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デイワークで農業しながら、車中泊&30日間、日本中を巡ったときの話

自分のとこの作業もひと段落したある日。気まぐれにふと思い立った。

「場所も人も固定されない30日間を生きてみよう。」

一日単位で農業で働けるサービス「デイワーク」というサービスがある。これを利用して働くことを軸に、

行きたい場所で働き、疲れたら車で寝て、その土地のうまいものを食べて
趣味の渓流釣りをして、キャンプをして、観光地に寄って、
行き先を決めずに気の向くままにハンドルを切る。

本日は、そんな自分の“スキ”を全部盛りした旅についてです!


ざっくりこんな感じの旅(移動しすぎて赤字…)

  • 期間:30日間

  • 総移動距離:約7,500km

  • 跨いだ都府県:27都府県

  • 稼いだお金:104,000円

  • 働けた日数:19日(見学や、無償お手伝い含む)

  • 使ったお金

    • ガソリン代:約15万円(燃費の悪い車に乗ってます泣)

    • 食事:約4.5万円

    • その他:約7.5万円


■デイワークで働きながら走る旅

デイワークは旅との相性が抜群によかった。

  • 「明日働きたい→OK」

  • 「明日は渓流釣りしたい→働かないOK」

  • 「観光したい→午前だけ働くOK」

この自由さが、旅のアクセント。

働く現場はどこも一期一会で、地元の人たちの方言、空気、農作物の匂いが旅の記憶に混ざっていく。日雇いで雇うことに慣れてる人ばかりで働きやすいのも良い。

“仕事”が目的ではない場所で”働く”と、景色の見え方が変わる。それが面白かった。

うまくいかなかった点は、

  • 「地域によって募集が少ない→働けない」

  • 「雨天による仕事キャンセル→せっかく移動してきたのにがっかり」

旅の途中、今年の流行語ノミネートもされているおてつたびを使って旅する人にも何度か遭遇。

定年後の方、就活を終えた学生、日本中を登山しながら歩く若者。
いろんな人生があって、みんな豊かに生きている。

あぁ、自分の世界観、まだまだ狭いなぁ。
そんな気づきも大きかった。

初日にお世話になった里芋農家さん。
社長、「マツコの知らない世界」に出てましたね!

■沁みた言葉

特に旅の中盤でお世話になった果樹栽培農家さんの言葉が沁みた。心にブッ刺さり😢。名言準備してました?笑

「よう育った木ほど、しなやか。強さってそういうもん。」
「実りは急がせたらあかん。人も同じやと思うわ。」
「しんどい年を越えるといい実をつける。」


■車中泊の旅と言いつつ・・

今回の旅は「”車中泊”で日本中を旅する」という響きに酔って出発した。

が、実際はビジネスホテルに3泊、漫画喫茶に2泊、働かせてもらった農家さんに2泊、泊めてもらった。

  • 車中泊 → 自由度は最高。孤独とちょい不便もセット。身体痛い。

  • ビジホ → 快適。文明。安心。ベッド。充電。洗濯。飲酒。回復。

結論、
“どっちも使うのが、旅の最適解”

1日フルで力仕事ありの作業をした日は、静かにホテル検索アプリを開いた。負けではない。旅の戦略的判断。

倉敷の夜がとても幻想的

■癒しの渓流釣り

旅の途中、渓流釣りに何度か寄り道。
心に余裕があるときほど、渓流魚に気づかれにくい説(by 私)

川の音を聞きながら、
「豊かさってなにかねぇ」
「役所はそろそろ予算要求の準備かぁ」
「見知らぬ土地で釣りしてるワイいいねぇ」
「退職前に契約した業務仕様書、あと一文加えれば良かった」
「あの鳥の声が心地よいなぁ」
「あいつ、今何してるのかなぁ」

この“脳内ひとり会議”、旅あるある。

ちなみにルアー派です。

■事件?いろいろ

少し心配していたのですが、幸い事故、怪我、病気なし。
(薬指のささくれを剥いたら、思ったよりむけたくらい)

●事件①:関ヶ原で車中泊したら足が重くなる

朝起きたら「なんか足が重い…?」と感じてしまう。
思い返すと、いつも見る夢と違い、全く知らない誰かが複数名出てきたような・・(たぶんただの疲れ)

●事件②:”新ビックリマン”の仮装に会う

なぜこの時代に新ビックリマンの仮装で歩いている!?
どこで売ってるの?作ったの?「ピア・マルコ」「ベリーオズ」の仮装をした外国人とすれ違う。今あなたの国では放送中??自分には刺さりまくりでした!

