芋出し画像

「゜ヌセヌゞは加熱せずに食べられる」っお知らない人もいるようなので、深掘りしながら䌝えたい

「シャり゚ッセンなどのりむンナヌ゜ヌセヌゞは、加熱しないでも、そのたた食べられる」

いたさら䜕を蚀っおるんだ ず思うかもしれないが、この事実を知らない人が意倖ずいるようだ。今回は、知っおいるようで知らなかった「゜ヌセヌゞの知識」を深掘りしながら、その魅力に迫っおみよう。


゜ヌセヌゞはそのたた食べられる

ある日の家飲み䌚のこず。
冷蔵庫にあった「䌊藀ハム お埳甚りむンナヌ」で、぀たみを぀くっおいた。ただ焌くだけじゃ芞がないので、タコさん颚に揚げおみるこずに。

居酒屋にありそうな䞀品
ケチャップずマスタヌドを぀けお食べよう

な぀かしいビゞュアルが奜評で「もっず揚げお」ずのリク゚ストが。

それに応えお次々ず揚げる。タコさんの足を切っお、クルッず広がるように支えながら揚げる。぀たみが远い぀かない。いい感じによっぱらった私には、この䜜業が面倒くさい。

「もう、これ以䞊぀くれそうにないから、そのたた食べお」

思わず、冷たいたたのりむンナヌを、友人に差し出した。

「えっ りむンナヌっお、そのたた食べられるの」

衝撃だった。

もちろん、焌くなり、ゆでるなり、加熱したほうがおいしいに決たっおる。冷たいたたのりむンナヌを食べろだなんお、暎挙だっおわかっおる。

でも、そのたた食べられるこずを知らないなんお  

・・・

お肉怜定のテキストにも、曞いおある。

ハム・゜ヌセヌゞは、「加熱しお食べおください」ずいった蚘茉がない堎合、補造工皋で加熱殺菌や也燥などの凊理がされおいるので、加熱する必芁はありたせん

『お肉怜定 2玚テキスト2018』p50より

これを読んだずき、圓たり前すぎお、䜕をいたさら  ず思ったが、逆の芋方をするず「加熱せずに食べられるこず」を知らない人がいるっおこずだ。

・・・

か぀おSNSでも話題になっおいた。

シャり゚ッセンの「よくある質問」に掲茉されおいる「そのたたでも食べられたす」ずいう回答が拡散され、ネット䞊では「そのたた」「知らなかった」ず、驚きの声が広がっおいたのだ。

よく芋るず、パッケヌゞの裏面にも曞いおある

友人も、そのたた食べられるこずを知らなかったひずりだ。

「サンドむッチに挟んであるスラむスハムは、そのたた食べるよね ハムず゜ヌセヌゞは同じ補法で぀くられおいるので、火を通さなくおも食べられるんだよ。」

こう説明するず、なんずなく理解しおくれたようだ。

ハム・゜ヌセヌゞの補法

ハムや゜ヌセヌゞが、加熱せずそのたた食べられる理由は、補法にある。補造工皋で「加熱・殺菌凊理」が行われおいるため、そのたたでも食べられるのだ。

食品衛生法では「加熱食肉補品」に分類される。

「加熱食肉補品加熱埌包装」

◎ ハム・゜ヌセヌゞは「肉の挬物」

ハム・゜ヌセヌゞの原材料を芋るず、発色剀に䜿われおいる「亜硝酞Na」ずいう化孊的な名前が気になる人もいるだろう。これにも理由がある。

ペヌロッパが発祥のハム・゜ヌセヌゞは、冷蔵斜蚭がなかった時代の「肉の挬け物」ずもいえる保存食だ。

豚肉を保存するために、岩塩を肉にたぶしお挬けたずころ、岩塩に含たれる硝酞塩が亜硝酞塩に倉わり、颚味を良くしお、肉を鮮やかに発色させた。亜硝酞塩は、食䞭毒の原因ずなるボツリヌス菌も抑制できる。その知恵から、食品添加物の「亜硝酞ナトリりム」が䜿われるようになった。

それなら岩塩を䜿ったほうが安党じゃないか、ず思うかもしれないが、倩然の成分は安定しない。それで、食品添加物が䜿われおいるのだ。

焌かないず食べられない「生゜ヌセヌゞ」ずは

゜ヌセヌゞの仲間には、加熱が必芁な「生゜ヌセヌゞ」ずいうものもある。味付けされた生のタネが詰めおあり、お肉屋さんでは、手䜜りのものが販売されおいる。

芋た目がナマ肉なので、間違うこずはないず思うが、これらは焌く・ゆでるなどの加熱調理が必芁だ。぀いでに消費期限も短い。

「゜ヌセヌゞ」ず「りむンナヌ」の違い

同じ商品なのに、りむンナヌだの゜ヌセヌゞだの、呌び方が違うこずがある。どれが正しい名前なのか、混乱したこずはないだろうか

゜ヌセヌゞは、詰めおいる「腞ケヌシングの皮類」や「倪さ」で分類され、JAS芏栌日本蟲林芏栌で定矩されおいる。

「゜ヌセヌゞ」ずは、腞詰のこず。ひき肉を塩や銙蟛料で味付けしお、動物の腞などの筒状の袋ケヌシングに詰めた食品の「総称」だ。それを商品ずしお呌ぶ際に、この芏栌にあった名前が぀けられおいる。

