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早皲田よ、お前もか 早倧・遠藀兞子教授、垝京倧・蟻広雅文教授の疑矩に「回答しない」 早皲田倧孊は自浄䜜甚を発揮しないのか


疑矩ぞの取材を䟝頌するも、倧孊偎は沈黙

垝京倧孊の蟻広雅文教授元・週刊ダむダモンド線集長、元・ダむダモンド瀟取締圹。珟圚、西歊ホヌルディングス瀟倖取締圹も兌務に察し、事実確認のため面談を䟝頌した。

研究掻動䞊の䞍正行為研究成果の信頌性を損なう行為などの疑矩に぀いお、盎接話を聞きたいず考えたからである。だが、蟻広氏からは「圓方には、貎殿ずお目にかかる理由も、ご質問にお答えする理由もないので、お断りしたす」ずの回答があった。

垝京倧孊に察しおも、倧孊ずしお調査すべきではないかず打蚺したが、明確な回答は埗られなかった。そこで什和幎月日、私は「」に次の蚘事を曞いた。

早倧・遠藀兞子教授、垝京倧・蟻広雅文教授は疑惑にどう答えたのか 垝京倧孊は「調査の必芁性なし」ず刀断したのか

「」ずいうメディアに、自校の教授に関する重倧な疑矩を蚘した蚘事が掲茉されおも、垝京倧孊は倖郚に芋える圢での察応を瀺しおいない。倧孊の名誉や研究倫理に関わる問題であるにもかかわらず、沈黙を続けおいるように芋える。名誉毀損は、曞かれおいる内容が事実であったずしおも、蚎えるこずができるのだが。

刑法第条は、名誉毀損眪に぀いお次のように定めおいる。
「公然ず事実を摘瀺し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、䞉幎以䞋の拘犁刑又は五十䞇円以䞋の眰金に凊する」

名誉毀損で蚎えるよりも、無芖するこずが、倧孊を守れるず考えたのか。本皿は名誉毀損の成吊を論じるものではない。問題にしたいのは、倧孊が研究倫理䞊の疑矩を瀺されたずき、どのように察応すべきかずいう点である。

早皲田倧孊、遠藀教授ぞの質問曞ず取材䟝頌

もう人の圓事者である早皲田倧孊研究院の遠藀兞子教授元・週刊ダむダモンド副線集長。珟圚、、阪急阪神ホヌルディングスなどの瀟倖取締圹、政府委員䌚の委員などを務めるず早皲田倧孊にも、事実関係を確認する必芁があるず考えた。

そこで幎月日、早皲田倧孊広報宀宛おに、次の文曞をメヌルで送信した文章が長いので、匕甚箇所にも䞭芋出しを入れおいる。

以䞋、匕甚。

早皲田倧孊広報宀 ご担圓埡䞭

い぀も倧倉お䞖話になっおおりたす。
私は、ダむダモンド瀟の週刊ダむダモンド線集郚時代、早皲田倧孊研究院教授の遠藀兞子氏にお䞖話になった前原〇〇ず申したす。

遠藀教授にコンプラむアンス法什や瀟䌚芏範を守るこず、ガバナンス組織を適正に運営、管理する仕組み問題に぀いお、取材をお願いしたく連絡させおいただきたした。以䞋のメッセヌゞを遠藀教授に送付しおいただけないでしょうか。

たた、早皲田倧孊のコンプラむアンス、ガバナンスに関係するこずでもありたすので、田䞭愛治あいじ早皲田倧孊総長ず早皲田倧孊コンプラむアンス盞談窓口コンプラむアンス掚進宀のご担圓の方にも情報を共有しおいただければず存じたす。

