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『クロノ・トリガー』開発メモ②

※↑上の絵、描いている途中なので更新していきます(たぶん)

殆ど知られていませんが..

クロノ・トリガーの当時の開発スタッフは平均年齢23歳

一番若いプログラマーは18歳でした..

で、8割はゲーム制作初

つまり自分含めスタッフ8割がクロノ・トリガーのスタッフが処女作でした


「30歳超えたらメインプログラマーから外すからな」


とヒゲのオジサン(当時29歳)が仰っていました

開発期間は2年掛かってしまったが、様々な理由が..
①スタッフ8割が開発経験ゼロ
②✘✘✘
③✘✘✘

クロノ・トリガーチームは
本当に皆仲が良かった


皆、元気よく挨拶もするし「体育会が多いんですか?」
荷物や他の部署の机の移動などの力仕事にも駆り出されていました(いい思い出..)
20代前半でも男同士で手を繋ぐのは…もごもご

1992年12月にFF5がリリースし、僕が入社したのが1993年
(その前はアニメーター職でした..
うる星やつら/AKIRA(動画)とかとか描いてました。
そのアニメーターの時の作画メモも何れ..)

スクウェアに入社すると、開発部のブースは人が全く居ませんでした。
Tさんが「今、FF5の報奨休暇中だから、誰も居なくて..」

報奨休暇?
え?床にBB弾が何個も転がっている?!
Tさん「ああ、これね。誰も居ないから社内でサバゲーやっていたり..」
確かに..ブースが並んでいるので隠れる箇所が沢山あるし..

ブースイメージ

自由な社風に驚いたが、当時から裁量労働制

先ずは出退勤について

  1. 出勤は13時

  2. 1分でも出勤とみなす

  3. 出勤は印鑑でチームの名簿の自分のページに押印する

13時過ぎると総務のかたが出勤簿を回収しに来る
それまでに押印しておけば遅刻にはならない
完全な成果主義(当時は珍しい)

出勤簿:この台帳にお押印する

出勤簿

開発間もない頃、僕の出勤簿に10番後ろのTくんが、僕の出勤簿に押印していて..

前後ならまだ間違えるのは分かるけれど…
「おい、Tくんオレの出勤簿に押印しているよ!」
Tくん「ごめん!オレくんの事を考えていたやんね!」
「そうしたら間違えちゃった!」
こわー…ってゾクッとしました

出勤簿だけでも色々な話があるのですがこの辺で

SFC開発機材 1GBのHDDが42万円の時代

1人1台の開発機

開発のブースにSFCは置いてないです
ISCharacterで出力するのでSFCは不要

TVモニター 最終チェック画面

SONYのトリニトロン14型TVが一人1台
「FF4までは質の悪いモニターで確認していたらしいが
それは誤りでした」と備忘録がありました


チェック画面

当時はブラウン管TVでゲーム画面チェック

アスペクト比

インターレースって知ってる?

水平過解像度

後にFF7の開発秘話でも語りますが

このノウハウは後々為になりました!

クロノ・トリガーはインターレースで出来たから。
FF7は違うのだ…

社員の格付けランキング毎月!

入社1か月すると

プログラマー、プランナー、デザイナー(職種は3種のみ)
分けること無く、貢献度、やる気、根性の指標で
毎月初めに格付けの順位発表の張り紙が公開された


順位発表

これの意図は
競争心を煽る為、アウトプット、やる気、などなど
を影で見られ主観で格付けされていました
(今考えると面白い取り組みですが、驚きましたw)

これはFF5チームでも行われていたらしいので
一つの文化でしたね。

2年後にFF7の開発アルコタワーに移転すると
もっと驚く事があるのは知る由もない

出勤は13時
13時から皆で恵比寿の周りでランチして
仕事を開始するが14時でした
普段は終電まで作業
直ぐに会社に泊まりになるのですが

遅刻の罰金制度

9回までは罰金は無く、10回目から1万円
遅刻:20回=4万円
遅刻:30回=9万円
遅刻:50回=25万円
遅刻:80回=64万円

ボーナス消えたやつ居たなあ..
全く気にしていなかったが..
Uくん曰く「逆に給与を払えば遅刻出来るんでしょ」
おお。そう来たか..これは大物だ..と思いました

彼は鳥山明先生のイラストが届いた時には朝早く来てたな..

また、そのUくん当時21歳
彼は鳥山明先生の絵に似せて描くのが凄く上手でした
皆が嫉妬するくらい上手でしたね

整理していたらSFCの仕様書が見つかった..

流石にUP出来ないので
次回は
当時の開発1993年春~メモ帳を見ながら内容を描いていきます
公開できない部分は時間があれば絵を描くかも..
次回に続く..


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