アルコール依存症62歳男性と映画
私は映画に関しては、とても疎いです。
したがって映画を語る資格は全くないのですが、「じゃあ好きな映画はないのですか?」と問われれば、有ることは有るのです。
Top Gunです。
大学を卒業したころ、ビデオで何度も観ました。
主演のトム・クルーズが、私の2歳年上という親近感もあると思います。
(ちなみに私は、トム・クルーズの食事方法をとても参考にしています)
しかしトム・クルーズが出演しているTop Gun以外の映画で、観たことがあるのは「カクテル」ぐらいしかありません(アルコール依存症ですからね笑)。
ミッション・インポッシブルに至っては、1本通して観たことはありません。
かつて音楽CDは、あまりお金を惜しまずに買いましたが、映画に関してはほとんど興味がありませんでした。
そんな私ですが、テレビで放映されたときに録画したDVDが、手元に2枚だけあります。
それが、Top GunとTop Gun: Maverickです。
決して、戦闘機に詳しいわけではありません。
知っている戦闘機はF4ファントムとF14トムキャット、F15イーグル、爆撃機B1。あとは「最近はステルス戦闘機F35というものがあるよな~」という程度。
あとは、ホーカー・シドレー・ハリアーというイギリスの戦闘機を覚えています。
(もちろんゼロ戦、紫電改、それに一式陸攻やアメリカのB29、B52は知っています)(だって62歳だもの😆)
あとはソ連のミグ25。
名前は良く覚えています。私が12歳の中学1年生だった時の大事件でした。(若者よ、昔「ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)」という国があったのだよ)
【質問】ミグ25事件について簡潔に教えてください。
ミグ25事件とは、1976年9月6日にソ連軍の現役パイロットだったヴィクトル・ベレンコ中尉が、当時最新鋭の戦闘機「ミグ25」に乗って函館空港に強行着陸し、アメリカへの政治亡命を求めた事件です。
事件の概要と影響は以下の通りです。
・日本の防衛体制の穴が露呈
ベレンコ中尉のミグ25は、ソ連側の追跡をかわすために超低空飛行で日本領空に侵入しました。当時の航空自衛隊のレーダーサイトは地上からの反射電波に遮られ、低空を飛ぶ機体を見失ってしまいました。さらに、スクランブル発進した自衛隊の戦闘機もミグ25を発見できず、日本の防空網の脆弱さが浮き彫りになりました。
・函館空港への強行着陸
ミグ25は函館空港に突如現れ、燃料が残り少ない中で強行着陸しました。機体は滑走路をオーバーランして草地で止まりました。ベレンコ中尉は駆けつけた警察官らに亡命の意志を伝え、その後アメリカへ出国しました。
・最新鋭機の調査と返還
アメリカと日本は、ソ連の軍事機密の塊であったミグ25を解体して徹底的に調査しました。これにより、ソ連の航空技術の実態が明らかになりました。調査後、機体は分解された状態でソ連に返還されました。
この事件をきっかけに、日本では低空で侵入する敵機をいち早く察知するため、早期警戒機(E-2C)の導入が進むなど、防衛体制が大きく見直されることになりました。
さて、私が相互フォローさせていただいている方に“元空将 永岩俊道: 国家安全保障アナリスト、”さんがいらっしゃいます。
Top Gun: Maverickの字幕監修を、映画字幕翻訳家・通訳者である戸田奈津子さんとの丁々発止のやり取りの中で担当された経歴をお持ちです。
皆様、はじめまして。元航空自衛隊空将・永岩俊道と申します。
このnoteでは、航空自衛隊での40年、退官後の20年、通算60年にわたり日本の安全保障の最前線に身を置いてきた者として、今この国が直面している現実をお伝えしていきます。
(中略)
私の原点――二つの「まさか」
私の原点には、かつて日本の空を揺るがした二つの「まさか」があります。
一つは1971年の全日空機・自衛隊機の空中衝突事故(雫石事件)。
そしてもう一つは、1976年のミグ25亡命事件です。この時、私自身がスクランブル発進の命を受け、「まさかの脅威」を追って空へと飛び上がった一人です。
F-15のコックピットから見続けた日本の空は、どこまでも美しく、しかし同時に、あまりに危うい均衡の上に成り立っていました。
空将(くうしょう)は、航空自衛隊における自衛官の階級の一つであり、最高位に位置する将官です。
航空自衛隊の主要な部隊や機関の司令官などを務める重要な役職にあてられます。
そのような重責を担ったお立場であるにも関わらず、私の稚拙なコメントにも、丁寧にお答えくださる誠実なお人柄です。
【ここからはアル中おっさんのぼやき…】
最近日本国内は、物価高と格差が拡大し、インフレが続く一方で賃上げが追いつかず、生活困窮や経済格差への不安が広がっています。
少子高齢化と深刻な人口減少で、労働力不足や社会保障制度の維持が危機的な状況を迎えています。
特に地方の衰退が顕著です。地方自治体やインフラの維持が困難になっています。
さらに近年、国際情勢による影響により、地政学リスクが一層緊迫化し、それに伴い、エネルギーや食料の安定確保への不安が強まっています。
皆、先の不安を抱えて生きています。
こんな時代に、みんな心バラバラでいいのでしょうか?
あなたひとりが豊かになっても、国が地盤沈下した場合に、あなたひとりだけは大丈夫なのでしょうか?
私は個々人のより良い人生を考える場合は、日本と言う国家にこだわる必要は無いと考えています。
望むならば海外に移住して、平和に暮らせばいいのです(そんな国があればね…)。それを批判する権利は誰にもないと思います。
しかし多くの人は死ぬまで、国土の山地が7割を占める、資源に乏しいこの小さな国で生きていくのでしょう。
だとすれば、個々人の資産形成ももちろんけっこうな事ですが、豊かで強くて住みやすい安全な社会を作り、次の世代に引き継ぐ努力をした方がよいと考えています。
それなのにこのまま食べ物やエネルギーや、国の守りを海外に頼っていて大丈夫なんでしょうか?
このnoteでは、「お金の勉強をして本当によかった」という声をよく目にします。
それならば現在の不安定な世界情勢の中で、わが国が置かれた現実を知ることも必要ではないでしょうか。
国民の安全のために、ある程度の外交・軍事の知識、それに正しい歴史認識は、お金の知識と同様必要不可欠だと思います。
どなたも政治的立場のいかんに関わらず、“元空将 永岩俊道: 国家安全保障アナリスト、”さんの意見に耳を傾けてみてください。

最後に皆さんへの質問ですが、日本の中で一番、「戦争」あるいは「有事」など絶対に起きて欲しくないと願っている人々は誰だと思いますか?
私は、自衛隊の方たち、そしてそのご家族だと思っています。
お読みいただき、ありがとうございました。
