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【📚2025年】読んだ本ベスト20(年間120冊)

【#305、約5,500文字、写真約25枚】
2025年に読んだ120冊の中から、オススメの20冊を紹介します。1冊でも興味をもつ本があれば幸いです!

▶︎ 結論

2025年の読書数は、前年の156冊から約2割減りました。その中でも、満足できるたくさんの本に恵まれました。ベスト20は、ビジネス、アート、ジェンダー、教育、ファッションなど、さまざまなジャンルとなりました。また、2025年は、図書館を使うようになったのも大きな変化でした。2026年もマイペースに読書を楽しみます!

▼ 2024年 読んだ本ベスト20


▶︎ 2025年 読んだ本120

1年間に読んだ本(前年比)

2025年に読んだ本は120冊(前年比▲36冊、▲23.1%)。それに伴い、総ページ数(▲26.6%)、総価格(▲22.7%)も約2割減となりました。感想を記録し始めて2025年末まで、累計2,321冊でした。

▼ 読書記録を残しているプラットフォーム

私は、ほぼ移動時間のみ本を読みます。年間読書数の目標は決めていません。ただ、120冊(月10冊)を下回ると「さすがに少ないなぁ」と感じます。そのため、2025年はギリギリ120冊で安心しました。

読書数が減少した主な理由は、2024年は土日に読書していた時があったものの、2025年は土日に読まなくなり、その時間をnoteの投稿作成に当てたためです。

また、番外編の理由として、1)読みづらいハリーポッター(文庫本)を全20冊読んだ、2)文庫クセジュをはじめとする読了に時間がかかる哲学系の本を意識的に読んだ(8冊)こともあります。

読了日数の内訳
(左:2025年、右:2024年)

2025年、2024年で、読了にかかった日数を比べると「2日」が最多だった点は同じでした。しかし、その次に多いのが、2025年は「3日」、2024年は「1日」と、トレンドが変わりました。土日に本を読まないと、読了日数が週跨ぎの+2日になることが影響していると推測します。

また、2025年の大きな変化は、図書館を使うようになったことです。今までは、原則購入して本を読んでいました(大部分が古本)。

そのきっかけは、ハリーポッター全巻を読もうと思ったことです。まずは全巻セットの古本を探しました。しかし、中古全巻セットでも、相場は1万円前後!さすがに高いため、図書館に頼りました。

ハリーポッターはすべて静山社が発行しています。単行本、新装版、文庫、文庫(新装版)、児童文庫、児童文庫(新装版)をはじめ、さまざまな形態で展開しています(内容はすべて同じ)。文庫の種類を変えても、内容は変わらないため、さまざまな種類の文庫を図書館で借りながら、20冊をスムーズに読み進めることができました。

ジャンルの一部(画像引用

今まで図書館をほぼ使っていませんでしが、便利な一面があると再発見できました。2025年のベスト20のうち、図書館で借りた本が3冊ランクインしました。すでに市場に流通していない本をはじめ、無料で借りられるのは、非常にありがたいです(ただし、主なネックは、期間の制限、物理的に借りる・返す手間)。

私の考える図書館・購入の違い

今後も、ピンポイントに読みたい本がある場合、積極的に利用したいと思います。

▼ 120冊の全リスト

▶︎ ベスト20!

点数:5点満点の自己評価

2025年の特徴は、アートやファッション関連の本が多くランクインしました(7冊)。アート向けの本は、別の投稿でまとめる予定です。

▼ アート関連の読んだ本(2024年)

また、小説はベスト20にランクインしませんでした。ハリーポッターを全巻読みましたが、最も面白かったのは、冒険譚らしい第1章のみ。その後は、話は暗いし、ハリーは癇癪もちだし、イギリス特有の皮肉もあまり好きになれませんでした。

ハリーポッターを読み終えた時、感動したよりも、約7万ページを読み終えた達成感の方が大きかったです。ハリーポッターから学んだことは、困難に立ち向かう勇気、仲間との結束、人を一面だけで判断しないことでした。

▼ 参照)2024年のベスト20

以下、2025年の1位〜20位の本を150文字以内で紹介します。

1位:『商売の創造』/鈴木 敏文/2003年

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重要な言葉に付箋を貼ると、キリがないくらい参考になる1冊でした。普遍的な原理原則や、それに則った具体例も記載されているため、特に小売業に従事する人は必読。変化への対応、新しい価値を創造し続ける、個店経営ときめ細やかな単品管理、店はお客様のために存在することなどが、特に印象に残りました。

