Agent Sprite Forge を試す
「Agent Sprite Forge」を試したのでまとめました。
1. Agent Sprite Forge
「Agent Sprite Forge」は、Codex向けの2Dゲームアセット制作スキルです。ゲームで使えるスプライトシート、レイヤー化されたマップ、GodotやUnityに渡しやすいプロトタイプ素材を、自然言語の指示から生成できます。
「トップダウンRPG用の歩行キャラを作って」
「横スクロール用の攻撃アニメーションがほしい」
「Godotで編集できる森のマップを作って」
と依頼すると、Codexが必要なアセットと制作手順を判断し、画像生成とローカル処理を組み合わせて、ゲームで使いやすい形に整えてくれます。
単なるプロンプト集ではなく、画像生成で元画像を作ったあと、ローカルスクリプトで背景除去、フレーム分割、整列、検証、PNG/GIF出力、Godot / Unity向けエクスポートまで行う、Codex-firstな2Dゲームアセット制作ワークフロー です。
具体的には、次のような素材を扱えます。
・スプライトシート
キャラクター、モンスター、NPC、プロップ、攻撃、魔法、投射物、着弾エフェクト、待機、歩行、参照画像ベースの派生素材など。
・レイヤー化マップ
地面だけのベース画像、装飾済みの参照マップ、プロップパック、透明プロップ、Y-sort配置、衝突判定、ゾーン情報、プレビュー画像など。
・エンジン連携素材
Godotシーン、編集可能なTileMapLayer、分離プロップ、エンカウント草むら、collision bodies、出口ゾーン、デバッグ用プレイヤーなど。
・ローカル処理による仕上げ
マゼンタ背景除去、フレーム抽出、位置合わせ、透明PNG/GIF出力、プロップパックのスライス、QAメタデータの生成など。
プロップはゲーム内に配置する小物素材、プロップパックはそれを、複数まとめた画像セットになります。
2. スキル
「Agent Sprite Forge」には、次の2つのスキルが含まれています。
2-1. generate2dsprite
キャラクター、攻撃、魔法、エフェクト、プロップなどの2D素材を生成するスキルです。透明背景のスプライトシート、個別フレーム、GIFプレビューとして出力できます。
2-2. generate2dmap
2Dゲーム用のマップやステージを生成するスキルです。地面レイヤー、プロップ、衝突判定、ゾーン情報、Godot向けシーンなど、ゲームエンジンで使いやすい形に出力できます。
3. セットアップ
(1) リポジトリのクローン。
git clone https://github.com/0x0funky/agent-sprite-forge.git
cd agent-sprite-forge(2) 依存パッケージのインストール。
numpyとPillowをインストールします。
python3 -m pip install -r requirements.txt(3) CodexのSkillフォルダにコピー。
mkdir -p ~/.codex/skills
cp -R ./skills/* ~/.codex/skills/(4) Codexの再起動。
4. Agent Sprite Forge を試す
(1) スプライトの作成。
$generate2dsprite を使って、火属性の小さなスライムの3x3アイドルアニメーションを作ってください。
透明背景のスプライトシートとGIFプレビューも出力してください。



(2) マップの作成。
$generate2dmap を使って、トップダウンRPG用の小さな森の祠マップを作ってください。
衝突判定、出口ゾーン、プロップも含めてください。

・ベース地形

・合成プレビュー

・衝突/出口確認画像

・プロップPNG群
5. 推奨プロンプト
5-1. スプライト
$generate2dsprite を使って、究極の大地の巨人の 3x3 アイドルアニメーションを作成する。
$generate2dsprite を使って、横視点の雷の騎士の攻撃アニメーションを作成する。
$generate2dsprite を使って、戦国時代末期の放浪する炎の剣士のプレイヤーシートを作成する。
$generate2dsprite を使って、魔法使いの呪文バンドルを作成する。詠唱、弾、着弾エフェクトのスプライトを含める。
5-2. マップ
$generate2dmap を使って、シンプルな当たり判定を備えた、小さな固定画面のピクセルアート戦闘アリーナを作成する。
$generate2dmap を使って、トップダウン視点の RPG 風「森の神社」マップを作成する。レイヤー化されたラスターパイプライン、環境用の小物プロップ 3x3 パック、正確な当たり判定、エンカウント草むらゾーン、休憩ポイント、背の高いプロップの手前と奥を歩けるアクターを含める。
$generate2dmap を使って、Godot で編集可能な RPG マップを作成する。分離されたプロップ、エンカウント草むら用 Area2D ゾーン、当たり判定用 StaticBody2D ブロッカー、出口ゾーン、デバッグ用プレイヤーシーンを含める。
6. 出力ファイル
6-1. スプライト
典型的なスプライト出力では、以下のファイルが得られます。
・raw-sheet.png
・raw-sheet-clean.png
・sheet-transparent.png
・Frame PNGs
・animation.gif
・prompt-used.txt
・pipeline-meta.json
プレイヤーの歩行シートの場合は、さらに方向別のストリップ画像と、方向別のGIFも得られます。
6-2. マップ
マップ出力では、選択したパイプラインによって成果物が変わります。
・単一のベイク済みマップ
完成済みのマップ画像、任意のプロンプトファイル、任意の衝突メタデータ。
・レイヤー化ラスターマップ
ベースマップ、装飾済みリファレンス、プロップフォルダまたはプロップパック抽出マニフェスト、プロップ配置メタデータ、衝突/ゾーンメタデータ、統合済みレイヤープレビュー。
・Godot 編集可能マップ
タイルセット/プロップ素材、シーンファイル、レイヤーメタデータ、衝突/ゾーン、出口、デバッグ用プレイヤー設定。
7. ヒント
・最良の結果を得るには、視点、アクション、求める動きのスタイルを明確に指定したプロンプトが有効です。
・大型クリーチャーは、3x3 のアイドルアニメーションとして作成すると、うまくいくことが多いです。
・小さな魔法や飛び道具は、1x4、2x2、または 2x3 で作成すると、うまくいくことが多いです。
・レイアウトガイドは、固定フレームのアクションシートやプロップパックには便利ですが、コンパクトな攻撃シートでは必ずしも有利とは限りません。
・商用プロジェクトでは、オリジナルキャラクター、または自分が権利を管理している IP を使うことをおすすめします。
8. 作例
Agent Sprite Forge をおためし中
— 布留川英一 / Hidekazu Furukawa (@npaka123) May 15, 2026
←元画像
スプライト生成→ pic.twitter.com/3jA5YLREcf
自分も Agent Sprite Forge で作ったスプライトの後処理を試してみました
— 布留川英一 / Hidekazu Furukawa (@npaka123) May 16, 2026
(0) 元画像
(1) 画像の補正
3コマの腰より下はなるべく動かない絵にしたい
1コマ目にあわせて、以降のコマの腰より下を $imagegen で描き直して
(2) 位置の補正… https://t.co/MEHKlIc0Gl pic.twitter.com/SA7mCzANE7
Codex + Agent Sprite Forge で格闘ゲームを作ってみた pic.twitter.com/HvTJ1zPczN
— 布留川英一 / Hidekazu Furukawa (@npaka123) May 17, 2026
