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『思考の庭の぀くりかた はじめおの人文孊ガむド』犏嶋亮倧著を読み、無謀にもnoteで思考の《庭》を぀くっおみる


 本曞は、倧孊の先生であり批評家である著者が、人文知の山を登るコツや基瀎知識を玹介しおくれる入門曞です。

 倧孊の先生立教倧孊文孊郚准教授なので、䞻に倧孊生を想定しおいたすが、幎霢関係なく、思考の敎理に圹立぀本だず思いたす。

 本曞のねらいは、ちょっずした思考の「目詰たり」を陀去しお、人文孊や批評に察する食わず嫌いを少しでも枛らす、ずいうものです。

 本曞の構成は、前半で、読曞術、思考術、コミュニケヌションずいった知的生産がスムヌズにいくための技術を語り、埌半で「近代」「歎史」「芞術」ずいう぀のテヌマに぀いお、それらず向き合うこずの基本的な考え方を瀺しおくれたす。

 ねらいを達成するための入門曞ずしお理想的な章立おず展開、そしお、星海瀟新曞の章立おのビゞュアルもおしゃれです笑。
 入門すらしおいない私のような門前の人間には、ありがたい限り。

 そしお、本曞のタむトルは「思考の庭の぀くりかた」。

 ずいうこずで、本曞をずおしお、本noteで思考の《庭》を぀くるこずができるのか、を考えおみようず思いたす。

 わずかな読曞履歎で、《庭》ができるのかはわかりたせんが笑、拙いながらも考えを巡らせおみたす。


《庭》ずいうコンセプト

 たず、《庭》ずいう本曞のコンセプトに぀いお。

 《庭》の特城

 著者は、小林秀雄のような先鋭的な批評家になるのはハヌドルが高いため、今日の「思考する䞻䜓」を䞀般的で芪しみやすいモデルに眮き換えるずいうこずで、《庭》ずいう抂念を提案しおくれたす。

①庭は、「テクスト」ず䌌おいる。 
  庭の怍物の生育状況には時差がある
②庭は、オヌプンシステムである。
③庭の動怍物たちはネットワヌクを圢成しおいる。

 著者は、「二䞀䞖玀においおものを考えるずは、あれこれ詊行錯誀しながら、庭を䜜るこずに近い」ずいいたす。
 ちゃんず内郚でメンテナンスが必芁だし、庭の䞭の動怍物は、盞互に干枉しあっおいる、倖郚環境が庭の環境にも圱響するが、颚通しがよくないず怍物は育たないので、倖界ず䞀切遮断するこずは䞍可胜ずいった感じです。

 そしお倚分ですが《庭》は、テクストずしおの《庭》ず堎公共空間ずしお《庭》に分けられるような気がしたす。
 ここは、もしかしたら、著者の意図に合っおないかもしれたせんが、「読めおない本でも堂々ず語る」のが本noteのコンセプトなので笑、気にせず進みたす。
 以䞋のような感じかず思いたす。 

・テクストずしおの《庭》   思考する䞻䜓

・堎公共空間ずしおの《庭》  思考する公共空間


 そもそも《テクスト》ずは

 そもそも、《テクスト》がよくわかっおなかったので、もう䞀床読み盎しお確認したした最初の方に曞いおあった。
 テクストは、もずもず織物の意味だそうです。
《䜜品》ず《テクスト》は区別しお考えるそうです。

《䜜品》   ネットワヌクから切断されたいわばクロヌズドな状態での文曞モデル

《テクスト》  ネットワヌクに察しおオヌプンな状態の文曞モデル

 人文系の孊問の根幹にあるのは、この《テクスト》を読む䜜業で人文系のトレヌニングの基本䞭の基本玠振りみたいなもんだそうです。

 やはり、人文孊を志すにはきちんず《テクスト》を読たないずいけないのか 

 ず思われたすが、ここで著者は、「目詰たりをずる」読曞術を教えおくれたす。


 ぀たり、

  本は非線圢ノンリニアな道具箱である

 ず著者は蚀いたす。


 本は、そもそも最初から最埌たでリニアたっすぐに読み通す必芁はないず蚀っおくれたす。
 著者は、順をおっお、埋儀に最初から最埌たで順番に読たなければならないずいう思い蟌みを捚おおよいずいいたす。

 むしろ、オヌプンモデルである《テクスト》のネットワヌクに接続するこずが倧事だず蚀いたすこの《テクスト》のネットワヌクに接続するテクニックの詳现は、本曞に曞いおありたすので是非読んで芋おください。

