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arrows Alpha2の価格はなぜ上がった?

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arrows Alpha2の価格が先日発表されました。

価格表を作ってきました!(自作)

価格紹介

前モデル「arrows Alpha」は「512GB ストレージ」で定価88,000円でした。


まず、NTTドコモがやたら高いのが目につきます。これは三大キャリアで唯一、店頭販売も行うからかもしれません。それにしても高いけど。

au/Softbank/Y!mobileは、オンラインショップ限定ですがほぼ定価販売になります。
また、Y!mobileはMNPでシンプルM/Lを契約することで74,200円まで値引かれます。

楽天モバイルは、8,000円~9,000円ほど値引かれて販売を行うようです。前のarrows Alphaでも、18,000円ほど値引かれていたので、楽天モバイルはarrows Alphaに積極的なのかもしれません。

今なら楽天モバイルにMNPで20,000ptがもらえるキャンペーンをやってるみたいです。

IIJmio

そして圧倒的な安さを誇るのがIIJmioです。今回も過去最安。

MNPで256GB版が64,980円という圧倒的な安さを誇っています。しかし、arrows Alpha(無印)がMNP39,800円だから特に買う意味はないと思います。さすがに25,000円差なら…無印だなあ。

すぐに売り切れる未来が見える気がする…

なぜ値上がった?

それは、「メモリとストレージの高騰」です。

近年、AI需要の爆発的な増加に伴い、メモリとストレージの価格が極端に高騰しています。生成AIの運用や学習には、大規模言語モデルをスムーズに展開するための「巨大かつ超高速なメモリ」と、膨大な学習データやログを保存しておくための「大容量ストレージ」が物理的に不可欠だからです。

まずメモリ領域では、DRAMを垂直に積層して圧倒的なデータ転送速度を実現した「HBM(High Bandwidth Memory)」が市場の主役に躍り出ました。HBMは極めて高度な製造技術を要するためコストがかさみますが、それを遥かに上回る圧倒的な高利益率を誇ります。さらに世界のDRAM市場は主要メーカーわずか3社による極端な寡占状態にあります。各社が一斉に高収益なHBMやAIサーバー向けDRAMの生産ラインへ投資と製造能力を優先的に割り振った結果、スマートフォンや家庭用PCで使われる一般的な汎用DRAMの供給ラインが強く圧迫され、調達コストが数倍に跳ね上がる事態となりました。

一方、ストレージ領域でも大きな変化が起きています。以前のデータセンターでは、低速ですが、容量単価が安価な「HDD」がデータ保存の主力でした。しかし、AIの学習処理においては膨大なデータを遅延なくグラフィックボード(GPU)に送り続ける必要があり、アクセス速度の遅いHDDでは処理のボトルネックになってしまいます。そのため、AIサーバーのストレージは超高速なエンタープライズ向け「SSD」へ一気に移行しました。

このSSDの主要パーツである「NAND型フラッシュメモリ」は、スマートフォン本体の内部ストレージと製造ラインや基礎部品を共有しています。
結果として、巨大なAIデータセンター群と世界中のスマートフォンメーカーによるフラッシュメモリの壮絶な「奪い合い」が勃発。ストレージの調達価格もまた、スマートフォンの製造原価を直接的に押し上げるほど急騰することになりました。

一方、今回の「arrows Alpha2」では同等スペックの512GBモデルが118,800円となり、約3万円の大幅値上げとなっています。今回新設された下位の256GBモデル(94,800円)ですら、前作の512GBモデルより高い価格設定です。

arrows Alpha2は、SoCに前作と同じ「MediaTek Dimensity 8350 Extreme」を採用したマイナーアップデートモデルです。そのため、同じチップを搭載したまま「88,000円から118,800円への値上げ」となるとユーザーの反発が強いと考えられるため、容量を抑えた256GBモデルを94,800円で用意し、見た目の値上がりを抑えたかったのだと推察されます。

前モデル(arrows Alpha)を今買うのはアリ?

SoCが据え置きである以上、前モデルの購入を検討するのは非常に合理的な判断です。両者の差分を整理してみましょう。

  • バッテリー: シリコンカーボン採用で容量が約7%増加

  • 耐久性: ディスプレイガラスがGorilla Glass 7iからGorilla Glass Victus 2へ強化

  • デザイン: 背面素材がグラスファイバー化、ベゼルの狭額縁化、高級感のあるフレーム仕上げ

  • 付属品: 90W充電器およびUSBケーブルが同梱廃止に

質感や耐久性などの細かな ブラッシュアップは見られるものの、スマホの基本性能を決めるSoCはまったく同一です。

それにもかかわらず、同じメモリ・ストレージ容量で比較すると3万円近く高くなり、充電器類までカットされているため、かなりの値上げという印象を受けます。

ちなみに、arrows Alphaの純正充電器がAmazonで販売ページができてます。

ただ、arrows Alpha2で動作確認済みかは不明ですが、(arrows Alpha無印では動作確認済みだそう)親会社が同じLenovoのMotorolaの125W充電器のほうが安いのでそちらがおすすめです。125Wなのに6,770円で、2,000円もこちらのほうが安いです。

結局おすすめは?

でも、やっぱりおすすめはIIJmioでarrows Alphaを買うことです。旧モデルとはいえ、arrows Alphaが39,800円は好印象。

ちなみに、IIJmioのMNP価格では、arrows Alphaとarrows We3(8GB/128GB)が同一価格ですが、arrows We3を同じ値段で買う人は多分いないと思います。


試験的に、サムネイルには「GadgeteerサムネエディタPro」を使ってみました。使用感は別の記事で書くかも、書かないかも。

GadgeteerサムネエディタPro https://gadgeteer.jp/tools/thumbnail-editor/

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