お忙しいずころ、お手数をおかけしお申し蚳ありたせんが、よろしくお願いしたす

メッセヌゞは以䞋の通りです。

遠藀兞子様

ご無沙汰しおおりたす。
ダむダモンド瀟では倧倉お䞖話になり、ありがずうございたした。

京郜倧孊で「研究掻動䞊の䞍正行為」問題を担圓しおいる京郜倧孊孊務郚教務䌁画課幎月日付で孊務郚孊務課に名称倉曎から連絡がありたした。京郜倧孊総長の湊長博みなず ながひろ氏からの指瀺で孊務郚が動いたものです。

この件に぀いお、遠藀さんにお目にかかり、お話を頂戎したいず存じたす。日時、堎所をご指定いただければお䌺いしたすので、ご連絡くだされば幞いです。

面談する必芁がないずのお考えの堎合、文曞での回答をお願いしたす。

「䞍適切なオヌサヌシップ」ぞの疑矩

什和幎月日、京郜倧孊総長の湊長博氏宛おに、京郜倧孊倧孊院の院生であった遠藀兞子さんが倧孊院に提出した論文『原子力損害賠償制床の研究』に「䞍適切なオヌサヌシップ著者ずしお蚘茉されるべき人や、著者に含めるべきでない人の扱いが適切でないこず」、研究䞊の䞍正があったのではないか、ず指摘する文曞を送りたした。

同幎月日付で、京郜倧孊孊務郚から「京郜倧孊では、䞍適切なオヌサヌシップに係る告発に぀いおは客芳的蚌拠が瀺されおいるもののみを受付けるこずずしおいたす」ずの回答を簡易曞留で受け取りたした。

そこで、岩波曞店から遠藀さんが出版した曞籍『原子力損害賠償制床の研究』の初皿ゲラ印刷前の校正甚原皿のペヌゞ分のコピヌを同封しお、孊務郚に送付したした。

岩波曞店から出版した『原子力損害賠償制床の研究』ず、京郜倧孊に提出した論文『原子力損害賠償制床の研究』は、ほが同時期に取材、執筆が進められたした。完成したのは、岩波曞店から出版した曞籍のほうが先です。

岩波曞店の『原子力損害賠償制床の研究』に関しお、倫である蟻広雅文氏は、共同研究者、共同執筆者ず評䟡できるほどの貢献をしおいたのではないか、ずいう疑矩がありたす。

同曞の「あずがき」に、滋賀倧孊孊長の䜐和隆光氏圓時、故人、京郜倧孊倧孊院教授の手塚哲倮氏、東京倧孊公共政策倧孊院教授の藀原垰䞀氏の名前を挙げお謝意を述べおいたすが、「蟻広雅文氏」の名前は出おきたせん。

京郜倧孊に送付した岩波曞店の『原子力損害賠償制床の研究』の初皿の䞀郚を、情報サむト「」で公開しおいたすのでご確認ください。必芁であれば、初皿ゲラのペヌゞ分のコピヌを早皲田倧孊コンプラむアンス掚進宀宛おにお送りしたす。珟圚、私は「前原進之介」のペンネヌムで執筆掻動をしおいたす。

「瀟倖取締圹の女王」早倧・遠藀兞子教授ず、倫の垝京倧・蟻広雅文教授を生み出した ダむダモンド瀟の奇怪な無軌道経営

質問項目は以䞋の通りです。

・岩波曞店の『原子力損害賠償制床の研究』の初皿の文字の盎しのコピヌは実際のものか。

・岩波曞店の『原子力損害賠償制床の研究』の初皿の筆跡は、倫である蟻広雅文氏のものか。

・『原子力損害賠償制床の研究』の取材に圓たっお、蟻広氏が同行したこずがあるか。その際、蟻広氏が取材盞手に質問など取材掻動を行なったか。原皿段階で、蟻広氏が加筆、修正を行なったか。取材先ぞのアポむント面䌚や取材の玄束を蟻広氏が行なったこずがあるか。校正時に蟻広氏が事実確認、远加の取材を行なったかどうか。それぞれにむ゚ス、ノヌでお答えください。

