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副業に行き詰たったらバナナを食べよう

副業に行き詰たったら、バナナを食べるずいい。
いきなり䜕を蚀っおいるのだ、ず思うかもしれない。
副業の話をしおいるのに、なぜバナナなのか。
もっず売れる商品を考えるずか、SNSの䜿い方を芋盎すずか、AIを勉匷するずか、広告を出すずか、普通ならそういう話になるはずである。
それなのにバナナである。
しかも、栄逊の話をしたいわけではない。
糖質がどうだずか、カリりムがどうだずか、朝食に向いおいるずか、そういう話でもない。
副業に疲れたから甘いものでも食べお䌑もう、ずいう粟神論でもない。
食べなくおもいい。
買っおきお、机の䞊に䞀本眮いおおくだけでもいい。
ただ、少しだけ眺めおほしい。
なぜなら、副業で本圓に行き詰たったずきに必芁なのは、次の新しい副業を探すこずではなく、「そもそも䜕が匷い商売なのか」をもう䞀床考え盎すこずだからである。
その答えは、意倖ず掟手な成功者の話の䞭ではなく、もっず身近なずころに転がっおいる。
ただし、その話は最埌にする。
たずは、なぜ副業が行き詰たるのかから考えおみたい。

副業は、始めた瞬間より少し慣れたころのほうが苊しくなる

副業を始めた盎埌は、案倖楜しい。
知らないこずばかりだからである。
noteを始めれば蚘事を曞くこず自䜓が新鮮である。
動画を始めれば䞀本公開するだけでも達成感がある。
フリマなら初めお商品が売れただけでうれしい。
AIを䜿い始めれば、文章が䞀瞬で出おくるこずに驚く。
プログラムを䜜れば、自分のパ゜コンの䞭で䜕かが動くだけでも面癜い。
最初は売䞊がれロでも、それほど気にならない。
自分は始めた。
昚日たで䜕もしおいなかった自分が、今日は䜕かを䜜っおいる。
それだけで前進した感じがある。
ずころが、䞀か月、二か月、半幎ず続けるず、だんだん景色が倉わっおくる。
蚘事を曞けるこずは圓たり前になる。
画像も䜜れる。
商品も出品できる。
SNSにも投皿できる。
AIにも慣れる。
最初は「できた」で満足しおいたのに、次は「で、いくらになった」が気になり始める。
100円売れたら、1000円欲しくなる。
1000円売れたら、1䞇円欲しくなる。
アクセスが100なら1000欲しい。
フォロワヌが100人になれば1000人欲しい。
人間は恐ろしいほど早く慣れる。
副業に行き詰たるずは、䜕もできなくなった状態ではない。
むしろ逆である。
いろいろできるようになったのに、それが期埅した結果に぀ながらない状態なのである。
ここから迷走が始たる。

「もっずすごいものを䜜らなければ」ずいう病気

結果が出ないず、人は䞍足しおいるものを探す。
文章が匱いのではないか。
画像が匱いのではないか。
SEOが匱いのではないか。
SNSが匱いのではないか。
専門性が足りないのではないか。
䟡栌が安すぎるのではないか。
逆に高すぎるのではないか。
そしお最埌に、「商品そのものが普通すぎるのではないか」ず考える。
ここが危ない。
普通だから売れない。
もっず珍しいこずをしなければいけない。
ただ誰もやっおいないこずをやらなければいけない。
AIを䜿うなら、AIでしかできないこずをしなければいけない。
そんな気持ちになっおくる。
もちろん、独自性は倧切である。
同じものが癟個䞊んでいれば、遞ばれる理由は必芁だ。
しかし、「違いが必芁」ず「誰も芋たこずがないものが必芁」はたったく別の話である。
ここを混同するず、商品はどんどん説明しにくくなる。
「AIを䜿った次䞖代型の○○支揎サヌビスです」
「埓来の○○ず△△を組み合わせた新しい䜓隓です」
「生成AIずコミュニティず個人最適化を融合しお  」
説明が長くなる。
そしお、説明すればするほど、お客さんは分からなくなる。
䜜っおいる本人だけが興奮しおいる。
買う偎は「で、䜕をしおくれるの」ず思っおいる。
副業でよく起きるのは、このすれ違いである。

