病理を見ている人
• 痛みだけを追っている人
• 理論を積み上げている人
• 全体の調律を見ている人

これらが
何の整理もされないまま混在しています。

それ自体は悪くない。

問題は
自分がどの評価軸に立っているかを自覚せずに語ること。

評価軸が違えば
同じ身体を見ていても
本当に別の世界が見えます。

それを
「エビデンスがない」
「非科学的だ」
の一言で切り捨てるのは
思考停止でしかありません。



日本はまだこれからの国

ここが
このあとがきで一番伝えたかったところです。

日本では
治療家という業界自体がまだ確立されていません。

制度も
教育も
評価基準も
役割分担も

すべてが未完成です。

だから
• 声の大きい人が目立ち
• 強い言葉が広まり
• 構造の話が置き去りになる

でも逆に言えば

まだパイオニアになれる

ということでもあります。

海外では
治療家の範囲や評価軸は
すでに共有されています。

日本は
これからです。



これから学びたい「未完の治療家」へ

このシリーズは、
完成された人向けではありません。

これから学びたい人
まだ迷っている人
自分の立ち位置を探している人

いわば
未完の治療家に向けて書きました。

・技術が足りない
・自信がない
・何を学べばいいか分からない

それでいい。

大事なのは
「どのテクニックを学ぶか」より先に

どの評価軸で人を診たいのか
を考えることです。

ここが決まらないまま
技術を足しても
理論を集めても
いつか必ず迷います。



わからない人はわからないままでいい

正直に言います。

このシリーズを読んで
「何を言っているか分からない」
と感じた人に、
無理に理解してもらう必要はありません。

評価軸には段階があります。

今はまだ
違う世界を見ているだけ。

それでいい。

ただし
違う世界を知らないまま否定すること
それだけは線を引きます。



最後に

評価軸の話は地味です。

バズらないし
即効性もない。

でも
一生ブレない軸になります。

もしこのシリーズが

「自分は、どこに立ちたいのか」

を考える
小さなきっかけになったなら
それで十分です。

日本の治療業界は
まだ未完成。

だからこそ
本気で学ぶ人には
まだ席が空いています。

静かに
でも確実に



評価軸シリーズ・完全完結

いいなと思ったら応援しよう!