高卒で家を出た息子への申し訳なさと、炊飯器がくれた「本当の豊かさ」とは
高卒で就職した息子とのエピソードを通して、私が「安さ」だけの選択から卒業するまでのこと

息子が就職するために家を出る半年前、息子が長年使った二段ベッドがこわれてしまいました。
「危ないから新しいのを買おう」と言う私に、息子は「大丈夫、直せるから」といいました。
手伝って!!といわれ😅私は息子の指示にしたがい、結束バンド??!!で?と笑いながら手伝いながらも、私の心は少しだけ痛みました。
でも、1万円もあれば新しいベッドが買える。
「新しいの買おうよ」と言った
それなのに息子は「大丈夫、いらない」と直しました。
「お金がないよ」と言い聞かせて育ててきた、私なりの子育て。
「我慢させすぎてしまったかな」という申し訳なさと、「こんなに物を大切にできる子に育ってくれたんだな」という気持ち。
自分を責める気持ちと、嬉しさが入り混じった、なんとも複雑な気持ちでした。
40分の坂道をママチャリで通った高校卒業までの2ヶ月

高校時代も、片道40分の坂道を自転車で通い抜いた息子。
通学に使っていたものは
38,000円で購入したスポーツタイプのものでした。
パンク2回、チェーンの調子がおかしくなってもAmazonで部品を買って自分でなんとか直して乗っていました。
ところが、これも卒業2ヶ月前に壊れてしまったのです。
新しいものを買い替えようと言っても、息子は「別にママチャリも変わらない」と言って、
卒業までの残り2ヶ月をママチャリで通いました。
初任給で届いた「家族で美味しいお米を」という想い

そんな息子が、就職して初めて帰ってくる
ゴールデンウィーク。
「初任給でプレゼントしてくれる」と言ってくれたのは、炊飯器でした。色々考えてたけど、
「家族で、美味しいお米を食べてほしい」と。
話てくれました。
帰省した息子と一緒に、家電量販店へ行きました。
いつも私が家電を買う時は、たくさん調べてネットの最安値で買います。
息子も店員さんにネットの価格を見せて交渉し、なんとAmazonと同じ価格にしてくれました。
そうして、息子がしっかりと選んでくれた一台。
3年越しに決めた、私自身の「卒業」

今、お米を炊くたびに息子への感謝が溢れます。
そして、あの時すぐには「安さ」から卒業できなかった私ですが、今になってようやく自分への「卒業」を決めました。
これまではとにかく「安さ」だけで選んできた。
でもこれからは、部屋を整えて、本当に良いもの、大切にしたいものに囲まれた暮らしを大切にしていきたい。
自分も家族も「ご機嫌」で暮らしていく。
息子が教えてくれた「本当の豊かさ」を大切に、私はこれからも、家計と心を整えていこうと思います✨
