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【保存版】駐在で詰まないために、赴任前に確認すべきこと|アメリカ生活90日チェックリスト

海外駐在が決まったとき、最初に感じたのは、うれしさよりも不安だった。

もちろん、選ばれたことはありがたい。

海外で働ける。
新しい経験ができる。
キャリアにとっても、きっとプラスになる。

頭では、そう分かっていた。

でも、実際に辞令が出てから、僕の中に最初に浮かんだのは、

「で、何から確認すればいいんだろう」

という、かなり現実的な不安だった。

英語の勉強。
引っ越し。
住む場所。
車。
医療保険。
銀行口座。
クレジットカード。
会社の手当。
家族のこと。
日本に残す家や荷物。
休暇。
一時帰国。
もし何かあったときの連絡先。

考え始めると、やることが一気に増えていく。

会社から説明はある。
赴任者向けの資料もある。
前任者や経験者の話も聞ける。

それでも、不安は残った。

なぜなら、僕が本当に知りたかったのは、制度の名前や一般的な説明ではなかったからだ。

知りたかったのは、もっと具体的なことだった。

自分の場合、何を確認すればいいのか。
どこまで会社が負担してくれるのか。
現地に着いてから、何で困る可能性があるのか。
今のうちに聞いておくべきことは何なのか。

今振り返ると、赴任準備で本当に大事だったのは、完璧に準備することではなかった。

不安をゼロにすることでもなかった。

大事だったのは、

「あとで困りそうなことを、先に言葉にしておくこと」

だったと思う。

この記事は、僕自身がアメリカ駐在を経験する中で、

「これは赴任前に確認しておけばよかった」
「これは現地に来てから焦った」
「これは会社に聞いておいた方がよかった」
「これは家族がいる人なら、もっと早く整理した方がいい」

と感じたことを、赴任前90日から渡米後30日までの流れでまとめたものです。

会社ごとに制度は違います。
地域によって家賃も、車の必要性も、医療環境も違います。
単身か家族帯同かでも、確認すべきことは変わります。

だから、この記事は「これが絶対の正解です」と言うための記事ではありません。

むしろ、

「自分の会社に何を聞けばいいか」
「赴任前に何を決めておけばいいか」
「現地に着いてから何で詰まりやすいか」

を整理するための地図として使ってもらえたらと思っています。

特に、これからアメリカ駐在を控えている方。

会社から説明は受けたけれど、まだ不安が残っている方。

住居、手当、医療保険、車、休暇、一時帰国、家族帯同について、何を確認すればいいか分からない方。

そして、過去の僕のように、

「大丈夫と言われているけれど、正直、何が大丈夫なのか分からない」

と感じている方に向けて書きました。


赴任準備で一番怖いのは、「知らないことに気づけないこと」

赴任前は、とにかくやることが多い。

仕事の引き継ぎ。
日本側の調整。
現地側との連絡。
ビザの準備。
引っ越し。
家族との相談。
英語の勉強。
持ち物の準備。

ひとつずつ片づけているつもりでも、頭の中はずっと散らかっている。

しかも、本当に怖いのは、分からないことがあることではない。

「何が分かっていないのか、自分でも分からないこと」

これが一番怖かった。

たとえば、家賃補助。

家賃補助があると聞くと、少し安心する。

でも、実際に確認すべきことは、それだけではない。

上限はいくらなのか。
家賃だけが対象なのか。
駐車場代は含まれるのか。
光熱費は対象なのか。
賃貸保険は自己負担なのか。
家具レンタル費用はどうなるのか。
初期費用は会社が負担してくれるのか。
契約名義は会社なのか、個人なのか。

こういうことは、赴任前の自分にはなかなか想像できなかった。

医療保険も同じです。

会社が保険に入れてくれる。
そう聞くと、一応安心する。

でも、実際には、

保険はいつから有効なのか。
保険証が届く前に病院へ行く場合はどうするのか。
家族も同じ条件で使えるのか。
Primary Care、Urgent Care、ERの違いは何か。
In-Networkの病院はどこにあるのか。
歯科や眼科は対象なのか。

確認すべきことは、思った以上に多い。

車もそうです。

アメリカでは、地域によっては車がないと生活が止まる。

でも、車について考えるとき、多くの人はまず「いくらで買えるか」を考える。

もちろん、それも大事です。

ただ、それだけでは足りない。

渡米直後の移動手段はどうするのか。
レンタカーは会社負担なのか。
自動車保険はいつから入れるのか。
免許取得までどれくらいかかるのか。
事故時に会社へ報告する必要があるのか。
修理時の代車費用はどうなるのか。
帰任時に車をどう処分するのか。

