【詩】桃紅色の花びら
アスファルトの上
揺れる陽炎
その向こうに
目を引く優し気な
桃紅色の小さな花
円錐のかたまり
容赦ない陽に 抗わず
そのまま ありのままで
わたしたちを
楽しませてくれる
その花は
時間という糸を繋いで
つぎからつぎへと
夏時間を駆け抜ける
桃紅の花は
サルが滑って堕ちる その時
手を差し伸べる
心ない いわれに負けず
微笑を与える強さを守ろうと
自らの約束を果たそうと
心に決めた 桃紅色
強さと優しさをあわせもつ
百日紅の
優しい花びらが
今日も夏を、
われわれを、
見守り続ける
~お読みいただきありがとうございました~
お花シリーズ「百日紅」です。
先日の芙蓉の花と違って百日紅は
一つ一つの小さな花が次から次へとバトンを渡し
100日は咲くだろうと言われています。
(円錐花序と言うそうです)
つるつるした幹はサルも滑ってしまうし、
縁起が悪いとか?
100日後に戻って来るとの約束を
したけれど戻れなかったとか?
色々な説?がありますが、炎天下に
咲く、あのピンク色にはとても励まされます。
2週続いて、きれいなピンク色の花の
詩を書いてみました。
残暑、お体に気を付けておすごしください。
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