600円台の天国の守護天使
私はスーパー銭湯が大好きだ。
どれくらい好きかというと回数券を買って
月に少なくとも2回、多い時は数回行っている。
昔は特売回数券なら一回あたりだいたい600円くらいだった。
最近は値上がりして四捨五入すると
700円近いがまだいちおう600円台ではある。
仕事を変えてから増えたものはスーパー銭湯に行く回数である。
今は平日の昼に行けるので最高。
スーパー銭湯が素敵なのは、
のんびりぼんやりゆったりできるところだ。
イライラかりかりしている人はお風呂にはいない。
忙しい人も焦っている人もいない。
みな裸でぼんやりしている。
各年代のそれぞれの身体をぼーっと眺める。
みんなそれぞれ自分の身体が自分にとって当たり前なのだ。
子どもでも大人でも老人でも。
私の風呂における目標は、
親切だけど言うべきことはビシッという人である。
露天に出る出入り口で後ろをみて
ちょっとドアを支えておく親切を心がけ、
タオルを浴槽につける子どもに
それはしてはいけないと言う。
ぶっちゃけ、悪いのは子どもではなく
きちんと教えない親だと思うけど。
幸い今まで言うことを聞かなかった子どもにも
逆ギレする親にもあったことはないが、
いつかあるかもしれないとドキドキしながらも
怖いオバサンをやることにしている。
やはり他人だから
めんどくさいから
トラブルが嫌だから
とアカンやろということを見逃すのが嫌なのだ。
スーパー銭湯は私の天国だし、
他の人にとっても天国だろう。
私は天国の治安を守るために
怖いオバサンとしての役割を果たすのだ。
つまり私は600円台の天国の守護天使なのだ。
天使とはけっこうぽっちゃりしていることもある。
画像はカバネルのビーナス誕生の
上部だけの切り取りである。
楽しげにぷくぷくした天使が飛んでいる。
私の背中に羽はない。
お腹はちょっとぽっちゃり系の天使に似ている
かもしれないが、それは秘密だ。
