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『転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件』1巻ネタバレ感想

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今回は、2026年7月6日からTVアニメの放送が開始されるから『転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件』、通称『てんびん』の原作ライトノベル1巻感想です。

TVアニメを見てからKindle本を買うか判断しようと思っていたのですが、なんとKindleで1〜3巻が99円のセールをやっていたので、見事に釣られて購入しました!

4巻以降も半額ほどになっていて、7月16日までの期間限定セール価格のようです。

明日から放送されるTVアニメ1話を見て興味が出た方は、ぜひ原作もチェックしてみてください!

※ここから先は1巻のネタバレを含みます。

昔の親友と再会……だけど主人公だけ気付かない!

父親の仕事の都合で、田舎で生まれ育った主人公・隼人くん。

そんな隼人くんが転校してきたのは、昔の親友が引っ越していった街にある高校でした。

クラスで自己紹介を終え、案内された席の隣にいたのは、かつての親友と同じ苗字の美少女。

作品タイトル的に、読者からすると「この子が幼馴染だな」と即バレです。
しかもヒロイン(春希ちゃん)側の態度を見る限り、隼人くんに気付いている様子。

ただし、主人公だけが気付いていない!

「このすれ違い、どこまで引っ張るんだろう?」と思っていたら、数ページ後には春希ちゃん側の対応であっさり気付く展開に。

そして、さらに数ページ後には春希ちゃんに連れられて春希ちゃんの家へ。

いや、警戒心!!!

でも、このテンポの良さはかなり好きでした。

主人公の前だけ“素”を見せる春希ちゃん

春希ちゃんは、学校では清楚可憐な美少女として振る舞っています。

でも、隼人くんの前では昔と同じように「ボク」と話すボクっ娘に。

普段は擬態しているけど、主人公の前だけでは素を見せる。
これはもう好感度が爆上がりするやつですねw

翌日の昼休み、春希ちゃんが隼人くんを連れ出した先は、使われていない資料部屋。

そこで明かされる「友達とお昼ご飯を食べるのが夢」という話が、めちゃくちゃ可愛い。

春希ちゃんは、ゲームやジオラマ作成など、いわゆる男趣味が強いタイプのヒロイン。
主人公とだけ共有している内緒の関係というところも含めて、少しだけ前期アニメの『くらにか』のヒロインを思い出しました。

姫子ちゃんとの夜のコンビニが好きすぎる

一方で、ちょいちょい描写される隼人くんの家庭事情は、なかなか重そうです。

お母さんは体調が悪く入院しているようですし、不安げな妹・姫子ちゃんの様子を見ると、今後の展開が少し怖くもあります。

ただ、そんな中で隼人くんと姫子ちゃんが夜のコンビニに行く話がめちゃくちゃ好きでした。

田舎にはなかったから、夜のコンビニにテンションが上がる兄妹。
「何を着ていけばいいのかな?」
「ネットで調べるべき?」
みたいなことを真面目に話し合っているのが、シリアスな笑いを生んでいて面白かったですw

そして、そのコンビニで春希ちゃんと遭遇。

姫子ちゃんも昔とは見た目が変わっているのか、面識があるはずの春希ちゃんが姫子ちゃんを隼人くんの彼女と間違える流れがまた面白い。

この姫子ちゃんも、1巻の時点でかなり出番が多くて良かったですね。
今まで結構ラノベ読んでますが、主人公の妹がここまでメインで動いている作品(ヒロインが妹だったりするのはあるけど…)はあまり知らないです。

春希ちゃんとも昔からの知り合いで、春希ちゃんが素を出せる相手でもあるので、キャラクターとしてかなり使いやすそう。
今後も出番が多そうで楽しみです。

春希ちゃん側の家庭事情も気になる

中盤あたりからは、春希ちゃんの家庭も複雑そうな雰囲気を出してきます。

それを察した隼人くんと姫子ちゃんによって、春希ちゃんは今後、隼人くんの家で夕飯を食べることに。

距離の詰まり方が早い!

でも、幼馴染だからこそ自然に受け入れられる感じもあって良いですね。

それにしても、春希ちゃんは清楚可憐な美少女として完璧に見える一方で、素のスペックがちょいちょい残念なのが面白いですw

そんな春希ちゃんを見かねて、姫子ちゃんが連行する形で服を買いに行く流れも良かったです。

姫子ちゃん視点も結構描かれていて、1巻では隼人くん・春希ちゃん・姫子ちゃんの3人を中心に話が進んでいきました。

今後もこの3人がメインになるのかな?と気になるところです。

1巻感想まとめ

1巻では、事件と言えるほど大きな事件は起こりません。

ただ、それでもキャラクターの魅力はしっかり伝わってきました。

隼人くんは真面目で優しい主人公ですし、春希ちゃんは清楚可憐な美少女としての顔と、主人公の前だけで見せる素のギャップがとても良い。
そして姫子ちゃんもかなり良い立ち位置で、作品全体の雰囲気を明るくしてくれています。

一方で、隼人くんの母親のことや、春希ちゃんの家庭事情など、今後に繋がりそうな伏線も多め。

ラブコメとしての可愛さと、少し不穏な家庭事情のバランスがどう描かれていくのか、続きが楽しみな作品でした。

アニメ1話を見て気になった方は、原作1巻もかなり入りやすいと思います!


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