政権打倒御百度参り 七十八度目 災害時の避難所に税金を使え

日本では大規模な災害が起きるたび、体育館などに大勢の人が集まり、床に毛布や段ボールを敷いて過ごす避難生活が繰り返されてきました。トイレや衛生環境、プライバシー、睡眠環境などの問題も長年指摘されています。
一方、イタリアでは大規模災害時の避難生活を支える仕組みが整備され、発災後、比較的短時間でテントやトイレなどを備えた避難環境を設営する体制があります。
災害大国である日本で、避難所の劣悪な環境を「非常時だから仕方がない」と受け入れる必要はありません。
災害が起きたとき、被災した人が清潔で安全な場所で眠り、食べ、トイレを使い、人間らしい生活を送れるようにすること。それは個人の備えや善意だけに委ねるものではなく、行政が平時から公費を使って準備しておくべき社会基盤です。
私たちが税金を払っているのは、そのためです。
政治家や一部の関係者に利益を還流させるためではありません。
この漫画は、災害時の避難所を「仕方のないもの」として諦めるのではなく、税金は誰のために、何のために使われるべきなのかという、ごく基本的な問いを描いたものです。
