【自己紹介】 「直木と芥川」です | 文学賞を入口に、本の行方を追う古書室
はじめまして。
「直木と芥川」と申します。
この場所では、芥川賞・直木賞の受賞作と候補作を集め、読み、記録していきます。
受賞作だけでなく、候補作。
単行本だけでなく、初出誌や選評掲載号。
よく読まれ続けている本だけでなく、文庫化されなかった本、古本市場で見かけにくくなった本。
文学賞を入口に、本がどのように選ばれ、読まれ、流通し、記憶されていくのかを追っていきたいと思っています。
なぜ芥川賞と直木賞なのか
芥川賞と直木賞は、日本文学のなかでも特別に知名度の高い文学賞です。
受賞作は大きく報じられ、書店に並び、帯が変わり、増刷され、多くの読者に届いていきます。
一方で、候補作のなかには、受賞作と同じくらい魅力的でありながら、時間が経つにつれて読まれにくくなる作品もあります。
文庫化される作品。
単行本のまま残る作品。
文芸誌に掲載されたまま見つけにくくなる作品。
古本屋でふいに出会う作品。
そうした「選ばれた本」と「選ばれなかった本」のその後に、強く惹かれています。
ここでやっていきたいこと
このnoteでは、主に次のようなことを書いていきます。
芥川賞・直木賞の受賞作、候補作の読書記録。
各回の候補作一覧や、作品の流通状況のメモ。
初出誌や選評掲載号についての記録。
古本として残っている本、見つけにくくなっている本の観察。
受賞作と候補作の違いや、文学賞が作品や社会に与える影響についての考察。
大げさな評論というより、まずは一冊ずつ、一回ずつ、棚を作るように記録していくつもりです。
古本ECについて
将来的には、芥川賞・直木賞の受賞作と候補作に特化した古本ECも始めたいと考えています。
ただ本を売るだけではなく、
「この作品は何回の候補作だったのか」
「同じ回にはどんな作品が並んでいたのか」
「初出はどの雑誌だったのか」
「文庫化されたのか、されなかったのか」
「いま古本としてどれくらい見つかるのか」
そうした文脈ごと、本と出会える場所にしたいと思っています。
ECは、研究や記録の延長にある小さな古書室のようなものになる予定です。
まずは小さく始めます
最初は、第150回以降の芥川賞・直木賞を中心に、受賞作と候補作の一覧を作るところから始めようかと思っています(まだ検討段階)。
読みながら、集めながら、調べながら、少しずつ記録を増やしていきます。
文学賞をきっかけに、まだ読んでいない本と出会う。
忘れられかけた候補作を、もう一度手に取る。
受賞作の隣にあった作品のことを考える。
そんな場所にしていけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
「直木と芥川」
