No.1999 連れション?
あの人は、今? そんな心が、起きました。
「人という字は、互いに支え合っている。」
TVドラマ「金八先生」(1979年~2011年)中での名セリフの一つですが、脚本家・小山内美江子(1930年~2024年)さんの雄弁さに惚れました。
でも、実は、あのセリフは、彼女が女学校時代に校長先生の訓話で聴いた言葉だったそうです。校長先生由来のその言葉ですが、青春時代の感性豊かな彼女の心に強く刻まれ、長く残っていたのでしょうね。校長先生の巧みなお話が思い浮かびます。
10年前の2016年(平成28年)3月17日の大分合同新聞の朝刊に、上津江村にある「トライ・ウッド」(総合林業会社)の創業25周年で記念講演した「ジャパネットたかた」の前社長・高田明さんの記事の一部が、紹介されていました。
「夢持ち続け日々精進」と題した講演で、
「人は、人のために生きてこそ人、
ミッション(使命)と、それを実現するパッション(情熱)を持ち、そしてアクション(行動)を継続することを大切にしている。」
と述べたのだそうです。明快で、分かりやすい言葉です。
頭のてっぺんから声を出しているような、不思議な御仁です。
「手数料は、ジャパネットたかたが負担します!」
の独自商法で成功に導いた様にも思えます。
「社長のCMがテレビ画面に登場すると、うちの飼い犬が興奮して喜び、大騒ぎするんです。」
という一般人から送られたビデオレターに感動して、犬の名前を刻んだリードをプレゼントするという粋な計らいもする庶民派の社長さんでした。
「ミッション・パッション・アクション」
人と人を「連れション」(意味が、違うか?)で支えてきた人物です。
その1948年(昭和23年)生まれの高田明さんは、2015年(平成27年)1月に「ジャパネットたかた」の初代代表取締役社長を退きました。先の上津江村(大分県)での記念講演は、社長退任の翌年のことでした。
さて、高田明さんは、長崎県平戸市のカメラ店経営の父のもとで、4人兄弟の次男として生まれました。「明治節」(11月3日)の日に生まれたので、「明」と命名されたそうです。快活にして明るい人柄が見て取れます。
「ジャパネットたかた」の社長を退任後は、2017年4月~2020年1月までV・ファーレン長崎の代表取締役社長を務めました。現在は、長崎県佐世保市に居を構える株式会社A and Live(主に企業向けのサービスや事業支援を行う)の代表取締役社長を務めているとのこと。新天地で、今も連れションしながら、人や社会のお役に立っておられるようです。
通常の人の声の高さは約60デシベルで、小さな声は約50dB、ささやき声などは約30dBとされています。私の頭の中に残る高田社長のそれは甲高く、70デシベルに迫るか、それ以上の勢いを感じます。それ程、商品に込める思いが強いからなのかもしれません。際立ったコミュニケーション能力です。
尤も、私はテレビショッピングをしたことはないのですが…。
声に特徴があって忘れられない役者や、声優や、アナウンサーや、知人などがいますが、高田明という人物の「明るく」て「明晰」な声のトーンも、また忘れられないのです。
※画像は、クリエイター・yuki_no_koさんの
「パッションフルーツです。 甘酸っぱさがくせになります。 身体が元気になる夏のデザートです。」
と説明にあった1葉をかたじけなくしました。お礼を申し上げます。
