【屋久島】ずっと行きたかった島へ。ウミガメと苔の森に出会う旅
屋久島旅行は、ずっと「いつか行ってみたい」と思っていた場所でした。
ただ、縄文杉トレッキングのような本格登山をするほどの体力にはあまり自信がなく、今回の旅は「無理をせず、屋久島の空気そのものを感じる旅」にしようと決めていました。
そしてーーこの旅は想像以上に素晴らしいものになりました。
何より印象的だったのは、屋久島では「雨ですら旅の魅力である」ということ。
*このブログの最後にはショート動画を掲載しているので、よろしければご覧ください。
神戸から鹿児島、そして屋久島へ
2026年5月下旬。
朝の便で神戸空港から鹿児島空港へ。
その後、リムジンバスで鹿児島本港へ向かい、高速船の時間まで少し余裕があったので、港近くの回転寿司「めっけもん」で昼食を取りました。
鹿児島らしいネタが並び、旅のスタートとしてすでに気分はかなり上がっていました。

高速船で屋久島へ

午後、高速船トッピー・ロケットに乗って屋久島へ。
海を渡って島へ向かう時間は、旅情たっぷり。
「いよいよ屋久島か…」という気持ちがどんどん高まっていきました。
宮之浦港に到着後、まずはレンタカーを借りて出発です。
楠川天満宮へ向かったものの、到着した頃にはまさかの豪雨。早速「豪雨の洗礼」を受けました(笑)。
駐車場には入りましたが、車から降りることすらできず断念。
ただ、この“いきなりの豪雨”が、後から思うと「屋久島らしさ」の始まりだった気がします。
地元スーパーが面白すぎる
その後、Aコープ宮之浦店へ。
これが想像以上に楽しかった。
地元で獲れた「あかぱら」の刺身、鹿児島独特の甘い醤油「母ゆずり」、焼酎「三岳」など、屋久島・鹿児島ならではの商品が並んでいて、見ているだけでも面白い。
観光地というより、“島の日常”に触れられる感じがとても良かったです。

森の中のコテージ宿へ
今回宿泊したのは「コテージ 森のこかげ」。
ホテルではなくコテージを選んだのですが、これが大正解でした。

静かな場所にあり、鳥の声や雨音に包まれながら過ごす時間は、本当に贅沢。
ウミガメ観察会が控えていたので、夕食はAコープで買ったお惣菜をサクッと。

翌日の白谷雲水峡トレッキング用のお弁当も「島むすび」さんで予約しました。
一生忘れられない、ウミガメの産卵
夜は、今回の旅の大きな目的のひとつだったウミガメ観察会へ。
昼間の豪雨が嘘のように晴れ、空には満点の星空。
最初に30分ほどレクチャーを受けた後、砂浜へ向かいました。
当然ながら砂浜ではスマホ禁止。
写真は一切撮れません。
でも、だからこそ、あの光景は今でも鮮明に記憶に残っています。
目の前でウミガメがゆっくりと産卵している様子を見た……あの時の感動。
終わった後に誇らしげに海へ戻っていく姿。
静かな波音と星空の下で見たその光景は、私の人生で、間違いなく特別な体験でした。

白谷雲水峡トレッキングへ
翌朝は7時頃に出発。
予約していた「島むすび」さんのお弁当を受け取り、白谷雲水峡へ向かいました。
山道をかなり登っていくので、「本当にこの道で合ってる?」と少し不安になりながらも、無事に到着。
途中、車の中から虹が見られたので、幸先良いスタートでした。

”もののけ姫” の世界
白谷雲水峡は、本当に“リアルもののけ姫”でした。
苔、霧、湿った空気、森の匂い。
目まぐるしく変わっていく天気の中で、歩いているだけで、日常から完全に切り離されていく感覚があります。
さぁ、トレッキングのスタートです。

今回は初心者向けの楠川歩道ルートを選択。
屋久杉の佇まいに立ち止まり、

苔むす森では圧倒的な静けさを感じました。
雨で濡れた苔は、写真で見ていた以上に鮮やかな緑で、森の中は静かなのに、不思議と寂しさはありません。
聞こえるのは雨粒の音と鳥の声だけ。
しばらく立ち止まって景色を眺めていると、「綺麗だな」という言葉しか出てきませんでした。

お空に旅立った愛猫のミッキー(けだまだまのキーホルダー)と一緒に歩いた時間です。

太鼓岩への最後の登り
ところが、太鼓岩手前から急に難易度が上がりました。
岩場や急坂が続き、完全にゼーゼー状態。
普段の運動不足を痛感しました(笑)
それでも何とか太鼓岩へ到着。

残念ながら天気は曇りで「絶景!」という感じではなかったですが、それ以上に「ちゃんとここまで来られた」という達成感の方が大きかったです。
トレッキングで約5時間かかりましたが、心の底から大満足です。
疲れた体。“お値段以上”の温泉
トレッキングの後は、日帰り温泉として「サマナホテル屋久島」へ。
これが本当に素晴らしかった。
大海原を一望できる大浴場と露天風呂。
疲れ切った身体に温泉が染み込む感覚。
正直、1人1,800円は安くはありません。
でも、このタイミングでこのお風呂に入れた価値は圧倒的でした。
まさに「お値段以上」という言葉がぴったり。
今回、この温泉を選んだのは大正解でした。
温泉の後、またコープに立ち寄り、白くまアイスの「マンゴー味」を堪能したのも格別でした!(笑)

屋久島ドライブ
屋久島の最終日はコテージをチェックアウト後、島をドライブ。
まず向かったのは紀元杉。
片道1時間近く山道を走るので、「1本の杉を見るためにここまで来る必要あるかな…?」と少し思っていました。
でも、実際に目の前に立つと、その存在感に圧倒されました。
「あぁ、これは確かに特別だ…」
そんな風格がありました。

圧巻だった“大川の滝”
その後も、
千尋の滝
中間ガジュマル
大川の滝
などを巡りました。
中でも圧倒されたのが大川の滝。
近づけば近づくほど、水の威力が凄まじい。
写真や動画では伝わらない、“自然の圧”のようなものを全身で感じました。
ここは本当に、現地で見る価値がある場所でした。

屋久島は「雨も含めて完成する場所」
正直、旅行前は「ずっと雨予報」でかなり不安でした。
でも実際に行ってみると、屋久島はむしろ雨が似合う場所。
霧の森。
湿った苔。
雨音。
急に晴れる空。
その全部が屋久島の魅力なんだと思います。
もしまた訪れる機会があれば、次はもっと“何もしない時間”を過ごしてみたい。
そんな風に思える旅でした。
そして何より、実際に屋久島へ来ることができて良かった。
あのときAIに背中を押してもらって、本当に良かったと思います。
※屋久島旅行のきっかけになった話はこちら
YouTubeショート動画
白谷雲水峡の苔むす森、屋久杉の佇まい、圧巻の大川の滝。
森の中で出会った屋久ザルや、道端に咲く鉄炮ユリも印象に残っています。
愛猫と共に訪れた屋久島。またいつか訪れたいと思います。
