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No.2057 きいちゃんたら!

朝から、ヘーボタンを連打してしまいました。

その昔、毎朝6時から「ZIP!」という情報番組を見ました。大きな声では言えませんが、爽やかさと人柄のにじむ枡太一アナウンサーの隠れファンの一人です。彼の「絵踏み」を迫られても、絶対に「転ばぬ」くらい強く思い入れてしまった私です。

もう12年も前のことです。そのZIP!の中でMCの北乃きい嬢(当時、23歳)が、唐突に
「さて、日方(ひかた)とは、何でしょう?」
とフリップを掲げてカメラに向けました。
「??」
恥ずかしながら、知りませんでした。
「万葉集にも載っているそうです。」
と言われ、ますます恥ずかしい気持ちになりました。
「答えは、南東の風を言います!」
きいちゃんは、とびっきりの笑顔で、のたまいました。
へっ?
 
悔しかったので、すぐに古語辞典で「日方」を調べました。
「日のある方向から吹く風の意。西南の風。未申(ひつじさる)の風。所により南東の風」
とありました。たしかに!

気になる万葉集を探したら、
「天霧(あまぎ)らひ日方吹くらし水茎の岡の水門(みなと)に波立ち渡る」
(空がにわかにかき曇ってきた。東風が吹いているのか、みずみずしく湿った港に波が押し寄せてきた。)
と巻七・1231番(作者不明)にありました。

もう少し詳しい「日方」(ひかた)の解説には、「東南風とも西南風ともいう」「ひかたといへる風あり、たつみの風なり」(俊頼髄脳)「現在遠賀川河口では、東風をヒカタと呼ぶ」などと添えていました。おかげで、一つ賢くなっちゃいました。

今日13日の大分中部は、午前中は南風(はえ)と気象情報がありました。

ちなみに、その後、枡太一アナウンサーは41歳となる2022年(令和4年)3月末をもって日本テレビを退職し、同年4月1日より同志社大学ハリス理化学研究所の助教として、また、現在もフリーアナウンサーとしても活躍中だそうです。脳内マッスル君、ガンバ!


※画像は、クリエイター・tama0531(たま)さんの「黄色いハンカチ」の1葉をかたじけなくしました。今日が、良い一日でありますように!お礼を申し上げます。