【28冊目】自律神経って、どうやって身体を調節しているんだろう?〜思っていたよりずっと興味深い〜
今回は、『自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか』(鈴木郁子さん著)を読んだ。
「自律神経って何?」と聞かれたら、
「気分や体調に関係するもの」
「ホルモンが関わっている神経」
そんなふうに、言葉は知っているけれど、ちゃんと説明しようとすると難しい。
そこで今回は、自律神経についてもう少し知ってみようと思い、この本を読んでみた。
たとえば、熱いものを手で触ったときに、
「あちっ!」
と、すぐに手を引っ込める。
一方で、お風呂にゆっくり浸かって、
「気持ちいいな〜」
と感じることもある。
どちらも神経系が関わっているけれど、
情報の伝わり方や伝わる速さが違う🤔
普段何気なく感じている裏側に、
こんな仕組みがあったなんて🤭
日常の感覚と医学の知識がつながっていくのが、面白い🌸✨
今回は、私がこの本を読んで「え、そうだったの?」と驚いたことを中心にまとめてみたい。
体性神経系と自律神経系はニューロンの数が違う

体性神経系の運動経路は、基本的に1個のニューロンで骨格筋までつながっている。
一方、自律神経系では、節前ニューロンと節後ニューロンという2個のニューロンをリレーして、心臓や消化管などの内臓へ情報を伝える。
【体性神経系の運動経路】
中枢神経系 → 運動ニューロン1個 → 骨格筋
【交感神経・副交感神経】
中枢 神経系→ 節前ニューロン → 自律神経節 → 節後ニューロン → 効果器
情報が伝わる速さの違い、とても興味深い🤔
例えば、熱いものに触れた時は、すばやい反応が必要だから、速く伝わる神経線維が使われるってことかあ🤔
「発散」と「収束」で、情報の広がり方が変わる
神経について調べていて、もうひとつ面白いと思ったのが、「発散」と「収束」という仕組み。
発散というのは、
ひとつのニューロンから、
複数のニューロンへ情報が広がっていくこと。
逆に収束は、
複数のニューロンから、
ひとつのニューロンに情報が集まってくること。
自律神経では、この発散が起こることで、ひとつの情報をたくさんの場所へ伝えることができる。
つまり、
1つのニューロン
↓
複数のニューロン
↓
いろいろな臓器へ
というように、情報が広がっていく。
ひとつのニューロンから複数のニューロンへ情報が広がることで、広い範囲の効果器(心臓や血管、消化管など)を調節できるんだなあ。
自律神経が様々な臓器に作用するのは
こういう仕組みがあるからなんだなあ🤔
交感神経=促進、副交感神経=抑制ではない
交感神経は身体を活動モードで促進
副交感神経は休息モードで抑制
私はなんとなく、
そんなイメージを持っていた🤔
でも、臓器ごとに見てみると、
どうもそんなに単純ではないらしい🤔
たとえば心臓
交感神経 → 心拍数を増加
副交感神経 → 心拍数を減少
これはイメージしやすい。
でも、胃腸を見ると、
交感神経 → 消化管の運動や分泌を抑制
副交感神経 → 消化管の運動や分泌を促進
となる。
あれ?
交感神経=促進
副交感神経=抑制
ではないんだ🤔🤔🤔
どの臓器に作用するかによって、
交感神経と副交感神経の働き方が変わる。
同じ「交感神経」でも、
心臓では働きを高め、胃腸では働きを抑える。
こうやって臓器ごとに見ていくと、自律神経って単純にONとOFFを切り替える仕組みではなくて、それぞれの臓器の働きを調整しているんだなあ🤔🤔またまた興味深い🤔🤔
二重支配と拮抗支配という仕組み
自律神経について
「二重支配」と「拮抗支配」という言葉が気になった。
まず、二重支配とは、
ひとつの臓器が、交感神経と副交感神経の両方から調節を受けること。
そして、拮抗支配とは、
交感神経と副交感神経が、同じ臓器に対して反対方向の作用をすること。
たとえば心臓では、
交感神経 → 心拍数を増やす
副交感神経 → 心拍数を減らす
というように働く。
つまり、
二重支配=「両方の神経から調節を受ける」
拮抗支配=「その2つが反対方向に作用する」
ということ。
交感神経と副交感神経がバランスをとりながら身体を支えてくれているんだなあ。🥹
読書ノート

第一章は自律神経の基本的なことが書いてあったので、何も見ずにアウトプットもしてみた。

最後に
自律神経って興味深い。
どうして様々な臓器に作用するのか?
反応速度が違う理由はなぜか?
そんな疑問について、少しずつ理解が進んだ本だった。🥹
交感神経が優位な時は、
胃腸は抑制されて心拍は上がる。
食欲にも関係しているのかなあとか、
思ったりもした。
こうやって身体の仕組みを知って、
これまでの経験と繋げてみると、
自分の身体を、少し労われる気がしてきた。🥺
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました🙇♀️🙇♀️🌸🌸🌸