2位:『美術館商売: 美術なんて…と思う前に』/安村 敏信/2004年

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すべての美術館運営者に読んでほしい良書でした。著者は、元・板橋区立美術館の館長(現・北斎館館長)。著者は、展覧会では、作品の魅力を最大限に引き出すのが学芸員の仕事であり、美術館が楽しい場所だと何度もアピールが必要があると強調しています。私も、美術館=娯楽場と気づくのに時間がかかりました。

▼ 北斎館の感想

3位:『生涯投資家』/村上 世彰よしあき/2019年

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村上氏は、資金を眠らせ、世の中へ循環させないことは、上場企業が最もしてはいけないことであり、そのためにガバナンスが必要という考えです。東京スタイルやニッポン放送は典型的な放漫経営であり、上場企業のあるべき姿を理解していないことに驚きました。上場企業は常に危機感をもって経営する必要があると痛感。

4位:『人生を面白くする 本物の教養』/出口 治明はるあき/2015年

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教養、読書、旅などが私の考え方と一致していました。「自分の頭で考える」ことは、教養を高め、人生を豊かにする出発点。ブレイクスルーのための独自性、人としての面白さ、人間的魅力もそこから養われます。読書はまず「面白いもの」であり、考えながら読む(+書評を書く)ことで、得られるものも倍増します。

5位:『美術展の不都合な真実』/古賀 ふとし/2020年

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展覧会によく行く人は満足できる内容。新聞社事業部目線の内容が新鮮でした。「不都合な真実」とは、展覧会の企画をマスコミが担うことで、海外からは金蔓と認識されることによる立場低下、動員数や利益のため観客を押し込む環境の悪さ、学芸員の不介在によるレベル不向上などを指します。著者の数々の提言も納得。

6位:『商売の原点』/鈴木 敏文/2003年

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目から鱗が何枚も落ちました。小売に従事する人は『商売の創造』とセットで読むべき。セブンの強みやゴーイングコンサーンの源泉は、鈴木敏文にあると再認識。小売の仕事は難しくはい、難しいのは原理・原則を確実に実行すること。物価が高騰する今、鈴木氏の言う「フェアプライス」の考え方も腑に落ちました。

7位:『来場者4倍のV字回復! サンリオピューロランドの人づくり』/小巻 亜矢/2019年

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会社経営やダイバーシティを知りたくて手に取ったものの、小巻氏の体験(次男の死、離婚、過労、長男の海賊の話など)にもとづく人生観にうるっときたため、想定以上に良い本でした。サンリオの理念(背景にある戦争体験)もよく分かったため、今後はサンリオを応援したいと思いました。

▼ サンリオの展覧会

8位:『「超」文章法: 伝えたいことをどう書くか』/野口 悠紀雄/2002年

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今は誰でも発信できる(note含む)からこそ、質を上げないと読まれません。20年以上前の本でも、本書に限らず野口氏の教えは参考になります。特に、一言で言えるか、読者のためになるか、1パラグラフは150文字以内、冒頭に結論を書く、余計なものはどんどん削るなどが参考になりました。

9位:『小倉昌男 経営学』/小倉 昌男/1999年

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今後、ヤマト運輸を積極的に使おうと感銘を受けました。ビジネスに必要なエッセンスが凝縮されているため、経営者は普く読むべき。ヤマト運輸はビジネスモデルが強い以上に、理念や人材に強みがあると再認識できました。現在の小倉ファミリーは、ヤマト運輸と一切の関係がない考えも素晴らしいです。

▼ ヤマト運輸の博物館

10位:『男と女 変わる力学: 家庭・企業・力学』/鹿嶋 たかし/1989年

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均等法から4年後に上梓された古い本ですが、今でも十分に参考になる先見的な考えが書かれていました。畢竟、「男女平等」の実現=男性型社会の企業文化や働きすぎの非効率な風土の再構築など、男性がいかに変わるかに尽きると思いました。取締役や議員のクオータ制などもやってみたら、将来的に機能するかもしれません。

11位:『明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法』/佐藤 尚之/2015年

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マーケティングで重要なことは、伝えたい相手を知り尽くし、属性に合わせた手法を取ること。「砂一時代」前向けにはマスで仕掛け、「砂一時代」向けにはファンベースに対して「駆け巡る要素」やストーリーを付加して仕掛ける。そもそも、最強のファン=従業員であるため、インナーPR、IRの重要性を認識しました。

