理不尽を超えた回数だけ、あなたの器は大きくなる
正論で戦った日、私はお客様を完全に失いました
『道理より 理不尽なものがある ただ受け入れ耐えて それを超えていく』
真面目な方ほど傷つく格言かもしれません。けれど、この仕事を長く続けるために、避けて通れない話です。
正しさは、時に武器にならない
ウェディングの現場では、どれほど完璧に準備をしていても、予測不能な事態が必ず起きます。
打ち合わせで決めたはずの進行に対する、親御様からの突然の反対。ご親族間の複雑な感情の衝突。あるいは、天候などの不可抗力。
そんな時、若く真面目なプランナーほど、こう反応してしまいがちです。
「契約書にはこう書いてあるのに」 「先日ご納得いただいたはずなのに」
「道理(正論・ロジック)」を盾にしてしまうのです。そして、それは事実として正しい。何一つ間違っていません。
けれど、一生に一度の大きな節目を迎え、極限の緊張や不安の中にいる新郎新婦やご家族に、冷たい正論は通用しません。
論理で理不尽をねじ伏せようとすればするほど、お客様との間に決定的な溝が生まれ、事態はさらに泥沼化していく。これが現場のリアルな恐ろしさです。
――ここまでが、多くの方が現場で抱えている実感です。
ここから先は、なぜそうなるのかという原理原則と、明日から具体的に何をすればいいのかをお伝えします。「受け入れる」と「屈する」の違い、そして耐えてはいけない理不尽の見分け方。
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「決まりですから」と断ってしまった日。 知ったかぶりをして、あとから冷や汗をかいた日。 細かいお客様に、心の中でため息をついてしまった日。…
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