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【公務員時代を振り返る】内示前、3月の職場はざわつく

最近、noteを書く余裕がない。

ネタがないわけではない。
むしろ書きたいことは色々ある。
メモもいくつか溜まっている。

ただ、どうしても手がつかない。

理由は単純で、
今の仕事が普通に忙しいからだ。

そんな中でふと、
この感じ、どこかで経験したなと思った。

公務員時代の3月だ。



公務員の3月には、独特の空気がある。

忙しいのはもちろんだけど、
それとは別のざわざわがある。

異動の気配だ。

まだ内示は出ていない。
でも、なんとなく皆が気にしている。

誰が異動するのか。
誰が残るのか。

はっきりとは分からないけれど、
なんとなく落ち着かない空気が職場に漂う。



この時期になると、
だいたい誰かが言い出す。

「今年の内示、いつだろうね」

そこから始まるのが、
内示予想ごっこだ。

議会の日程を見ながら、
なんとなく予想する。

偉い人たちのスケジュールは議会で押さえられているので、
その合間で内示が出るはずだ、という理屈だ。

「この日かな」
「いやこの日じゃない?」

そんな会話を毎年する。

もちろん、
ほとんど意味はない。

でも毎年やる。



確実に異動しそうな人は、
そろそろ引継ぎの準備をしなきゃと思い始める。

本当なら、この時期にやりたいこともある。

引継ぎ資料を整理して、
年度が変わる前に仕事をまとめておくことだ。

ただ、実際にはそんな余裕はない。

そしてもう一つのそわそわがある。

自分が呼ばれるのか。

誰が呼ばれるのか。
自分なのか。
隣の席の人なのか。

分からないまま、
なんとなく落ち着かない時間が続く。



その一方で、
仕事は普通に年度末モードだ。

むしろ、ここからが本番になる。

この時期にやり残した仕事が発掘されると、
かなり大変なことになる。

補助金。
委託。
修繕。

このあたりを扱う部署は、
検収と支払いの嵐になる。

年度内に終わらせる必要がある案件が、
一気に押し寄せる。

さらに近づいてくるのが、
出納閉鎖だ。

ここに向けて、
処理を一気に進める。

言い方を変えると、
この時期はエンジン全開で事務処理を回す。



そこに追い打ちをかけるのが、
年度末の「これ買っといて」ラッシュだ。

「消耗品費、まだ残ってるから」

という理由で、

コピー用紙
ファイル
文房具

とにかく色々なものを
このタイミングで買うことになる。

庶務担当としては、
それを一つ一つ処理していく。

もちろんそれ自体は仕事なので、
やるしかない。

ただ、この時期はとにかく量が多い。

気づけば一日が終わっている。



そして庶務担当にとって、
3月はもう一つの意味で落ち着かない。

内示が出た瞬間から仕事が爆発するからだ。

人の入れ替え。
年度切り替え。
異動に伴う各種手続き。

このあたりが一気に動き出す。

だから内示が出るまでは、
どこか緊張した時間でもある。

今はまだ年度末の処理に追われている。

でも、
内示が出た瞬間、次の波が来る。

それが分かっているから、
どこか気が抜けない。

嵐の前の静けさ、
という感じかもしれない。



そんな毎日を過ごしているうちに、
3月はだいたい終わる。

年度末の処理をして、
内示に備えて、
そして内示が出たら一気に動く。

気がつくと4月。

そして毎年思う。

この時期の記憶が、だいたいない。

忙しさと、
異動のざわざわと、
年度末の事務処理。

全部が重なって、
気づいたら終わっている。

今の仕事が忙しくて
noteを書く余裕がないと思っていたけれど、

ふと思い出した。

あの頃の3月も、だいたい同じだった。

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凪|元公務員ワーママ よろしければ応援お願いします!!少しでも心に残る記事を書くためによろしくお願いします。