見出し画像

【うつ病】うつ病を経験して、ヒーローではなく村人になる事を選んだ話

昔の自分は
ヒーローでいようとしていた

ヒーローに憧れていた。
男の子なら誰でも抱く夢だと思う。

私はクラスの中心的存在で、
みんなを笑わせることが使命だと感じていた。

大人になってからは「現場監督」という
責任感のある仕事について、
建設現場の指揮をとっていた。

常にリーダーであることが当たり前だった。


うつ病になって、初めて立ち止まった

その当時は私は、
誰かのために頑張りすぎていた。

自分のことは後回しで、
会社のために全力を注いでいた。

休日も仕事のことを考える。
電話ももちろんかかってくるので
実質的な休みなんてほとんどなかった。

そんなある日、限界を迎えた。
うつ病になったのだ。

ヒーローに憧れて、
誰かのヒーローであるために頑張って、
でもそれが限界を迎えてしまった。

ヒーローをやめざるを得なかった。
とても悔しかった。


村人として生きることを選んだ

ある日、
うつ病経験者の方が書いた本を読んでいると、
「村人でもいいじゃないか」
という言葉が出てきた。

私はずっとヒーローになりたくて、
人前で頑張って見栄を張って生きてきた。
でもそうじゃない生き方もあるのだと知った。

「村人でもいいじゃないか」
この言葉を読んだ瞬間、
確かにそうだと感じた。

自分が今苦しんでいるのは、
誰かのために頑張った証だったのだと。
会社のため、上司のため、お金のため。
ずっと自分中心で生きていなかったのだと、
やっと理解できた。

リーダーじゃなくてもいい。
誰かのために頑張らなくていい。
楽に生きていい。
村人Aとして普通に生きていいんだ。
そう感じたことで気が楽になった。

目立たなくてもいい。普通でいい。
何かに突出した能力がなくてもいい。
ゲームのNPCのように、
気楽にのんびりと暮らしていいのだと知った。


村人になったら、楽になった

自分のペースで生きられるようになった。

いい意味で「諦める」を習得したのです。

誰かのために生きることを「諦める」。

自分自身のために時間を使って、
自分の思うように生きて、
いい意味で自分中心で考えれるようになった。
無理をしないこと、気張らないこと、
村人らしく生きること。

ヒーローのままだったら
今の自分はなかったと思います。

平凡でいい。
平均以下でもいい。
「諦める」を習得したことで
生き方の幅が広がった気がしています。

「村人Aとして生きたっていいじゃないか」
これが私が辿り着いた生き方です。