海外育児 | 夏休みに日本の同年代の子どもたちとふれあう時間をつくるために考えていること
こんにちは、ドイツ在住「煮ても焼いてもドイツ」のニヤキです。
ドイツ生活のあれこれを中心に情報発信をしています。
海外で暮らしていると、子どもたちが日本の同年代の子と自然にふれあう機会はどうしても限られてしまいます。
だからこそ、夏休みに帰国するタイミングは、子どもたちにとって「日本の空気に触れる時間」になると感じています。
日本語のやり取り(特に言葉遣いが子ども同士だと独特なことも多い)、遊び方、流行っているもの、ちょっとした価値観の違い。
そういうものを肌で感じることは、親族との時間とはまた違う意味を持つように思います。
我が家では、息子が小さかったときは幼稚園へ体験入園させてもらったり、小学校の体験入学にお世話になったり、私の友達のお子さんと遊ばせてもらったり・・・という機会を設けてきました。
もともと社交的ではない息子で、特に幼い頃は体験そのものがストレスになっていた可能性もありますが、毎年少しずつ積み上げていったお陰か、今ではすっかり日本贔屓、というか、完全に日本人です。
娘のときは、ちょうど2歳の頃からコロナ禍に突入。
息子と同じような経験はさせてあげられませんでしたが、息子とは真逆な社交性を生かし、私がおぜん立てしなくとも、日本へ行けば公園や道端で勝手に友達を作って、なんなら、そちらのお宅へ遊びに行ったり、一緒に出掛けるような仲になったりと、彼女の実力で世界を広げて行っています。
今回は、日本でできる「ふれあいの時間」について、我が家のプランも交えて記していきます。
1. 帰省中に参加できそうな“自然な交流の場”は?
これまで13年間の子育て経験(&日本滞在)をもとに、日本の幼稚園が学校への体験入学以外でおすすめできる子ども同士が交流できる場をいくつか紹介します。
児童館: 長期休みや放課後はイベントが多く、参加しやすい雰囲気があります。日本の児童館の充実ぶりは神級です。
図書館の子ども向けイベント: 読み聞かせや工作など、初対面でも参加しやすい活動が多いです。
地域のお祭り :一番自然に同年代と混ざれる場所だと思っています。
公園の水遊び・じゃぶじゃぶ池: 遊びそのものがコミュニケーションになるので、言葉のハードルが低いです。幼稚園時代の息子と一緒に公園の水道で川を作って遊んだ(迷惑ですよね・・・すみません)相手は、お互い中学生になってもまだ仲良しです。
短期のスポーツ教室: 水泳や体操などは短期参加がしやすく、同年代と関わるきっかけになります。うちはプログラミング教室なんかにも行きました。
2. 親の少しだけサポート
海外で育っている子どもは、最初の一歩が少し出にくいことがあります。
特に子どもがまだ小さいときには、親としてできる小さなサポートがいくつかあります。
最初の一言だけ一緒に言う: 「一緒に遊んでもいい?」の一言を、親がそっと添えるだけで入りやすくなることがあります。
遊び道具を持っていく: ボールやシャボン玉など、遊びがそのまま交流のきっかけになるもの。
親同士が少し話す: 子ども同士が話しやすくなる雰囲気づくりになります。
帰省直後は日本語のウォームアップをする: 特にまだ現地語と日本語の切り替えがうまくいかない未就園児位の子どもの場合、日本語が少し出にくい時期があるので、家で軽く会話量を増やしておく。
無理に交流させるつもりはなく、あくまで「入り口を少し広げる」くらいのイメージです。
ちなみに、うちの娘のように、サポートなしでもガンガンに自分で声をかけにいってしまうタイプの子もいますので、そういった場合には、ブレーキの役割に徹することも必要です。
3. 我が家の夏の交流予定
息子は日本の中学校へ体験入学
息子はこの夏、日本の中学校へ体験入学する予定です。
日本の中学は初めてで、以前に経験した小学校での体験入学とは、きっと雰囲気が大きく異なるだろうと思っています。
中学校特有の空気、授業の進め方、先生と生徒の距離感、部活動の存在感。 そうしたものは、外から見ているだけではわからない“リアル”があります。
息子は将来、日本で高校進学をする可能性を考えているので、今回の体験入学はそのための大事なステップになるはずです。
