【塗膜剥離】塗装業の危機を乗り切る──現場で起きている大きな変化
はじめに
2025年度における塗装工事業の倒産件数が143件(前年比+22.2%)と大きく増加したことはご存じでしょうか?
これは、23年ぶりの高水準であり危機的な状況です。
この状況だけ見ると単に「景気が悪いから」と捉えられがちですが、実際はくつかの要因が重なっています。
倒産が増えている理由
では、その要因とは何なのか?
主な原因をご紹介します。
■ 原材料価格の上昇
塗料やシンナーは石油由来なため、中東情勢の影響を大きく受けます。
実際にシンナーの価格が7~8割上昇するケースもあり、現場のコスト構造を大きく変えています。
■ 価格転嫁が困難
塗装業界は価格競争が激しく、コストが上がっても受注価格に反映しづらい現実があります。
結果として、コストだけが上がって利益が出ないという状況が生まれやすいです。
現場で起きている変化
こうした状況の中で、現場レベルでは静かに変化が起きています。
それは、これまで当たり前だった工程や運用の見直しです。
・材料の使い方
・工程の組み方
・再利用の方法
つまり、同じやり方を続けていくこと自体がリスクとなりはじめているという状況です。
マスキング材の運用も例外ではない
マスキングのキャップやプラグも今回の影響を強く受けている領域です。
・材料費の高騰
・交換頻度
・廃棄コスト
これらが積み上がることで利益を圧迫します。
見直すべきは"運用全体"
ここで重要なのは、単純なコスト削減だけではありません。
運用そのものをどう設計するかです。
運用の選択肢は大きく分けて二つ。
「使い捨て」か「再利用する」か。
そして、再利用する場合でも付着塗料の除去のために
・手作業
・溶剤
・外注
・装置の使用
など複数の手段があります。
どの方法を選ぶかによって再利用コスト・効率は大きく変わります。
今選ばれているのは「工程を軽くする方法」
最近の現場では単純に早さを求めるのではなく、工程数を減らしたり人の手がかかる時間を減らしたりと、工程そのものを軽くする方向にシフトしています。
この結果、コストの安定や作業者負担の減少、再利用効率の上昇といった変化が起きています。
その選択肢の一つが「装置の使用」
マスキングプラグやキャップに付着した塗料の剥離方法として、装置を使用するという選択肢も検討できます。
当社の塗膜剥離装置「ミニコマ」であれば、マスキングプラグやキャップの再利用を手間なく行うことが可能です。

特長は以下の通り。
・ゴムやシリコンのマスキングの塗膜剥離に最適
・寸法変化が非常に起こりにくい
・作業者負担が大きく軽減
・マスキング材の再購入費用を大幅に削減可能
・水だけなのでランニングコストが低い
・工場全体の作業環境が改善
水だけで剥離でき、操作もボタンを押すだけで非常に簡単です。
使用するのは水だけなので、
・溶剤は不要
・揮発成分が発生しない
・廃液管理が簡易
・治具の寿命が延びる
というメリットがあります。
これにより、再利用のための工程を安定して回せるという点で評価されています。
倒産が増える時代に必要な視点
現在のように外部環境が厳しい状況では、安くするよりも"ブレない運用にする"ことが重要になります。
人に依存せず、コストにも優しく、工程が安定する。
こうした状況を作れるかどうかが、現場の強さに繋がります。
まとめ
塗装業界を取り巻く環境は、これまで以上に厳しくなっています。
その中で、材料・人・工程の見直しは避けて通れません。
マスキングプラグやキャップの運用や再利用の方法もその一つです。
そしてその手段として、装置による剥離の検討がはじまっています。
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㈱中農製作所
〒579-8037 大阪府東大阪市新町21-26
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