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👂第4回「評価できない=聞けていない」

はじめに

治療家業界ではよく

「評価が大事」

と言われます。

これは本当にその通りです。

でも
ここにも大きなズレがあります。

多くの人は
評価を

・検査
・可動域
・筋力
・姿勢分析

こういうものだと思っています。

もちろん必要です。

でも
慢性を扱うなら
それだけでは足りません。



結論

評価=身体の情報を聞くこと

です。

つまり

評価できない=聞けていない



なぜ評価を外すのか

理由はシンプルです。

「見たいもの」しか見ていないから

です。

例えば

・骨盤がズレている気がする
・猫背に見える
・筋肉が硬い
・姿勢が悪い

こういった
自分の理論

を先に当てはめてしまう。

するとどうなるか?

身体の本当の情報が見えなくなる



慢性で本当に見るべきもの

慢性は
単純な構造破綻ではありません。

むしろ多くは

「守っている状態」

です。

だから見るべきは

・どこが硬いか

ではなく

「なぜ守っているのか」

です。



本当に上手い人が見ているもの

上手い治療家は
筋肉だけを見ていません。

・呼吸
・圧
・滑走
・循環
・防御
・神経の興奮
・姿勢変化
・視線
・顎口腔入力

こういった

身体全体の反応

を見ています。

つまり

部位ではなくシステムを見ている



評価が浅い人ほど技術依存になる

これもかなり多いです。

評価ができない人ほど

・新しいテクニック
・派手な矯正
・強刺激

を求め始めます。

なぜか?

原因が分からないから

です。

逆に
評価できる人ほど
やることはシンプルになります。

なぜなら

どこを触れば身体が変わるか

が見えているからです。



評価とは会話

本当に上手い人は、
評価を検査としてやっていません。

身体との会話

としてやっています。

・この圧は嫌なのか
・この方向は逃げるのか
・ここで呼吸が止まるのか
・どこで安心するのか

これを聞いている。

だから

評価と施術が繋がっている



「評価だけして終わる人」がダメな理由

これも重要です。

たまにいます。

評価だけ異常に細かい人。

でも
結果が出ない。

なぜか?

聞いた情報を使えていないから

です。

評価は
知識披露ではありません。

介入ポイントを決めるための情報収集

です。

つまり

評価→介入→再評価

ここまで繋がって初めて意味がある。



まとめ

慢性臨床で最も重要なのは

「何をするか」ではない

その前の

「何を聞き取れているか」

です。

・耳で聞く
・目で見る
・手で聞く

この精度が上がるほど
評価は深くなります。



おわりに

臨床が不安定な人ほど、
技術を増やそうとします。

でも本当に必要なのは逆です。

聞く精度を上げること

評価とは
身体の声を聞く作業です。

そこがズレている限り
どんな技術も安定しません。

次回は

「なぜ技術マニアほど臨床が不安定なのか」

このテーマをやります。

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