投資歴15年、気づいたら生き残っていた
私は株式投資歴15年。
それだけ聞けば大ベテランと思う人もいるかも知れません。
確かに、投資の世界では10年生き残ったら勝ちと言われているし、今後も投資で人生を失うような大失敗はしないだろうなという予感はします。もちろん絶対ではないけれど。
だけど私が15年やってきたのは、やろうと思えば誰でもできることでしかありません。
「誰でもできるようなことであっさり10年をクリアしているのに、なんで10年生き残ったら勝ちと言われるのか?」
これがいまいち理解できていませんでしたので少し整理したいと思います。
SNSでは株式投資についての情報交換や発信、取引報告や実況などを行う投資家コミュニティのことを「株クラ」と呼びます。株式投資クラスタの略です。
私のアカウントも言ってみれば株クラの端くれではありますが、ほとんど「株主優待届いた!イエ~イ」「株主優待でランチ食べた」みたいな投稿だったり、仲の良い相互フォロワーと交流したりする平和なものです。
いわば株クラの村はずれ。
でも、ときどき株クラで発信が活発な都心部に遊びにいくと、インフルエンサーの推奨銘柄に飛び乗って取引をして追証が来たとか、仕手株で大怪我したり、下手したら「退場します」(本当か嘘かは分かりませんが)とか、そういう投稿をしょっちゅう目にします。
あとは、すでに数千万とか億とかを築いている人を見て、「自分には無理だ」と自信を無くしていなくなってしまう投資初心者も多い。
私が投資を始めた頃は、いまほどSNSが活発ではなく自分で調べるしかありませんでしたので、こんなに情報が溢れている中で投資を始められる人が羨ましくもありました。
でも、ひょっとしたら逆なのかも知れません。
自分で調べたから、納得して続けられた。
比較対象がいなかったから、資産増加ペースが遅くても自分のペースで継続できた。
今は、株式投資インフルエンサーが推奨銘柄を教えてくれる。
だからそのまま買う。
自分で考えて納得するという過程をすっ飛ばしているから、含み損が増えてくると耐えられなくなり、チャートの底で売る。
株クラは億り人(資産が1億円を超えている人)が普通にゴロゴロ存在します。だから数十万、数百万しかない自分には無理だと思って自信を無くしてしまう。
一般的に20代とか30代で投資できる余力がそれだけあるのは明らかに平均よりは上なのに。
億り人だって最初から億り人じゃなかったはずだけど、今見えている現在の姿が強すぎて、そこまでの過程があったことに想像が及ばない。
私が当たり前にやってきたことは、今の環境では当たり前ではないのかも。そんな風に思いました。
・節約してコツコツ種銭を作る
・生活資金は別に確保しておく
・信用取引をしない
・一攫千金を狙わない
・よく分からない会社は買わない
15年生き残った理由はよく分かってなかったけど、書き出してみたらこういうシンプルなことなのです。
本当になんでもないことだけど、思えばどんな簡単なことでも10年続けるのは結構難易度が高い。仕事も趣味も生活習慣も10年継続していることって数えるほどしかありません。
同じように株式投資市場で"ただ10年生き残る"ことにも価値があるのですね。
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