人はミスをする。それを前提に、結果を用意しておく
「私はちゃんと伝えました」は、プロの言葉ではありません
『人は裏切ります。でも その先を呼んで 結果を用意しておくことが 使命を持つ者の勤めです』
強い言葉から始まる格言ですが、これは人間不信の話ではありません。むしろ逆です。
現場は、約束が守られないことの連続
結婚式は、プランナー一人では決して創り上げられません。
サービススタッフ、司会者、フローリスト、キッチン、そして新郎新婦ご本人。多くの人が関わります。
その中で、こうしたことは日常茶飯事です。
「お願いしていた期日までに資料が出てこない」 「発注していたものと微妙に違う」 「スタッフが伝達ミスをした」
約束や期待に対する『裏切り』は、毎週のように起こります。
この時、自分の仕事しか見えていないプランナーは、こう言います。
「私はちゃんと伝えたのに!」 「お客様が期日を守らないからだ」
他責にし、感情的になる。相手のミスを責めることで自分を正当化し、結果的に結婚式全体のクオリティが下がってしまうことを、見て見ぬ振りをする。
これが、現場でよく起こる「責任転嫁」という名の、致命的な失敗です。
――ここまでが、多くの方が現場で抱えている実感です。
ここから先は、なぜそうなるのかという原理原則と、明日から具体的に何をすればいいのかをお伝えします。「裏切り」を前提に結果を用意する方法と、明日発注書の横に書き添える一行。
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「決まりですから」と断ってしまった日。 知ったかぶりをして、あとから冷や汗をかいた日。 細かいお客様に、心の中でため息をついてしまった日。…
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