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感覚が鋭い子の、通信制高校スクーリングの記録

感覚が鋭くて、不安を感じやすい息子は、
「学校の教室がこわくて入れない」
と悩んだ末に、
中学校は入学式以降、行かない選択をした。

そんな彼も、
いろいろ迷いはあったみたいだったが、
最終的には、
・家から近い(乗り物酔いの心配なし)
・宿泊スクーリングがない
という理由から、
消去法で通信制高校を選び、入学した。

息子の所属するコースは、
登校は、スクーリングのある月1〜2回のみ。

入学してからの数ヶ月間、
スクーリングに大苦戦…。
そのときのエピソードはこちら↓

親子で、もがきながらスクーリングに向き合ったこの1年間を振り返った。



息子は入学時に通常スクーリングを選択。

昨年度の通常スクーリングは、
以下のような内容だった。

▪︎定期スクーリング
前期3回、後期3回で、合計6回。
1日6〜7コマの時間割り。

▪︎補習スクーリング
前期1回、後期1回、年度末に1回で、合計3回。
英語と数学には学びなおし対応の特別補習もあった。


ここで重要なポイントは、
すべてのスクーリングに出席する必要はないということ。
計画的に、必要最低限の時間を出席すればよい。

そうわかってからは、
息子と相談して、
戦略的に挑むことにした。


息子が所属するコースは、
曜日でクラス分けされていて、
基本的には所属クラスの曜日に出席。

息子は土曜クラスだったが、
感覚が鋭く、不安を感じやすいため、
人が少ないほうが負担が少ないことを担任に相談したところ、日曜クラスに出席してみるようにアドバイスがあった。



◉息子の高校1年で必要なコマ数
数学Ⅰ       1
言語文化 1
現代の国語  1  
歴史総合 1
地理総合 1
科学と人間生活 2
英語コミュニケーションⅠ  3
体育 2
書道 2  
総合的な探究の時間A   1
合計15コマだった。

息子は1年間で10日間登校した。
1日の出席は最高3コマだった。

感覚が鋭く、不安を感じやすい息子のような子は、あらゆる刺激を受けやすく、
他の人よりも何倍も疲れてしまうため、
1日3コマが精一杯なのかもしれないと感じた。

▪︎年度末試験 
2日間に分けて、4教科ずつ実施。
「書くことが苦手」と担任に相談し、
パソコン受験の合理的配慮をしていただいた。
そのおかげで別室受験となり、少人数で刺激の少ない環境で受けることができた。

1年目は、
スクーリングと試験、合わせて12日登校

「母が校舎の中にいると安心する」
と息子が言うため、
私はこの12日間、
毎回付添い登校し、校舎内で待機した。

教室の外から、そっと見守った。

結局、
年度末の補習スクーリングが終わった時点で、
科学と人間生活は1コマ不足となってしまった。
「次年度にもう一度やればいいよね」
と息子には声かけしていた。

だが、
年度末試験を受けたあと、
担任から連絡があった。

「レポートの取り組みがきちんとできていたので、特別補習を受けたら単位とします」
との配慮が提案された。


その補習に無事に出席。

高校からのいろいろな配慮のおかげもあって、
すべての単位を取ることができた。

こんな1年だった。
本当にギリギリだけど、
なんとか乗り切った。

息子にはいつだってヒヤヒヤさせられるが、
最終的には帳尻を合わせるタイプなのだと思う。
今回もそう感じた。



そして、2年生に進級。

今年度より、高校の方針が変わって、
対面授業の免除比率が下がり、
スクーリングの時間が大幅に増えた。


今年度の通常スクーリングは、以下の予定。

▪︎定期スクーリング
前期4回、後期6回で、合計10回。
1日5〜8コマの時間割り
(実際は、選択した科目のみ出席)

▪︎補習スクーリング
前期1回、年度末に1回で、合計2回。


◉高校2年で必要なスクーリングコマ数
英語CⅡ 7
化学 5
数学A    1
情報Ⅰ 3
公共 1
生物 5
体育Ⅱ   4
保健 1
家庭総合  4
探究B   1

息子が選択した科目では、
なんと、最低32コマ必要とのこと!

去年の倍以上じゃないですか?!
いやぁー、どうするんだ、息子よ…。



今年度から対面授業の免除比率が下がり、
スクーリングの必要時間が大幅に増えたことを主治医に伝えると、
『他の高校でも同じようにスクーリングの必要時間が増えたという話を聞いている』
と話していた。

社会では大きく取り上げられないが、
通信制高校全体で、教育の質を高める流れがあるのかもしれない。


ただ、
感覚が鋭く、教室に入るだけで大きなエネルギーを使う息子にとっては、
この変化は決して小さくない。

今年は、正直かなりきびしい…。
それでも、

「どうしたら行けそうか?」

という戦略を親子で考えながら、
一歩ずつ進んでいくしかない。


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