困難なテーマは、あなたを苦しめる障害物ではなく「切符」です
「なぜ自分ばかりが」と思った日に、思い出してほしい話
『他を利する困難なテーマを乗り越え、人の為に尽くした生命の充実感。それが究極的な幸せであり、プランナーである』
長い格言です。けれど、一文字も削れません。この仕事の本質が、全部この中に入っているからです。
華やかさの裏側にあるもの
ウェディングプランナーの日常は、決して華やかなことばかりではありません。
新郎新婦の意見のすれ違い。ご親族からのイレギュラーなご要望。限られた予算と時間。次々と降りかかる「困難なテーマ」を前に、ただタスクをこなすだけの作業員になってしまったり、無理難題に疲弊して心をすり減らしてしまうプランナーは後を絶ちません。
「なぜ自分ばかりがこんなに苦労を……」
そう思ってしまう瞬間は、誰にでもあります。私にもありました。恥ずかしい話ですが、担当の組が決まった時点で「これは大変そうだ」「これは楽そうだ」と、心の中で仕分けをしていた時期さえあります。
利己的な感情や効率主義に囚われてしまうこと。これが、現場でよく陥る落とし穴であり、多くの人が挫折していく原因です。
そして厄介なことに、この状態のときほど、仕事は「うまく」なります。処理は速くなり、ミスも減る。ただ、心が動かなくなるのです。
――ここまでが、多くの方が現場で抱えている実感です。
ここから先は、なぜそうなるのかという原理原則と、明日から具体的に何をすればいいのかをお伝えします。利他と自己犠牲の分かれ目、困難の正しい仕分け方、そして明日ノートに書く一文。
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「決まりですから」と断ってしまった日。 知ったかぶりをして、あとから冷や汗をかいた日。 細かいお客様に、心の中でため息をついてしまった日。…
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