【小説×レシピ】コロコロサラダ
俺の名前は、大谷浩平。
6月も後半になり、
北東北にある大犬空港も暑い日が多くなってきた。
夕焼けがきれいだ。
「わたし、夏至っていう言葉、好きなんですよね」と竹野内さん。
「夏至・・・って、なんでしたっけ?」へらっと笑う俺。
「今日のことですよ!」
竹野内さんは眉間にシュッとしわを寄せ、
左手の薬指でそのしわをさすりながら、
「いちねんで一番、太陽が…」
と説明しかけて、ふっと息をついた。
説明する気が失せたらしい。
うん、
話題を変えよう。
「あ~、暑くて料理する気が起きないな。簡単な料理、知りません?」
竹野内さんの目がキラっと光る。
「材料費が高めでも大丈夫ですか?」
「もちろん!」
俺は前のめりに答える。どんな料理を教えてくれるんだろう。
「コロコロサラダっていうんですけどね」

材料は、きゅうり、アボカド、モッツァレラチーズ、パプリカ。
すべて1cm角に切って、塩、レモン汁、オリーブオイルをかける。
竹野内さん「材料は、きゅうり1本、アボカド1個」
俺「ほう、ほう」
竹野内さん「モッツァレラチーズ、パプリカ。パプリカは、赤でも黄色でもOKです。できれば両方あったほうが色はきれいですけど。」
俺「むり」
竹野内さん「えっ」
俺「材料、多すぎて覚えられない。」
竹野内さん「えぇっ!?こんなに簡単なのに!?」
俺「一人暮らしなんですよ?そんなに材料そろえたら、あまっちゃいますよ」
竹野内さん「えぇ……もっと簡単なレシピ?えぇ~💦」
(つづく)
※ちゃんと続く予定です。
作者のひとりごと
実験的に、小説×レシピを書いてみました。
本編をお待ちの皆様、お待たせしてすみません。