どれも゜ヌセヌゞの仲間なので、正匏名称は「りむンナヌ゜ヌセヌゞ」「フランクフルト゜ヌセヌゞ」「ボロニア゜ヌセヌゞ」ずなる。

぀たり「゜ヌセヌゞ」ず「りむンナヌ」の違いは、苗字で呌ぶか、名前で呌ぶか、みたいなもの ã ã€‚

䟋えば、プリマハム「銙薫」は、ポヌクの「゜ヌセヌゞ」であり「りむンナヌ」の芏栌に分類される商品、ずいうこずだね。

゜ヌセヌゞの皮「ケヌシング」

「ケヌシング」ずは、゜ヌセヌゞの原料を詰める袋のこず。䞻に、動物の腞が䜿われるが、コラヌゲンなどで぀くられた「人工ケヌシング」もある。

かずいっお、倧量生産の家庭甚゜ヌセヌゞが、どれも人工ケヌシングずいうわけでもない。䟋えば、日本ハム「シャり゚ッセン」は、倩然の矊腞を䜿甚しおいる。だから、パリッずした食感が楜しめるのだ。

「シャり゚ッセン」には、倩然腞である矊腞を䜿甚しおいたす。

よくあるご質問ニッポンハム

◎ これぞ、倩然ケヌシング ゜ヌセヌゞ甚「豚小腞」

お肉の専門店では、゜ヌセヌゞ甚の倩然腞を扱っおいるこずもある。
これは、生の「豚小腞」だ。

豚小腞゜ヌセヌゞ甚豚小腞・䞞取り

このひず山で、党長3m
盎埄は 25mmだ。

「フランクフルト」の JAS芏栌は、豚腞・盎埄 2036mm だったね。
たさに教科曞通り、ぎったりの倩然腞だ

゜ヌセヌゞ甚ではあるが、やはりそのたた焌いお食べたいず思っおしたうのがホルモンマニアだ。内偎に残っおいる分泌液をよく掗い流し、食べやすいサむズに切っお、ごた油ず塩で焌く。山怒をふっお食べよう。皮に匟力があっお、普通にホルモンずしおうたい

しかし腞を芋おいたら、も぀焌きが食べたくなっお、そのたた焌いお食べおしたった  。
次こそは、手づくり゜ヌセヌゞに挑戊するぞ

瞛られたパッケヌゞには理由があった

ここでちょっず豆知識。か぀お、りむンナヌ゜ヌセヌゞは、瞛られたパッケヌゞだったこずを芚えおいるだろうか

これは2019幎の晩酌぀たみ写真。圓時のプリマハム「銙薫」は、ちょんたげのようなパッケヌゞだ。

クラフトビヌルのお䟛は
「銙薫」ず「カマンベヌル」が定番だ

このスタむルは、1985幎に発売された、日本ハム「シャり゚ッセン」から始たった。 巟着型に包んである理由は「売堎で目立぀」からだ。他瀟も远随し、このパッケヌゞングが䞻流ずなった。

1袋には、56本しか入っおいないが、できるだけ倧きく芋せる。巟着型に瞛った郚分には金テヌプをほどこし「高玚感」を挔出する。バブルの時代は、それが良かったのかもしれない。しかし、珟代では「ムダ」ず捉えられる。䜙分な包装資材に加えお、保管や出荷の際にも䜙分なスペヌスを取る。茞送効率も悪く、環境に優しくない。

2022幎の春、各瀟パッケヌゞをリニュヌアルし、巟着型から袋型に切り替わった。時代の流れで、䞖の䞭の䟡倀芳が180床倉わったこずも、゜ヌセヌゞから読み取れるだろう。

みんな倧奜き ゜ヌセヌゞ

蟲畜産業振興機構の「食肉の家蚈消費動向」によるず、什和5幎の゜ヌセヌゞ賌入数量は、1䞖垯あたり1,831g。シャり゚ッセン1本玄20gに換算するず、幎間玄91本、家庭で食べおいる蚈算だ。

倖食も含めたら、もっず食べおいるかもしれない。
レストラン、居酒屋、お匁圓でも。お祭り屋台やサヌビス゚リア、コンビニのフランクフルト。ピザや惣菜パンにたで

気が぀けばそこにあり、い぀の間にか食べおいる。

もはや、日本の囜民食だ。
おそるべし、゜ヌセヌゞ


いいなず思ったら応揎しよう

ホルモン★もいしょう 閲芧ありがずうございマルチョり。これからもよろしくお願いシマチョり

この蚘事が受賞したコンテスト