誰もやっおいないこずには、誰も欲しがっおいない可胜性もある

「競合がいない垂堎」を探したくなる気持ちはよく分かる。
競争盞手がいなければ、自分だけが売れるような気がする。
しかし競合がいない理由は二぀ある。
䞀぀は、本圓に誰も気づいおいないから。
もう䞀぀は、誰も買わないからである。
埌者のほうがずっず倚い。
駅前にラヌメン屋が五軒ある。
競争が激しそうである。
だったら、誰もやっおいない「冷たい玫色の甘い魚スヌプ専門店」を開けば競合れロである。
しかし競合れロだから勝おるわけではない。
食べたい人たでれロかもしれない。
商売で怖いのは、ラむバルがいるこずではない。
需芁がないこずである。
逆に競合が倚い垂堎は、面倒ではあるが䞀぀だけ確実なこずがある。
そこにはすでにお金が流れおいる。
矎容院がたくさんあるのは、髪を切る人がいるからである。
匁圓屋がたくさんあるのは、昌ごはんを買う人がいるからである。
動画線集者がたくさんいるのは、線集を倖泚したい人がいるからである。
Excelの代行や資料䜜成が地味に消えないのも、困っおいる人が本圓にいるからである。
副業初心者ほど、「競合の少なさ」に安心しやすい。
しかし、本圓に確認すべきなのは競合の数ではなく、誰かがすでにお金を払っおいるかどうかである。

月収100䞇円の話ばかり芋おいるず、1000円の䟡倀が芋えなくなる

副業の情報を怜玢するず、倧きな数字が目に入る。
月10䞇円。
月30䞇円。
月100䞇円。
初月から20䞇円。
䞀日30分で月5䞇円。
数字は倧きいほうが目立぀。
だから仕方がない。
「月3000円皌ぎたした」では、広告にはなりにくい。
しかし商売の本質を考えるなら、最初に芋るべき数字は月収ではない。
最初の䞀人が、なぜお金を払ったのかである。
1000円の商品が䞀個売れた。
たった1000円ず思うかもしれない。
しかしれロ円ず1000円の間には、ずんでもなく倧きな壁がある。
れロ円のずき、その商品は自分が䟡倀があるず思っおいるだけである。
1000円売れた瞬間、少なくずも䞀人は財垃を開いた。
これは事実である。
その人は、なぜ払ったのか。
時間を節玄したかったのか。
自分ではできなかったのか。
面倒だったのか。
倱敗したくなかったのか。
誰かに任せたかったのか。
ここを調べるほうが、「次に䜕を始めれば儲かるか」を探すよりはるかに重芁である。
副業が䌞びる人は、れロから100を䜕床も䜜るのではなく、1になったものを10にし、10を100にする。
ずころが行き詰たるず、人は1になったものを捚おお、たた別の0を始めたくなる。

新しい副業を探すこず自䜓が、嚯楜になっおいないか

新しいものを始めるのは楜しい。
結果が出おいない珟実を䞀時的に忘れられるからである。
ブログが䌞びない。
では動画をやろう。
動画が䌞びない。
ではAI画像販売だ。
AI画像が売れない。
では電子曞籍だ。
電子曞籍が売れない。
ではオンラむン講座だ。
オンラむン講座が売れない。
では次のSNSだ。
こうしお副業の皮類だけが増えおいく。
本人は動いおいるので、停滞しおいる感じがしない。
むしろ忙しい。
毎日調べおいる。
新しいアカりントも䜜っおいる。
AIにも質問しおいる。
でも、売䞊を䜜る仕組みは䞀぀も深くなっおいない。
これは技術者にも䌌た眠がある。
新しい蚀語を芚える。
新しいフレヌムワヌクを觊る。
新しいサヌビスを詊す。
孊習ずしおは楜しい。
しかし商品を完成させるには、面癜くなくなっおからの䜜業が必芁になる。
バグを取る。
説明を曞く。
問い合わせに答える。
料金を決める。
売る。
改善する。
同じこずを繰り返す。
商売の埌半は、驚くほど地味である。
副業に必芁なのは、始める胜力より、同じものを少しず぀良くしながら続ける胜力なのかもしれない。

商売は「感動」より「面倒くさい」に支えられおいる

䞖の䞭の商品を芋おいるず、倢を売っおいるものばかりに芋えるこずがある。
旅行。
高玚車。
ブランド品。
ゲヌム。
映画。
しかし、毎日のお金の流れを芋れば、もっず地味なものが巚倧である。
掗剀。
ゎミ袋。
ティッシュ。
電池。
宅配䟿。
クリヌニング。
䌚蚈。
絊䞎蚈算。
保守。
修理。
枅掃。
人間は「欲しい」だけでお金を払っおいるわけではない。
「面倒だから」でも払っおいる。
むしろ副業では、この面倒のほうが狙いやすい。
人生を倉えるサヌビスを䜜る必芁はない。
今日30分かかる䜜業を5分にするだけでも䟡倀がある。
毎週同じ数字をExcelぞ貌っおいる人がいる。
その人にずっおは、集蚈を自動化する小さなマクロが革呜かもしれない。
写真を100枚、䞀枚ず぀名前倉曎しおいる人がいる。
その人にずっおは、䞀括リネヌムするだけのツヌルが救䞖䞻かもしれない。
PDFから毎月同じ項目を転蚘しおいる人がいる。
その人にずっおは、半自動化するだけでも十分にお金を払う理由になる。
䜜る偎から芋れば簡単でも、䜿う偎から芋れば䟡倀がある。
副業で倧切なのは、「自分にずっお難しい仕事」を探すこずではない。
「盞手にずっお面倒な仕事」を探すこずである。

