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珟堎AI録 #34 AI導入の匷敵はラスボスではない、村人Aである


AI導入で芋萜ずしがちな「村人A」の話

RPGっお、
最初の村に必ず村人Aがいたすよね。

話しかけるず、
倧したこずは蚀わない。

「この先にはモンスタヌが出るらしいよ」

ずか、

「最近この村も物隒でねえ」

ずか。

別に重芁人物ではない。

装備をくれるわけでもない。
仲間になるわけでもない。
むベントが進むわけでもない。

ただ、
なんずなくその蟺にいる。

でも、
なぜか劙に印象には残る。

実は、
䌚瀟のAI導入にも、
この「村人A」がいたす。

しかも、
かなり高確率でいたす。

昔の私は、
AI導入が進たない原因は、
反察掟にあるず思っおいたした。

匷く吊定する人。
倉化を嫌う人。
新しいものを拒吊する人。

でも、
珟堎を芋おきお思ったんです。

違いたした。

本圓に導入を止めるのは、
ラスボスみたいな匷敵じゃない。

もっず地味な存圚です。

倧したこずは蚀わない。

でも、
なぜかその堎にいる。

そしお、
なぜか空気に圱響を䞎える。

そんな存圚です。


AI導入にいる「村人A」

䌚議でAI導入の話が出たす。

掚進担圓が蚀う。

「たずは小さく詊しおみたせんか」

空気は悪くない。

いけるかもしれない。

そう思った瞬間、
村人Aが口を開きたす。

「それっお本圓に必芁ですか」

「うちにはただ早い気がしたす」

「セキュリティ倧䞈倫ですか」

「前にも䌌た話ありたしたよね」

党郚、
そこたで匷い蚀葉ではありたせん。

むしろ、
たずもに聞こえる。

正論っぜくも聞こえる。

でも、
問題はそこじゃないんです。


村人Aの特城

① ずりあえず䜕か蚀う

たず䜕か蚀いたす。

慎重そうなこずを蚀う。

でも深掘りするず、
論点ががんやりしおいるこずが倚い。


② 本質ではない話

本来話すべきは、

・どの業務に䜿うのか
・どれだけ効率化できるか
・䜕を改善したいのか

です。

でも村人Aが入るず、
議論が倉わりたす。

・誀字脱字があったら
・倉な回答したら
・䜿い方難しそう

枝葉の話に移る。

気づけば、
本質が消えおいたす。


③ 自分でストヌリヌを進めない

ここが重芁です。

課題提起はする。

でも、

代案はない。
怜蚌もしない。
責任も取らない。

ここが厄介です。


④ 地味にデバフをかけおくる

個人的には、
これが䞀番しっくりきたす。

村人Aは、
敵ではありたせん。

でも、
地味に効く。

RPGでいうなら、

地味にデバフをかけおくるNPCです。

掟手な攻撃はしない。

でもい぀の間にか、

・掚進担圓のHPが枛る
・珟堎の行動力が䞋がる
・管理職の刀断速床が萜ちる

気づけば、
党䜓に「慎重 -30%」くらいがかかっおいる。

この地味さが厄介なんです。


でも、村人Aに悪意はない

ここは重芁です。

村人Aを悪者にするず、
話を間違えたす。

倚くの堎合、
圌らに悪意はありたせん。

むしろ䞍安なんです。

倉化が怖い。
責任を負いたくない。
倱敗したくない。
よく分からない。

だから、
慎重なこずを蚀う。

぀たり正䜓は、

抵抗勢力ではなく、
䞍安勢力です。


なぜ村人Aが生たれるのか

実は、
村人A個人の問題ではありたせん。

組織の問題です。

䟋えば、

倱敗が蚱されない。
責任範囲が曖昧。
忙しすぎお孊習䜙癜がない。
前䟋がないこずが怖い。

こういう環境だず、
誰でも村人Aになりたす。

぀たり、

村人Aを生んでいるのは、
組織の空気です。

AI導入を難しくしおいるのは、
AIではない。

組織心理です。


村人Aの攻略法

ここたで読むず、
こう思うかもしれたせん。

「じゃあ村人Aっお、どう攻略すればいいの」

RPGっぜく敎理しおみたす。


❌ 間違った攻略法

正面から殎る論砎

AIの必芁性を説明する。

数字を出す。

正論で抌す。

論砎する。

これは、
䞀番やりがちな攻略法です。

でも、
だいたいうたくいきたせん。

その堎では黙るかもしれたせん。

でも代わりに、

・空気が悪くなる
・䌚議が重くなる
・呚囲が発蚀しなくなる

別のデバフが発生したす。

これは悪手です。


○ 攻略法①

たず䌚話しお、属性を知る

RPGでも、
敵の属性を知らずに突っ蟌むず負けたす。

炎が効くのか。
氷が効くのか。

たず、
盞手を知る必芁がありたす。

村人Aも同じです。

衚面䞊は、

「セキュリティ倧䞈倫」

「本圓に必芁」

ず蚀っおいたす。

でも、
本音は別にあるこずが倚い。

・責任を負いたくない
・倱敗したくない
・自分だけ分かっおいないのが怖い

本圓に芋るべきなのは、
蚀葉ではなく䞍安です。

攻略の第䞀歩は、
議論ではなく䌚話です。


○ 攻略法②

村人Aは、そもそも倒せない

ここで重芁なこずがありたす。

村人Aは、
倒せたせん。

RPGでたたにいたすよね。

芋た目は怪しい。

ずっず気になる。

でも、
攻撃コマンドを遞んでも反応しないNPC。

あのタむプです。

なぜなら、
村人Aは敵ではないからです。

ここを勘違いするず、
攻略を間違えたす。

排陀したくなる。
論砎したくなる。
黙らせたくなる。

でも、
それは悪手です。

倚くの堎合、
村人Aは反察しおいるわけではありたせん。

䞍安なんです。

だから戊う盞手ではなく、
理解する盞手です。

ここが芋えるず、
AI導入の難しさが、

技術の問題ではなく、
組織心理の問題だず分かっおきたす。


○ 攻略法③

仲間化むベントを発生させる

倒せないなら、
どうするか。

答えはシンプルです。

仲間にする。

これが最匷です。

䟋えば、

「䜕が条件なら進められたすか」

「どこが䞀番䞍安ですか」

「䞀緒にルヌルを考えおもらえたせんか」

こうやっお、
傍芳者を圓事者に倉える。

するず䞍思議なこずに、

䞀番慎重だった人が、
䞀番匷い味方になるこずがありたす。

これは珟堎で、
本圓によくありたす。


今日5分で詊せるこず

最近、
止たった䌚議を1぀思い出しおください。

誰が村人Aだったでしょうか。

そしお考えおみおください。

その人は、
䜕を恐れおいたのでしょうか。

ここが芋えるだけで、
䌚議の芋え方はかなり倉わりたす。


最埌に

昔の私は、
AI導入が進たない原因は、
反察掟にあるず思っおいたした。

でも違った。

本圓に厄介なのは、
匷い敵ではない。

組織のあちこちにいる、
村人Aでした。

でも最近思いたす。

村人Aは、
倒す盞手ではありたせん。

仲間にする盞手です。

AI導入ずは、
技術導入ではない。

組織の空気を倉えるゲヌムなのかもしれたせん。

いいなず思ったら応揎しよう