●事件③:人生初職質を受ける

県外ナンバーが怪しかったのか?道の駅停車中近づいてくる警官。人生初職質。私の趣味の一つに「職質に抵抗する人の動画」鑑賞がある笑。
私の目はキラキラしていたと思う✨。これが職質っ!
「あっ、一緒に写真撮ってもらっていいですか??」「ダメです。」チーン

とても感じの良い人たち
日々、お疲れ様です🙇

■美味しかったものベスト3

ご馳走になった郷土料理とか、いただいたものとか色々あるのですが、お店に絞ると、この3つ。どれも地元の人に教えてもらって行ったお店です。

1位:福岡のモツ鍋・明太子

「もつ鍋 一藤 博多店」
ホントに、、本当に美味しいの一言。福岡いろいろと最高。

店員さんも優しかった泣

2位:香川のうどん

「手打ちうどん 歩」「うどん本陣 山田家」
想像の上をいく感動。”コシ” ってこのことだったんだ。。
さすがのうどん県。

山田家さんのうどん

3位:大阪の串カツ

「やまと屋1号店」
うますぎて、ハイボールが止まらんかった。雰囲気も好き。

他にも、本当にたくさんの「うまーい!」

諏訪のうなぎ(古畑さん)
宇和島の鯛めし(丸水本店さん)

■心が澄んだ場所ベスト3

国宝5城、日本3景すべて回りましたが(移動しすぎ・・)、人が多い観光地は苦手です。

1位:島根の石見銀山

銀山までの道を歩くとたくさんの猫たちがお出迎えしてくれます。まずはネコピタリティにより癒される自然道。澄んだ空気。

ネコピタリティ
石見銀山近くの佐毘賣山神社

2位:宮崎の高千穂峡

やや人は多いものの、それを感じさせない圧倒的な自然。

3位:佐賀の吉野ヶ里遺跡

一生行かなそうな県1位?とんでもない!
吉野ヶ里遺跡は本当に素晴らしい。そしてここの食堂は、想像を超えてくる本格派な旨さ!

本当に美味しかった😃

■この旅で気づいたこと

●「自分のペース」は最強のご褒美

人と合わせないで生きる時間は、
体験の“密度”が濃くなる。心が軽い。

●「働く」は場所に縛られなくてもいい

“いつ・どこで働くか”を選べることの豊かさを知った。
これまでの”固定観念”がどれだけ自分の思考を止めていたのか。

●旅は“行った場所”より“会った人”で記憶される

地元の方の声、方言、親切。
観光地の景色より、耳に残っているのはそっち。

●”農”に関わっていくことは自分の正解だと確信

どの土地に行っても、どの農家さんと接しても心のちくちくがなかった。
今後の自分の生き方についての確信を深めることができた。

●【番外】古戦場で車中泊してはいけない💧

関ヶ原の後、壇ノ浦でもしてみたのですが、朝起きたら今度は肩が重い。
…たぶん疲れ。いや、疲れであってくれ泣。


■反省と感謝

今回の旅、今思えばちょっと動きすぎました😓
夜な夜な300キロ走って、朝から農作業!
……いや、元気か。落ち着け。

「そんなに急がなくてもよかったな…」という反省は確かにあるのですが、
それでも “固定されない30日間” を全力で駆け抜けたことは、間違いなく自分の糧になりました。

赤字にはなりましたが、それ以上に
自由の濃度、出会いの質、景色の深さ
——全部がプラスだったと思っています。


そして、この旅の“入口”になってくれたのが 「デイワーク」 さん。

食糧生産を支える農業現場は、慢性的な後継者不足・人手不足。
「農業やってみたい」という潜在的ニーズの掘り起こし、「社会貢献 × 副業」という切り口で風穴を開けるこの仕組み。

「一期一会の関係性の中で、人の役に立てて、自然を楽しみながら稼ぐこともできる」
そんな働き方を実現させる素晴らしい仕組みだ。

今回の旅を思い立ったのも、このサービスがあったからこそ!
心から感謝しています🙇。

山口県犬ケ迫キャンプ場


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