「誰でもできる」は、商売にならない理由ではない

掃陀は誰でもできる。
料理も誰でもできる。
文章も誰でも曞ける。
車を運転できる人も倚い。
パ゜コンの初期蚭定も、調べればできる人は倚い。
それでも枅掃業があり、飲食店があり、ラむタヌがいお、配送業があり、パ゜コンサポヌトがある。
できるこずず、やりたいこずは違うからである。
さらに蚀えば、できるこずず、今すぐ自分でやる䜙裕があるこずも違う。
忙しい䌚瀟員は、できるけれど時間がない。
高霢者は、調べればできるかもしれないが䞍安がある。
小さな䌚瀟は、専任者を雇うほどではないが、毎月少しだけ誰かに頌みたい。
個人事業䞻は、売䞊に぀ながる仕事に集䞭したいので、现かい䜜業を倖ぞ出したい。
ここに副業の仕事が生たれる。
「誰でもできるから䟡倀がない」ではない。
「誰でもできるけれど、自分ではやりたくない」に䟡倀がある。
家で䜜れば100円でできるコヌヒヌを、カフェで500円払っお飲むのも同じである。
堎所、時間、手間、気分たで含めお買っおいる。
商品は物だけではない。
面倒を匕き取るこずも商品である。

小さな町の合鍵屋を思い出す

街を歩いおいるず、昔からある小さな店を芋かけるこずがある。
靎修理。
合鍵。
時蚈の電池亀換。
印鑑。
クリヌニング。
刃物研ぎ。
決しお華やかではない。
店の前に行列ができおいるわけでもない。
SNSで毎日話題になるわけでもない。
それでも、十幎、二十幎ず続いおいる店がある。
なぜだろう。
毎日党員が必芁ずするわけではない。
しかし、誰かが必ず必芁ずするからである。
今日、誰かが鍵をなくす。
明日、誰かの靎底が剥がれる。
来週、誰かの時蚈が止たる。
䞀人のお客さんが毎日来る必芁はない。
地域党䜓で芋れば、毎日どこかに困った人がいる。
これが商売の匷さである。
副業でも同じだ。
自分のサヌビスを「党囜民が欲しくなるもの」にする必芁はない。
十分な人数の䞭で、毎日少しず぀困る人がいればいい。
しかも、その困りごずが繰り返し発生するならさらに匷い。
䞀床だけの倧事件ではなく、生掻の䞭で䜕床も起きる小さな䞍䟿。
ここには、流行ずは別の匷さがある。

掟手なヒット商品より、なくならない商品

商品には「爆発する匷さ」ず「消えない匷さ」がある。
新䜜ゲヌムが発売日に䜕癟䞇本も売れる。
人気アヌティストのラむブチケットが数分で完売する。
限定商品に長い行列ができる。
これは爆発する匷さである。
䞀方、ティッシュは発売日にニュヌスにならない。
掗濯掗剀がSNSのトレンド䞀䜍になるこずも少ない。
しかし来幎も売っおいる。
十幎埌も、圢を倉えながら残っおいる可胜性が高い。
消えない匷さである。
副業を始める人は、爆発する匷さに憧れる。
䞀蚘事で10䞇アクセス。
䞀本の動画で100䞇再生。
䞀商品で100䞇円。
もちろん起こればすばらしい。
しかし生掻を支えるのは、消えない匷さのほうである。
毎月3䞇円でも、䞉幎続けば108䞇円になる。
毎月5䞇円なら䞉幎で180䞇円である。
䞀床だけ50䞇円売れお、その埌れロになる仕事ず、毎月5䞇円が続く仕事。
どちらが安心できるかは人によるが、副業ずしお埌者の䟡倀はかなり倧きい。
副業は本業ほど時間をかけられない。
だからこそ、毎回れロから話題を䜜る仕事より、䞀床䜜った仕組みが䜕床も䜿える仕事のほうが盞性がよい。

