「あの頃の私」を、今の私で責めなくていい
以前、私が質問をして、先生に傾聴していただいている過去の勉強会の映像を見る機会がありました。
すっかり忘れていた場面でした。
改めて見てみると、少し恥ずかしい気持ちになりました。
「こんな相談をしていたんだ」
そんな懐かしさもありました。
でも、一番印象に残ったのは、
「今は、このことを全然気にしていないな」
という感覚でした。
以前は気になっていたことが、今は気にならない。
同じ出来事なのに、見え方が変わっていました。
時間が経ったから、ということもあると思います。
でも、それだけではないのだと思います。
私自身が変わったから、同じ出来事を違う場所から見られるようになったのかもしれません。
過去の自分を振り返るとき、つい、
「どうしてあんなことで悩んでいたんだろう」
「もっとこうすればよかったのに」
と思ってしまうことがあります。
でも、そのときの自分には、そのときの自分にしか見えないものがあったはずです。
そのときは、それなりに悩んで、それなりに考えて、一生懸命だった。
だから、今の自分から見て小さく見える悩みでも、過去の自分にとっては小さくなかったのだと思います。
「あの頃の私は、そうだったんだね」
そうやって少し離れて見てあげることも、自分を理解することなのかもしれません。
そして、もう一つ気づいたことがありました。
旅行中、夫と息子がオフロードバイクに乗りに行く予定がありました。
その時間、私がどう過ごすのかを夫が気にかけてくれました。
その言葉が、とてもありがたく感じられました。
家族が楽しむことと、私が心地よく過ごすこと。
どちらか一方を優先しなくてもいいのだと思います。
家族のために時間を使うことも大切です。
でも、自分のためにゆっくりする時間も大切です。
「私はどう過ごしたい?」
そんなふうに、自分にも聞いてあげていい。
誰かを大切にすることと、自分を大切にすることは、反対ではないのだと思います。
過去の自分を責めなくていい。
家族を大切にしながら、自分の居場所も大切にしていい。
今の私ができることは、過去の私を変えることではありません。
「あの頃も、よく頑張っていたね」
と、今の私からそっと声をかけてあげること。
そしてこれからは、
「私はどうしたい?」
という問いも、自分の中に忘れずに持っていたいと思います。
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