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最高の一日をおえた時に、私が必ず自分に問うこと

あなたのピークは、絶対に「過去」にあってはいけません

『一番の結婚式は きっと 次に担当する結婚式』

27の格言の、最後の一つです。この言葉で締めくくることに、意味があります。


「自分史上最高」が、罠になる

何十組、何百組と担当を持つ中で、プランナーには必ず「自分史上最高の結婚式」と呼べるような、完璧な成功体験が訪れます。

お客様から涙ながらに感謝され、スタッフ全員が達成感に包まれるような一日。

それは素晴らしいことです。その日のために、私たちは働いていると言ってもいい。

けれど、実はここに落とし穴があります。

過去の大きな成功体験に縛られると、人は無意識のうちにこう考えるようになります。

「あの時の◯◯様と同じ演出をすれば、絶対に感動するはずだ」

過去の栄光をテンプレート(型)にして、新しいお客様に当てはめようとしてしまうのです。

「過去の成功」を頂点に設定してしまった瞬間、プランナーとしての成長は止まり、目の前の新しい新郎新婦の個性を見失ってしまいます。

なぜ、同じことをしても同じにならないのか

考えてみれば、当然のことです。

あの日感動が生まれたのは、演出が優れていたからではありません。あのお二人の人生と、あの演出が、たまたま完璧に噛み合ったからです。

人が違えば、噛み合いません。同じ曲でも、同じ手紙でも、まったく別のものになります。

けれど、成功した本人には、そこが見えにくい。演出そのものに力があったと思い込んでしまうからです。

だから、成功体験の直後こそ、最も慎重になってください。上手くいったやり方を持ち込みたくなったときは、「このお二人にとっての理由は何か」と、必ず一度立ち止まることです。

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