季節商品は悪くない。ただ、季節に支配される

倏に売れるものがある。
冬に売れるものがある。
入孊シヌズンに売れるもの。
幎末に売れるもの。
確定申告の前に売れるもの。
母の日に売れるもの。
クリスマスに売れるもの。
季節商品は匷い。
需芁が集䞭するので、短期間に売䞊を䜜りやすい。
ただし匱点もある。
その季節が終わる。
倏しか売れない商品なら、秋には次を考えなければいけない。
卒業シヌズン向け商品なら、ピヌクを逃すず䞀幎埅぀こずになる。
副業で季節商品ばかり扱うず、垞に次の波を探すこずになる。
これはサヌフィンに䌌おいる。
䞊手な人ならいい。
トレンドを読むのが奜きで、すぐ商品を䜜れお、宣䌝も埗意なら倧きく皌げる。
しかし、波が来るたびにボヌドを抱えお走るのは疲れる。
もう䞀぀別の商売があっおいい。
波がなくおも売れるもの。
晎れでも雚でも必芁なもの。
季節に関係なく困るこず。
この存圚を持っおいるだけで、副業の粟神的な安定はかなり倉わる。

売䞊の倧きさではなく、需芁の枩床を芋る

商売を考えるずき、「垂堎芏暡」ずいう蚀葉が出おくる。
倧きな垂堎は魅力的である。
しかし副業の芏暡なら、䜕兆円垂堎である必芁はない。
䞀人で月数䞇円、数十䞇円を䜜るなら、巚倧垂堎のごく小さな䞀角で十分である。
重芁なのは垂堎党䜓の倧きさより、自分の近くにいる人の需芁の枩床である。
「できれば欲しい」なのか。
「安ければ欲しい」なのか。
「今すぐ欲しい」なのか。
この差は倧きい。
䟋えば䌚瀟で明日の䌚議資料が壊れお開かない。
本人にずっおは緊急である。
怜玢しお䞉日埌に解決する蚘事より、今日盎しおくれる人のほうが䟡倀がある。
名刺を明日たでに印刷したい。
プレれン資料を今倜たでに敎えたい。
ネットショップの商品画像を今日䞭に二十枚加工したい。
こういう需芁は枩床が高い。
高枩の需芁は、必ずしも倧垂堎でなくおいい。
困っおいる瞬間に芋぀けおもらえれば、仕事になる。
副業で狙うなら、「みんなが少し興味を持っおいるもの」より、「少人数でも本気で困っおいるもの」のほうが匷い堎合がある。

人は商品を買っおいるのではなく、「明日の自分」を買っおいる

パ゜コンの蚭定代行を頌む人は、蚭定そのものが欲しいわけではない。
明日から普通に䜿えるパ゜コンが欲しい。
掃陀代行を頌む人は、掃陀ずいう䜜業を買いたいわけではない。
垰宅したずきにきれいな郚屋で過ごしたい。
文章の添削を頌む人は、赀ペンの跡が欲しいわけではない。
読みやすい文章を提出しお安心したい。
副業の商品説明で倱敗しやすいのは、䜜業内容ばかり説明するこずだ。
「画像を高解像床化したす」
「文章を2000文字䜜成したす」
「Excelマクロを䜜りたす」
もちろん必芁な情報ではある。
しかし本圓に売っおいるのは、その先である。
「明日の䌚議に間に合う」
「毎週二時間かかっおいた䜜業が十分になる」
「恥ずかしくない資料を出せる」
「自分で調べなくおも枈む」
お客さんは、䜜業ではなく倉化を買っおいる。
この芖点を持぀ず、地味な仕事が急に䟡倀ある商品に芋えおくる。
䞀行のスクリプトでも、毎日五分の䜜業を消せれば、䞀幎で䜕時間も返せる。
小さな自動化が売れるのは、コヌドの長さではなく、取り戻せる時間に䟡倀があるからである。

技術者が副業で陥りやすい「䜜りすぎ」

技術がある人ほど、商品を䜜り蟌みすぎる。
ログむン機胜を付ける。
ナヌザヌ管理を付ける。
クラりド同期を付ける。
スマホ察応する。
AIを付ける。
通知を付ける。
テヌマ倉曎を付ける。
蚭定画面を増やす。
䜜っおいる本人は楜しい。
しかし、お客さんが本圓に欲しかったのは「ボタンを抌したら定型文をコピヌできる」だけかもしれない。
ここで重芁なのは、機胜が少ないこずではない。
䟡倀が䞀点に集たっおいるこずである。
爪切りにBluetoothはいらない。
傘にログむン機胜はいらない。
電卓にタむムラむンはいらない。
目的が明確な道具は匷い。
副業で小さなツヌルを売るなら、「䜕でもできる」より「これだけがすぐできる」のほうが買いやすい。
お客さんは機胜䞀芧を読むために来おいるのではない。
困りごずを終わらせるために来おいる。
䜜り手は足したくなる。
買い手は早く終わらせたい。
この方向の違いを理解するず、商品はずっずシンプルになる。

AIで䟡倀がなくなる仕事ず、AIで初めお採算が合う仕事

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