Claude Codeの教科書〜基礎編〜
※このnoteは最新版に常にアップデートされる予定です。
2026/06/9:セットアップ解説動画を追加しました
2026/06/16:第四部を追加し、サブエージェントやスキル、GitHubの解説を追加しました
2026/06/29:追加特典をご用意しました。VercelやCloudflareを使って、HPやウェブアプリを公開する手順について解説しました。



「Claude Code、気になってるけど、ターミナルの黒い画面でつまずきそう」 「Windows で入れようとして、WSL がどうとかで詰まって、そのまま放置している」
そう感じている人なら、たぶん一度は通る道です。でも安心してください。いまはターミナル(黒い画面)を一切使わず、ふつうのアプリとして Claude Code を使う方法があります。デスクトップアプリです。アプリをダウンロードして開くだけ。コマンドも、PATH がどうという話も、一度も出てきません。
この記事は、そのデスクトップアプリに絞って、Mac でも Windows でも、入れる → 安全に使う → 育てるの順で一本道に進み、読み終わるころには「安全に動かせて、自分用に育てていける」状態になります。教科書として、上から順に読めば終わるように書きました。
先に、この記事の要点を3行だけ。
ターミナルなしで OK。アプリを入れてサインインすれば、もう動きます(Windows だけ Git を入れる一手間あり)。
既定でも安全。慣れたら「Auto モード」にすると、確認の手間は消えるのに危ない操作だけは機械が止めてくれます。
最初に CLAUDE.md を整えると、毎回の前置き説明が消えて「任せて検品するだけ」に近づきます。
最初に権限と設定をきちんと整えておくと、その後の体感が変わります。
毎回「日本語で答えて」「テストを先に流して」と打ち込む前置きが消え、変更のたびに押していた承認も減り、Mac か Windows かという環境の壁も気になりません。
僕も最初は確認に疲れて「結局チャットでよくない?」と思っていたのですが、権限の仕組みを理解して CLAUDE.md を整えたら、任せて検品するだけの時間がぐっと増えました。
逆にここを飛ばすと、便利なはずのツールを「高機能なチャット」として半分も使えないまま終わります。最初の30分の差が、その後ずっと効いてきます。

申し遅れました。tatsuki(@nobel_824)と申します。中小企業向けに AI の活用サポートをしていて、Claude / Codex の業務導入を手伝いつつ、自分でも Claude Code を1日中走らせています。手順はすべて、2026 年 6 月時点の公式ドキュメントで裏取りしながら書いています。
その前に:Claude Code はどこで使う?

Claude Code には、使う「入口」が大きく3つあります。最初にここだけ整理しておくと、自分に合う入り方が選べます。
ひとつ目はターミナル版(CLI)です。コマンドで操作する玄人向けの入口で、自動化や CI(継続的インテグレーション。コードを自動でテスト・反映する仕組み)との連携に強いのが特徴です。普段からターミナルを使う人にはこれが一番速いですが、初めての人には少しハードルがあります。
ふたつ目はエディタ拡張です。VS Code や JetBrains といった、普段使っているコードエディタの中に Claude Code を組み込んで使う形です。すでに特定のエディタで開発している人に向いています。
みっつ目がデスクトップアプリです。ターミナルもエディタも要らず、ひとつのアプリの中で完結します。ボタンとメニューで操作でき、変更は差分(どこがどう変わるか)を見ながら承認できます。初めての人にはこれが一番やさしい入口です。
この記事は、いちばん間口の広いデスクトップアプリに絞って進めます。ターミナル版で使いたい人向けには、末尾に付録を用意したので、そちらを見てください。
始めるのに必要なものは、有料プランとインターネット接続です。無料の Claude.ai プランでは Claude Code は使えません(公式の料金。Pro なら月 20 ドル、年払いで実質 月 17 ドル相当から)。対応 OS は Mac(Intel・Apple シリコン共通)と Windows(x64・ARM64)で、Linux にはアプリ版がないのでその場合はターミナル版を使います(公式のデスクトップ解説)。
ひとつ先に言っておくと、Windows の人だけ、もう1つ「Git」というソフトを入れる一手間が必要です(Mac はたいてい最初から入っています)。これを入れないと Windows では使い始められないので、手順はこのあと第1部で説明します。「Windows は入れてすぐ使える?」の答えは「Git を入れてから」です。
第1部 インストールする
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