【銀座の真ん中で、山形の芋煮をふるまった話】
今日、noteにまいたけ肉味噌のレシピを追加しながら
まいたけの思い出って何があるかなぁ・・・って考えていて
思い出したことがありました。
私、銀座の真ん中で
山形の芋煮を作って、道行く人にふるまったことがあるんです。
30年くらい前の話です。
なんで銀座で山形の芋煮なのか
当時銀座にお米ギャラリーというJAがやっている施設があって
私は、そこで、定期的に料理教室をさせてもらっていたのです
当時、お米ギャラリーって、いろんなイベントをやっていて
この山形の芋煮も、そのイベントの一つでした
日曜日、銀座が歩行者天国になるので
そこで、山形の芋煮を道行く人にふるまうというものでした
実はその時、
山形の芋煮って食べたことがなく
最初、この仕事の依頼が来た時、作れるか自信がありませんでした。
食材は、全て山形JAさんの持ち込みで
芋煮のセットになっているもので
袋に入った調味液を開けるだけで味が決まるみたいな感じで
作ったことがなくても大丈夫だときいて
お引き受けする事にしました。
とはいえ
全部で100人分くらい作ることになるので
かなり大変。
当時、私、JAのイベントで全国を回っていたので
100人分くらいの材料の下準備というのは
慣れてはいたけれど、それでもかなりの量でした。
膨大な数の里芋の皮を延々むき続け
まいたけを延々ほぐし続け・・・・。
しかも!
お米ギャラリーって、調理室がないので
家庭用のカセットコンロで作るんです。
だから普通の鍋で少量ずつ何回も何回も作る必要があり
それが一番大変だったかな。
バックサイドで、
アルバイトの子と一緒に、延々、芋煮を作り続け
それを小さなお椀に入れて
お米ギャラリーの前の、銀座の歩行者天国を歩いている人にふるまっていくんです
すごいイベントでした
でもね
今思い出しても
その時の食材は、本当に素晴らしく
出来上がった芋煮もめちゃめちゃ美味しかった。
因みに芋煮って、味噌味としょうゆ味があるんだけれど
その時は醤油味。
とにかく食材が美味しいんですよ。
山形の牛肉と、山形のこんにゃくですから
これはもう、言うまでもなく美味しい。
間違いない
けれど、その時ビックリしたのは
里芋と舞茸の美味しさでした。
里芋って、けっこう当たりはずれがあり
不味い里芋にあたることもしばしばあるのですが
その時の里芋は本当に美味しかった。
ねっとりとして
口の中に入れるとクリーミーで
甘みがあり
後にも先にも、あんなに美味しい里芋は食べたことがないくらい
美味しかった。
やっぱ、芋煮って言うくらいだから
里芋が美味しいんですね。
さらに!!
まいたけも、入れるのと入れないのとでは全然味が違って
まいたけが入るだけで、ぐっと旨味が出て、めちゃ美味しくなる。
まいたけって、
あまりの美味しさに食べた人が踊り出したからその名がついたというのも、心底納得しました。
これも山形のまいたけ!!
どんだけ美味しいものがあるねん!!
今でも、あの時のことが
良い思い出として残っているし
おかげで、あれ以来、山形大好きだし
(それから実際、何度も何度も山形に行きました)
本当に、いい経験をさせてもらいました。
それにしても、
銀座の真ん中で
道行く人に芋煮を配るって
なんとも平和で、良い時代でした。
今思い出しても
幸せな気持ちになります。
そして、今思い出しても
なんて、ぜいたくなイベントだったんでしょう?
ホント、すごいですよね。
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