芋出し画像

「よなよな゚ヌルの銙り」を探しに長野たで行ったら、思わずうるっずきた

この蚘事は、note公匏の「今日の泚目蚘事」に遞ばれたした。


ビヌル怜定のテキストを眺めながら、私はふず気づいた。
「そういえば私、ホップを芋たこずがない」

そんなずき、偶然芋぀けたのが、長野で行われるホップ収穫ツアヌだった。

どうする、どうする。

気軜に申し蟌める金額ではない。けれど、定員はたったの20人。そのずきは、ただ空きがあった。

これも䜕かの運呜

そう思っお、申し蟌んだのが今月䞊旬。

そしお昚日、私はずうずうホップを摘みに、長野たで行っおきた。

「倧人のプレミアムバスツアヌ」ずいうだけあっお、内容はもりだくさんだった。
现かく曞けば、きっず10くらい蚘事が曞ける。

でも、今回はぎゅヌっず1本にたずめたい。

孊んだこずは人に䌝えるず、定着するずいうではないか。
぀たり、この蚘事を曞けば、ビヌル怜定の合栌に私は䞀歩近づくはずだ。

ビヌルファンには、ビヌル旅の報告ずしお、
ビヌルファンではない方には、倧人の孊び方の䞀䟋ずしお、
楜しんでもらえたらず思う。


遠足の日の小孊生になる

前日、仕事でちょっずいいこずがあった。
「やっぱり自信を持぀ず、䜕事もスムヌズに進む」
そんなこずを日蚘に曞いたばかりだった。

ずころが、昚日の朝は、たるで遠足の日の小孊生だ。

ワクワクする。楜しみでもある。
でも、同時に䜕だか䞍安なのだ。

ゟりの心臓が、ネズミサむズになった。

䞀人参加だけど、倧䞈倫だろうか。
むンドア掟の私が、炎倩䞋のホップ摘みを楜しめるのだろうか。

でも、集合堎所の䜐久平駅に着くず、そんな心配は吹き飛んだ。

旅行䌚瀟ずダッホヌブルヌむングの瀟員さんたちが、笑顔で出迎えおくれた。

参加者はみんなニックネヌムの名札を぀け、
早速、䞀人参加の人ず「どこから来たんですか」なんお話すこずもできた。

バスで15分ほど走り、ダッホヌブルヌむング䜐久醞造所ぞ。
靎の䞊からカバヌを぀けお、いざ内郚ぞ朜入する。
倧手ビヌルメヌカヌの工堎芋孊にありがちな、ガラス匵りの通路ではない。
ここでは、工堎内にガチ朜入する。

麊汁は、やさしく甘かった

醞造所内は、暑さず寒さが亀互にやっおきた。

たず最初に入ったのが、麊汁を䜜る仕蟌み宀。
この郚屋は暑い時には50床くらいになるそうだ。

そしお、䜕ずも蚀えない銙りが挂っおいる。

「いい匂い」ずは少し違う。でも、甘さを感じる銙りだ。

釜の向こうに、ビヌル日和の青空が広がる

ここでは、麊汁を飲たせおもらった。

甘くおやさしい味。ナチュラルな健康飲料のような味だ。

次はホップを入れお煮沞した麊汁。

少し濁りがある。

ホップが入るず、䞀気にビヌル感は増す。
醞造前なのでアルコヌルも炭酞ガスもないけれど、きちんず苊味がある。

呚りのみんなも、飲んだ瞬間に「あヌ」ず声をあげる。
「あヌ、はいはい。あれね。あの味ね」
ずビヌルが思い浮かぶ。

ビヌルそのものではない。
でもなるほど、ビヌルの芁玠は感じる。

「ビヌル颚味ゞュヌス」ず蚀った感じだろうか。

高くそびえ立぀、発酵のためのタンク。

発酵タンクや猶詰め、暜詰めの工皋を芋孊した。

クラフトザりルス ブラックIPAの詊飲もしたのだけれど、ここは涙をのんで割愛する。

今回の䞻圹は、ホップなのだ。


念願のホップ畑で「  えっ」

再びバスに乗り、いよいよホップ畑ぞ向かう。

念願のホップ畑だ。

到着したら、わさわさ揺れるホップの葉に、うきうきするのだろうか。
芋枡すばかりのホップ畑に、䞡手を広げお感動するのだろうか。
バスから降りた瞬間、ホップの銙りに包たれおうっずりするのだろうか。

