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6人の新加入で、レアルの序列はどう変わるのか「ロス・ブランコスで居場所を失うのは誰か」

今夏のレアル・マドリードは、ディオマンデ、ククレジャ、コナテ、ダンフリース、ベルナルド・シウバ、エスピと、6人もの新戦力を迎え入れました。華やかな話題ばかりが先行しますが、視点を変えるとこういうことでもあります。6人が来たということは、6人分の居場所がどこかで消える可能性があるということです。

今回は「誰が加入したか」ではなく、「誰の立場が苦しくなるのか」という裏側にフォーカスしてみます。あくまで編成上の話であり、選手の実力や人間性を評価するものではないという前提で読んでいただければと思います。

ポジション別に見る勢力図

センターバック(CB) 既存はリュディガー、ミリトン、ハウセン、アセンシオの4名。そこにフリーで加入したコナテが加わりました。現地報道では、開幕時点はハウセン&コナテのコンビが正センターバックになる可能性が高いとされています。リュディガーはフィジカル面で100%でないこと、ミリトンは長期離脱明けでシーズン後半からの復帰見込みであること、アセンシオは「構想外」と報じられていることが理由として挙げられています。

サイドバック(SB) 左は既存のカレーラス、メンディに加え、チェルシーからククレジャが加入。ファブリツィオ・ロマーノ氏の報道では、ククレジャが第1候補、カレーラスが第2候補という序列になったとされています(クラブとしてはカレーラスを放出しない方針とも報じられています)。
メンディは故障がちが続いており、放出候補の一人として名前が挙がっているとの報道もあります。
右は昨夏加入のアーノルドに、インテルからダンフリースが加入。現時点の報道ではダンフリースがわずかにリードとされていますが、決定的な差ではなく、プレシーズンでは両者を同時起用するテストも行われています。

中盤 既存はベリンガム、バルベルデ、チュアメニ、カマヴィンガ、アルダ・ギュレル、負傷中のティアゴ・ピタルチに、ベルナルド・シウバが加入。
報じられている形はダブルボランチ+トップ下(ベリンガム)+両ウイング+9番。
バルベルデはほぼ確定と見られており、もう1枠をチュアメニ、カマヴィンガ、ベルナルド・シウバ、アルダ・ギュレルの4人が争う構図と報じられています。
カマヴィンガは昨季のパフォーマンスから改善しない限り選択肢としてはかなり低く、アルダ・ギュレル、ベルナルド・シウバがボランチでのスタート起用が有力視されているとの報道もあります。なお、中盤再編の切り札とされたロドリの獲得は不発に終わり、バルセロナ移籍が有力と報じられています。

前線 既存はヴィニシウス、ロドリゴ、ブラヒム・ディアス、エンドリッキ、ムバッペに、ディオマンデとエスピが加入。最新報道では右ウイングはディオマンデ、左ウイングはヴィニシウス、トップ下はベリンガム、9番はムバッペで「疑いない」とされています。
これが正しければ、前線のスタメン4枠はすでに決まっていることになります。

一番割を食いそうなのは誰か

ここからは私自身の見解です。
カレーラス、ブラヒム・ディアス、アーノルドの3人が、最も立場の変化を感じるシーズンになるのではと見ています。

カレーラスは昨夏加入後に高評価だった左SBですが、ククレジャの加入で第1候補の座を明け渡した形です。放出対象ではないと報じられている以上、出場機会がゼロになるわけではありませんが、「一番手」から「頼れる控え」への役割変化は避けられないと思います。

ブラヒム・ディアスは今夏の契約更新に応じて残留を選びました。前向きな決断だと思う一方、ベリンガムがトップ下でほぼ固定、両ウイングも固定的だとすると、彼が生きる場所は今季も「途中から流れを変えるスーパーサブ」的な役割に限定されそうです。

アーノルドは加入1年目を怪我に苦しみ、イングランド代表からも外れました。今季はダンフリースとの真っ向勝負で、現時点ではダンフリースにわずかに分があると報じられています。鳴り物入りで加入した経緯を考えると、この競争の行方は今季を占う見どころの一つだと思います。

モウリーニョの起用傾向から見る今後

モウリーニョ監督は、ムバッペ、ヴィニシウス、ベリンガム、バルベルデ、ククレジャ、クルトワの6人をチームの「背骨」と位置づけていると報じられています。この6人の序列が大きく動くことは考えにくいでしょう。
一方でそれ以外については実力主義的な側面もあると報じられており、名前や実績だけでは序列を守れない環境とも言えます。モウリーニョ監督は過去のキャリアでも、実績ある選手であっても戦術的にフィットしなければ容赦なく序列を下げてきた指揮官として知られています(レアル在任時のカシージャスとの確執はその象徴例として、しばしば語られています)。
この傾向を踏まえると、カレーラスやブラヒムのような「悪くない選手」でも、調子や戦術的フィット次第で立場が変わりうる状況は続くのではないかと予想しています。

最後に

6人の新加入は、それぞれが「誰かの居場所」を脅かす存在でもあります。皆さんは、今回挙げた3人(カレーラス、ブラヒム、アーノルド)の中で、誰が最も苦しい立場になると思いますか。良い意見だと思いますので、ぜひコメントで聞かせてください。

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