[わたし的超備忘]長女はじめてのお泊り記録①
「夜分遅くにごめんなさい!」
スマホの通知欄に浮かぶ一文目にヒヤリとする。
23:51。
15分に一度くらいのやりとりもむなしく万策尽きて、もう子どもたちの電源が落ちるのを待つともなく待つしかないか、というやり取りから15分後。
このご家庭でこのママで無理ならもう無理かな…と諦めながら、小雨降る真夜中の道を自転車で迎えに行く心の用意を始める。
小学校1年生の夏休み、長女さんが人生はじめてのお泊りに成功した夜のこと。
詫びと感謝と到着目処と謝罪と感謝の文章を組み立てながらLINEを確認する。
「夜分遅くにすみません!
たぶん寝ました!!」
たぶんて何だ!でも分かる!きっとこれまでの3時間も「お、寝た?」が挫かれたタイミングが何度とあったんだよね。
先月、まさに長女さんの隣で寝てる子が我が家ではじめてのお泊りを成功させた夜を思い出す。
絶対に疲れている6歳2人は眠さからイライラしてきて、それでも楽しくて、いつもと違う環境になかなか眠れない。
こちらも途中から寝かしつけるのを諦めたが、そうすると立ち上がったり話し始めたりするから余計眠れなくなり、次第に私もイライラし始める。
寝かしつけで子どもが寝ない。
育児中のイライラのまあまあ上位イベントだ。
それにしても。
私自身が小学校1年生のころ、母が夜にママさんバレーか何かで不在にしていたとき、不安というかさみしいというかただただ「母がいない」という事実だけでまんじりと眠れなかった。
父にも姉にも気づかれないように階下に降り、小学校の電話番号を押し、2コール目で怒られるかもの恐怖から電話を切り、誰にも気づかれないように庭先に出て、小学校への道を行こうとしたがあまりにも暗すぎて怖くなり、そろりそろりと布団まで戻った。
戻ったらすぐに眠れた気がする。
実家の周囲にもう少し街灯があったら、6歳の私は夜道を学校に向かっていた。
大人になって背筋が凍る自分の怖い話のひとつ。
「いつもいるはずの母がいない」の心細さを、いまようやく思い出す。
考えれば考えるほどに頭は冴え、夜が更けるほどに良い想像は浮かばない。
仲良しのお友達とママが隣にいても、そういうことじゃないのだ。
それでも寝ようと頑張って、頑張っても頑張っても無理で、エネルギーはマイナス状態のまま数時間ゴロゴロごろごろとし、最後はパワーオフ。
この一晩で、きっとあなたはすごく成長したと思うよ。
がんばったんだよね。
すごく、すごくがんばったんだね。
えらい!!!!
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