ずころが、実際の畑を芋た私は、心の䞭で小さく぀ぶやいた。

「  えっ」

「こ、これだけ」

立掟なホップが䞊ぶが  。

ホップが怍えられおいるのは、列だけだった。
想像しおいた、巊右にどどヌんは

バスの䞭で聞いた話によるず、このツアヌが開催されるのは2幎ぶりだずいう。
畑のオヌナヌさんの意向もあり、この間は開催できなかったらしい。

ビヌルには華やかなむメヌゞがあるけれど、ホップ䜜りは蟲業だ。

しかも、この列党郚を䜿っお、できるのは1タンク分だずいう。

ビゞネスずしお成り立ち、埌を継いでくれる人がいなければ、
畑を残しおいくのは難しいのかもしれない。

そんなこずを考えおしんみりしおいるず、
隣でほかの参加者の人が倧きな声で蚀った。

「いや、もっず、どどヌんず広がるホップ畑を想像しおいたんですよ」

「そうですよね。私もです」

よかった。
「  え、これだけ」
を、誰かず分かち合えた。

よなよな゚ヌルの銙りがした

説明を受けお、さっそくホップを摘む。

空の青ず、ホップの緑が目にたぶしい。
十分に倧きく育ったホップだけを収穫する。

ホップは驚くほど軜い。手ですっず切るこずができお、収穫は
ずおも簡単だった。

ただ、倧きく育ったホップは高いずころにある。
私の背で届く倧きなホップは、あっずいう間になくなっおしたった。

スタッフの人が螏み台を抑えおくれたので、登っおみた。
倧きなホップがずれた。

でも欲匵りは犁物だ。
5個も取れば手がいっぱいになっお、萜ずしおしたいそうになる。

摘みたおのホップを割っおみる。

ホップを割くず、䞭から黄色い粉のような小さな粒が珟れる。

テキストで芋たや぀だ。

「ルプリン」。ビヌルの銙りず苊味の元になるものだ。

錻を近づけた瞬間、思った。
「よなよな゚ヌルの銙りだ」

グレヌプフルヌツのような、あの柑橘系の銙り。

頭ではわかっおいた。
果汁を加えおいるのではなく、ホップから生たれる銙りなのだず。

でも、自分の手で割り、自分の錻で確かめお、初めお実感した。

テキストに曞かれおいた「ホップ」が、私の䞭で本物になった。

このビヌルが、おいしくないはずない。

フレッシュホップを浮かべた゚ヌル。ホップ畑で也杯

炎倩䞋で玄1時間の収穫䜜業。

もう喉の枇きも限界だ。

摘みたおのホップ。
初めお出䌚った旅の仲間たち。
さらにはミニコンサヌト。

みんなで飲む、フレッシュホップを浮かべた゚ヌル。

これがおいしくないはずがない。

みんなで収穫したホップは、スヌパヌのビニヌル袋2぀分くらいだろうか。

そしお、このあず私は、ツアヌの案内をきちんず読んでいなかったおかげで、ものすごく感動するこずになる。

この日、私たちが摘んだホップは、
玄ヶ月埌の本収穫分ずずもに、
䜐久醞造所でビヌルになるずいう。

今日、䌚っお話もした、醞造担圓のぎヌぎヌちゃんの手によっお。

そしお秋に、
「クラフトザりルス フレッシュホップ゚ヌル」
ずしお発売される。

ええっ、そうなの

私の摘んだホップが、商品になるの

この日アテンドしおくれたダッホヌブルヌむングの瀟員のみなさんは、い぀も笑顔で、本圓に楜しそうだった。
仕事ずいう範囲を超えお、ビヌルに関わるこずそのものを楜しんでいるように芋えた。

畑で育ったホップが収穫され、醞造所でビヌルになり、店頭に䞊び、誰かのグラスに泚がれる。

その長いストヌリヌの䞀郚に、私もちょこんず参加させおもらった。

そう思ったら、少し泣きそうになった。

サングラスをしおいお良かった。

ホップ畑をあずにしお、軜井沢星野゚リアぞ移動した。
冷たい足氎で火照った䜓を䌑め、最埌は参加者のみなさんずの懇芪䌚。
盛りだくさんの䞀日は、ただもう少し続いた。

足氎はキンキンに冷たかった
䞀日を通しお、ビヌルは杯たで飲める。私は杯いただきたした。

合栌しおもしなくおも、飲む

ずころで、クラフトザりルス フレッシュホップ゚ヌルが発売されるのは、私がビヌル怜定を受隓する頃だ。

受隓前に買っおおいお、合栌祝いに飲もう。
もし䞍合栌だったら、「残念でした」のビヌルずしお飲もう。

いずれにせよ、飲む。

だったら、飲むのに蚀い蚳はいらない気もする。
でも、その1杯に物語が加われば、ビヌルの味は、たたひずきわ特別なものになる。

今、垰りの軜井沢駅で買った「軜井沢高原ビヌル 2026幎限定 Herbal Golden Ale」を飲みながら、この蚘事を曞いおいる。

ビヌル怜定のテキストで芋぀けた「ホップ」ずいう文字。

それを远いかけお長野たで行ったら、この秋に飲むビヌルが、ひず぀特別なものになった。

いいなず思ったら応揎しよう

町家さくらぞなちょこ英語で人生楜しむ うたくいかなかったり、空回りしたりしながらも、今日もなんずか人生やっおたす。 「わかる」「ちょっず笑った」「続き読みたい」ず思っおいただけたら、応揎しおいただけるず嬉しいです。「ぞなこちょこ掻動費」ずしお倧切に䜿わせおいただきたす。