12位:『好かれる方法 戦略的PRの発想』/矢島 尚/2006年

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今まで読んだPRの本で最もわかりやすかったです。特に、PRとマーケティングとの違いを明確に強調していました。メディア記事は思い通りにならないため、伝えたいことを的確に伝え、記事化してもらう戦略が基礎になります。また、根本的には、企業トップがPRを手段ではなく、目標の下に位置づける考え方が重要です。

13位:『令和の中学受験 保護者のための参考書』/矢野 耕平/2021年

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中学受験を予定する親、予定しない親(=私)にも、子育て全般の考え方が大変参考になりました。子供ベッタリの姿勢は、自立を阻害し、自ら行動・勉強する習慣を損ないます。親は子供の成長を「後押し」する覚悟が重要です。自身の知識を随時更新し、目的意識をもって進路選びをサポートしたいと思いました。

14位:『無言館ノオト ー戦没画学生へのレクイエム』/窪島 誠一郎/2001年

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窪島氏に政治的な思想はなく、アートの側面から戦没学生の絵を集めました。彼の考えと、外部からの見方に生じた軋轢・葛藤が十分に伝わってきました。私は無言館の展覧会に行ったことがあったからこそ、戦争は多くの人生を破壊し、絵は文字以上にメッセージを伴うことがよく理解できました。

▼ 無言館の展覧会

15位:『実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた』/橋下 徹/2019年

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橋下徹らしい説得力のある内容でした。話を徹底的に聞いて議論する、案を出すときは3つ出して比較優位の手段を使うなど、リーダーの思考回路が参考になりました。また、大阪都構想の意義も理解できました。政治は何より実行力。今後も、維新の会の強みが「実行力」であってほしいです。

16位:『わかりあえないことからーーコミュニケーション能力とは何か』/平田 オリザ/2012年

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著者は、青森県立美術館館長の平田オリザ日本の教育は答えありきで指針がつくられますが、本来は「なぜ」「自分↔︎他人の考え」を理解する必要があります。コミュニケーションとは、多様性を理解し、臨機応変に相手の立場に立った心・言葉のやり取りだと思いました。そこに演劇を取り入れるのはグッドアイデア。

▼ 青森県立美術館の感想

17位:『ぼくのマンガ人生』/手塚 治虫/1997年

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手塚治虫の世界観には、実際の戦争体験からくる「生きていたという感慨、生命のありがたさ」が根底にあります。特に、マンガを描く特技を得て周囲から認められたこと、ひたすら作文を書かせた先生、焼夷弾から逃げた時に食べたおにぎりの味などが印象に残りました。科学技術やAIが発達しても、人の良識は必要不可欠です。

18位:『ファッションの哲学』/井上雅人/2020年

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ファッションに関する重量級の本(約500ページ)。歴史から実務まで含め、体系的にファッションを知りたい場合は最適です。引用も多いため、地に足がついた学問的な内容でした。一方、著者の考えが若干高尚すぎて、ファストファッションにまで「ファッションの哲学」を求めるのはやり過ぎな印象も受けました。

19位:『ファストファッション クローゼットの中の憂鬱』/エリザベス・L・クライン/2014年

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ファストファッションを次から次に買い、捨てる行動は理解できないものの、アメリカのリアルな感覚を知る上で役に立ちました。感覚的なものから、生活賃金など専門的な内容まで網羅されていました。世界中が、服がつくられる環境に関心をもち、必要なものを必要な量だけ買い、長く使う習慣を身に付ける必要を感じます。

20位:『スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか』/ニコラス・スミス/2021年

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全スニーカーヘッズが満足できるオススメの一冊です。私は「DUNK SB」世代なので、ワクワクしながら読めました。スニーカー各社の歴史を紐解くだけでなく、それらがどのように文化に影響を与えたかが深掘りしている点が面白かったです。また、海外の企業は「コツコツ」ではなく「一発逆転」が好きだなと思いました。

▶︎ まとめ

1位→10位
11位→20位

気になる本はあったでしょうか?ビジネス、アート、ジェンダー、教育、ファッションなど、さまざまなジャンルが混じる結果となりました。2025年は、図書館を使うようになり、気になる本をピンポイントに読む機会も多くなりました。2026年はどんな本に出会えるか、ワクワクします!


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