パンフレットやネットの情報ではなく、そしてマンガやアニメのイメージでもない。実際に教室に座り、同年代の子たちと同じ時間を過ごすことで、 「日本の中等教育ってこういう場所なんだ」 と自分の肌で感じてほしいと思っています。
そしてその中で、ドイツの学校との違いを自分なりに体験してくれたらいいと思います。
もともとドイツの学校が嫌いな息子が、ますますドイツ嫌いになってしまうことも若干危惧しています・・・。
娘は小学校の体験入学が難航し、別の選択を
一方で、娘の小学校体験入学は少し難航しました。
息子が以前お世話になった小学校は、毎年海外からの体験入学者が非常に多く、学校としてもそれぞれに対応するのが難しくなったということで、体験入学受け入れ期間が設定させました。
・・・しかし、設定された期間は、ドイツの私たちの州はまだ夏休みではなかったため、入学叶わず。
隣りの町にも問合せましたが、やはり滞在先住所がその場所にない場合は受け入れができないとのこと。また、叔母の家から通うことも可能なので、そちらの市にも問合せましたが、教育委員会で検討しますと連絡がきてから音信不通に。その後、再度問合せをしましたが、全く返事がこないという状態で、諦めました。(日本の行政でもこういう対応があるんだ!と結構驚きました)
残念ではありますが、こればかりは学校側の事情もありますし、無理にお願いすることはしたくありません。
そこで、娘には別の形で日本の同年代の子とふれあえる機会をつくることにしました。
選んだのは、山の中で行われる5日間のサマーキャンプです。
いかにも昭和の香りがするような、素朴で力強い内容のキャンプ。
自分自身も昔経験したことがあるような、自然の中で過ごす“日本の夏”がぎゅっと詰まったプログラムです。
一応、別の団体が主催するもう少し現代的なサマーキャンプ(ホテルに泊まったりするような)も見せましたが、娘としては自分でテントを張って、飯盒炊飯で五右衛門風呂!、そして勿論キャンプファイヤーな今回の昭和キャンプ(すみません、私がそう勝手に呼んでいるだけ)の方がいい!ということで、こちらにお世話になることに。
キラキラした華やかさはありません。
スマホなどの電子機器類も使えず、5日間は完全に音信不通になります。
でも、だからこそ得られるものがあると感じています。
娘自身もかなり楽しみにしていて、キャンプの説明を読むたびに目を輝かせています。
新しい友だちができるかもしれないし(いや、絶対できる)、自然の中で過ごす時間が心に残る体験になるかもしれません。
私自身も大人になってからも鮮明に覚えている夏の子ども向けサマーキャンプ。あの日本の夏の光景が脳裏に浮かぶようになる、そんな体験になりそうで、なんだか私がワクワクです。
息子の体験入学と、娘のサマーキャンプ。
どちらもまったく違う形ですが、共通しているのは「日本の同年代の子と同じ空気を吸う」ということです。
海外で暮らしていると、どうしても日本の学校や子ども文化が“情報としての日本”になりがちです。 でも、実際にその場に身を置くことでしか得られない感覚があります。
緊張する瞬間もあるかもしれませんが、それも含めて大切な体験になると思っています。
まとめ
まだ夏休みは始まったばかりで、これからどんな体験が待っているのかはわかりません。
息子がどんな中学校生活を味わうのか、娘がどんなキャンプの5日間を過ごすのか。
それぞれがどんな表情で帰ってくるのか、楽しみに見守りたいと思います。
夏休みが終わったら、またその様子を note にまとめたいと思います。
🔗買い切り型!有料記事を集めたマガジンはこちら。これまでの有料記事に加え、今後新しく追加される有料記事も1度ご購入いただければ読み放題になります。
🔗ドイツの「食」についてもっと知りたい方へ・・・
🔗ドイツの教育あれこれ・バイリンガル子育てについての時期はこちらから・・・
🔗これまでのお買い物記事をまとめたマガジンはこちら
🔗ドイツ生活でのちょっとした違和感や発見、思ったことの考察記事です
🔗これまでの「ドイツ生活紹介」はこちらのマガジンから・・・
いいなと思ったら応援しよう!
言葉を届ける旅はまだ続きます。チップでのご支援は、その旅を照らす灯りのように私を励ましてくれます♪