 《テクスト》の特城に぀いお、著者は

① 䞍均質であるこず

② オヌプンシステムであるこず

③ ネットワヌクであるこず

 を䞊げたす。

 だから、「庭」ず《テクスト》は䌌おいるずいうこずになりたす。


 䞖界は《テクスト》ず䌌おいる


 著者は、批評家に぀いお、この䞖界テクストを知的なアマチュアずしお生き抜く術を倚面的に瀺そうずする職業ずいいたす。

 批評家は、テクストを読むのに慣れおいるので、だんだん䞖界がテクストのように芋えおくるず蚀いたす。

 なぜなら、䞖界はテクストず同じく


① 異質なものの集合䜓 であり

② オヌプンで未完結 であり

③ ものごずをネットワヌク的に繋げおいる

 からです。

 䞖界を熟知した「専門家」はいないので、この䞖界テクストを知的なアマチュアずしお生き抜く術が必芁です。それを倚面的に瀺そうずするのが、批評家だず著者はいいたす。

 ぀たり、䞖界も《テクスト》に䌌おいるずいえたす。

《思考の庭》で《庭》を手入れしおみる


 庭の堎所を探す 

 これたで拟い読んできたのは以䞋のずおり。

●《庭》の特城぀  
  䞍均質で  
  オヌプンシステムで  
  ネットワヌクを圢成しおいる

●《庭》には、テクストずしおの《庭》ず公共空間ずしおの《庭》がある。

●《庭》はテクストに䌌おいる。

●䞖界はテクストに䌌おいる。

さお、《思考の庭》のネットワヌクに接続できるか 

䞊蚘は䜕か前読んだのず、䌌おいるような 


もう䞀぀先ほど出おきたこず
本は非線圢ノンリニアな道具箱

最初から最埌たで埋儀に読たなくおいい・・・




・・・





あ、この前読んだ「読んでない本を堂々ず語る」「本は読んでなくおも、人に語っおいい」ず同じかも。




 ※ ずいうこずで、このあずの《庭》の手入れに付き合っおいただける方は、良ければ週間くらい前に曞いた以䞋のnoteも読んでみおいただけるずうれしいです笑


 庭の手入れを進める

 さお、手入れができるかやっおみたす。

 先日読んで感想をたずめた「読んでいない本に぀いお堂々ず語る方法」では、぀の【図曞通】が出おきたした。

【共有図曞通】
【内なる図曞通】
【ノァヌチャル図曞通】

 の぀です。

 芁玄するず

・共有図曞通のなかの䜍眮付けが分かっおいれば、読んでいなくおも本を語れる。

・ひずりひずりに共有図曞通の䞻芳的芁玠ずしおの内なる図曞通があり、察話においお他人の内なる図曞通ず接觊するこずで、コミュニケヌションが生たれる。

・曞物に関するこのコミュニケヌション空間であるノァヌチャル図曞通は、むメヌゞの空間、虚構の空間、遊戯的空間であり、幻想であるから、あいたいさや空癜、欠萜が蚱され、それゆえに、他人の蚀葉の重圧から解攟されお独自のテキストを創出する力を芋いだされる。

 ずいう感じです。


 これが、思考の《庭》ずリンクしそうです。

 ずいうこずで、本曞の䞊蚘怜蚎ずリンクさせお、先日の「読んでいない本に぀いお堂々ず語る方法」の《テクスト》の《庭》の手入れをしおみようずおもいたす。

こんな感じ


ずいうこずで、《思考の庭》がちょっずは手入れできた気がしたす。

 「読んでない本を堂々ず語ろうずする」本ず「思考の庭を぀くりかた」を解説しおくれる人文孊の入門本が、䌌たようなを蚀っおいるずいうのは面癜いですね笑。

おわりに 曞くこずに぀いお


 最埌に、曞くこずに぀いお、本曞の著者の蚀葉を匕甚をさせおいただこうず思いたす。

 そもそも、ものを曞くずいうのは、倧なり小なり恥をかくずいうこずです。それでも「自分をたしかめ、他人をたしかめる」ためには、どうしおもその恥の倚い䜜業を経なければならない。そしお、その確認䜜業の副産物ずしお、ずきに瀟䌚や文化を改善できるようなミヌム文化的遺䌝子が䜜成できるこずもある。そう信じお、僕は仕事を続けおいたす。
すでに恥をかいおいるのだから、埌は率盎に曞くべきです。「自分をたしかめ、他人をたしかめる」こずは、あくたで率盎な態床でなされねばならない。ごたかさない。暩力におもねらない。勝ち銬に乗ろうずしない。忖床しない。曞き手の倫理は、煎じ詰めればそれです。

犏嶋亮倧『思考の庭の぀くりかたはじめおの人文孊ガむド』(星海瀟e-SHINSHO)


 確かにすでに読めおないのに語るずいう恥をかいおいたす笑
 本曞は、孊生さん向けの本ではありたすが、至る所で著者の誠実さず優しさが感じられる本だず思いたす。
 本曞の埌半の぀のテヌマもわかりやすく面癜いず思いたすので、是非、人文孊の門前での最初の䞀歩に読んでみおはいかがでしょうか。

※Amazon のア゜シ゚むトずしお、この蚘事は適栌販売により収入を埗おいたす。

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