こうしたことも、生活に直結する。

赴任準備で本当に必要だったのは、気合いではなく、確認する順番だった。


この記事で整理していること

この記事では、アメリカ駐在準備で確認しておきたいことを、次の流れで整理しています。

・赴任が決まった直後に確認すること
・赴任前90日から60日前に確認すること
・赴任前60日から30日前に確認すること
・赴任前30日から出国前に確認すること
・渡米後30日以内に確認すること
・会社に聞くべき手当、補助、制度
・住居探しの前に確認すること
・医療保険で最初につまずきやすいこと
・車を買う前に確認すること
・休暇、一時帰国、家族帯同で見落としやすいこと
・そのまま使える確認質問
・現地で使える英語フレーズ

読むだけで終わる記事ではなく、赴任準備の途中で何度か見返せるように作っています。

会社に確認する前に見る。
住居を探す前に見る。
医療保険の説明を受ける前に見る。
車を買う前に見る。
渡米直前に、抜け漏れがないか確認する。

そんな使い方を想定しています。


有料部分に入る前に、少しだけ中身を紹介します

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

このnoteは、いわゆる「海外駐在の成功法則」を語る記事ではありません。

僕自身が、アメリカ駐在の準備を進める中で、

「これ、先に知っておきたかったな」
「会社に確認すればよかったな」
「でも、当時は何を聞けばいいか分からなかったな」

と感じたことを、あとから一つずつ整理したものです。

駐在準備で難しいのは、情報がないことだけではありません。

むしろ、情報はあります。

会社から説明もあります。
赴任者向けの資料もあります。
ネットで調べれば、経験談も出てきます。

でも、自分にとって本当に必要な確認事項が何なのかは、意外と分かりません。

住居。
手当。
医療保険。
車。
休暇。
一時帰国。
家族帯同。

どれも、赴任前には少し細かい話に見えます。

でも、現地に来てから生活を詰まらせるのは、だいたいこの“細かいこと”でした。

たとえば、こんなことです。


たとえば、住居で確認しておきたいこと

家賃補助は、毎月いくらまで出るのか。

これは、多くの人が確認すると思います。

でも、本当に確認しておいた方がいいのは、その先です。

家賃補助の対象は、家賃だけなのか。
駐車場代は含まれるのか。
光熱費は対象になるのか。
賃貸保険は自己負担なのか。
家具レンタルや初期費用はどう扱われるのか。

このあたりが曖昧なまま物件を探し始めると、あとから毎月の自己負担額が想像以上に大きくなることがあります。

特にアメリカでは、地域によって家賃だけでなく、駐車場代や光熱費、保険料も重くなります。

物件そのものを見る前に、まずは「会社がどこまで負担してくれるのか」を確認しておく。

これは、赴任前にかなり大事な確認事項だと思います。


たとえば、医療保険で確認しておきたいこと

アメリカ生活で、個人的にかなり不安が大きかったのが医療保険です。

日本にいると、病院に行くこと自体はそこまで複雑ではありません。

でもアメリカでは、病院に行く前に確認することが多いです。

保険はいつから有効になるのか。
本人だけでなく、家族も同じ日から使えるのか。
保険証が届く前に使える仮IDはあるのか。
会員サイトにはいつからログインできるのか。
最初に病院へ行くときは、Primary Careなのか、Urgent Careなのか、ERなのか。
近くにIn-Networkの病院はあるのか。

こういうことは、体調を崩してから調べるとかなりしんどいです。

だからこそ、元気なうちに確認しておく価値があります。

医療保険は、「何かあったら会社に聞けばいい」では少し遅いことがあります。

何も起きていないうちに、最低限の確認だけでも済ませておく。

それだけで、現地生活の不安はかなり変わると思います。


たとえば、車で確認しておきたいこと

車社会の地域では、車がないと生活が一気に止まります。

スーパーに行く。
会社に行く。
病院に行く。
子どもの送迎をする。
週末に少し出かける。

そのすべてが、車前提になります。

だから、車については「買うかどうか」だけではなく、もう少し広く確認しておいた方がいいです。

渡米直後の移動手段はどうするのか。
レンタカー期間は会社負担なのか。
車を買うまでの間、社用車は使えるのか。
自動車保険はどこまで自己負担なのか。
事故を起こしたとき、会社への報告ルールはあるのか。
修理時の代車費用はどうなるのか。
免許取得までの期間はどう見込むのか。

車は、買って終わりではありません。

生活の土台そのものです。

特にアメリカに来た直後は、住居も決まっていない、土地勘もない、英語にも慣れていない状態で、車のことまで判断しなければいけません。

だからこそ、事前に確認できることは、できるだけ赴任前に整理しておいた方がいいと思います。


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