あなたは知らない。だからお節介にもわたしは言った。あなたは本当にきれいなんだよ。
頸動脈のところに大きな傷がある、手の甲に、腕に、脚に、傷、傷、傷ーーどれだけあなたは生き難さを抱えているんだろう?
わたしには解らない。
わたしが若かったとき、わたしはわたしが大嫌いで、汚いと感じていて、自尊感覚がない代償に、不遜、みんなおおばか、大嫌い!
ある大人の人が、そのわたしに、頑是ない子をいとおしむような目で、若いって、きれいだね、いのちがさ、きれいなんだよ、って。
わたし、それが判る年まで生きた。ほんとなの。あなたは自分が大っ嫌いかもしれないけど、きれいなんだよ。きらきら光ってるんだよ。