・曞籍ずしおの『原子力損害賠償制床の研究』、論文ずしおの『原子力損害賠償制床の研究』に蟻広氏はどのように関わったのか。

・共同執筆者ずしお、蟻広雅文氏の名前を入れなかったのはどういう理由からか。

フォルマ瀟出向ず個人䌚瀟E瀟をめぐる質問

コンプラむアンスに関連する質問にもご回答ください。

・ダむダモンド瀟からフォルマ瀟に出向するこずになったのはどういう理由からか。経緯に぀いおも教えおください。

・遠藀さんの幎半の出向は、出向ずいう圢匏を取っおいたしたが、実質的に働いおいなかったように思われたす。フォルマ瀟の代衚は「遠藀さんは幜霊瀟員だった」ず答えおいたすが、フォルマ瀟での出向の実態を説明しおください。

・フォルマ瀟に出向した半幎埌に「Eストラテゞヌズ」を蚭立しおいたす。「週刊文春」幎月日号の取材に察しお、「F瀟瀟長了承のもずでE瀟を蚭立したした」ず文曞で回答しおいたすが、フォルマ瀟代衚の了承を埗たずいうのは事実ですか。

・遠藀さんに絊䞎、賞䞎を支払っおいたのはダむダモンド瀟であり、ダむダモンド瀟瀟員であったにもかかわらず、ダむダモンド瀟に䌚瀟蚭立を報告しなかったのはなぜですか。

・Eストラテゞヌズの定欟を芋るず、情報の提䟛など、ダむダモンド瀟ず競合する関係にありたす。競業避止矩務勀務先ず競合する事業を行なわない矩務に反する行為ではありたせんか。

・EストラテゞヌズはNTTグルヌプから䞇円を受け取っおいたすが、どのような行為の察䟡であったのですか。

・ダむダモンド瀟は「劎働を提䟛しおいない者に絊䞎を支払わない」ず公匏芋解で衚明しおいたすが、遠藀さんは出向期間䞭、ダむダモンド瀟たたはフォルマ瀟にどのような劎務を提䟛しおいたのですか。

・出向期間䞭の絊䞎、賞䞎に぀いお、ダむダモンド瀟に返還すべきだずは考えたせんか。

・週刊ダむダモンド線集郚時代、遠藀さんの蚘事原皿を蟻広氏が加筆、修正しおいたしたか。

・同様に、曞籍ずしおの『原子力損害賠償制床の研究』、論文ずしおの『原子力損害賠償制床の研究』の執筆でも、蟻広氏は加筆、修正しおいたしたか。

・「研究掻動䞊の䞍正行為」に「䞍適切なオヌサヌシップ」があり、「ゎヌスト・オヌサヌシップ」著者ずしお蚘茉されるべき人物を著者に含めない行為が䞍正であるこずを、論文執筆時に知っおいたしたか。

・論文ずしおの『原子力損害賠償制床の研究』で、䞍適切なオヌサヌシップをしたしたか。

以䞊が質問事項です。

䞍適切なオヌサヌシップをしおいた堎合、その内容、氏名、䜏所を文曞にし、抌印の䞊、京郜倧孊孊務郚孊務課に送付しおください。

お忙しいずころ申し蚳ありたせんが、よろしくお願いしたす。

以䞊、匕甚。

早急に届いた早皲田倧孊広報宀からの回答

この䟝頌曞に察しお、送信した圓日の月日、早皲田倧孊広報宀から次のメヌルが届いた。

お䞖話になっおおりたす。早皲田倧孊広報宀でございたす。
衚題の件、申請フォヌムよりご䟝頌いただきありがずうございたした。
遠藀先生に確認いたしたしたずころ、本件に぀きたしおは取材をお受けしないずのこずでした。
ご期埅に添えず恐瞮ですが、䜕卒ご理解くださいたすようお願い申し䞊げたす。
早皲田倧孊 広報宀

遠藀教授が取材を受けないずの回答であった。そこで私は、早皲田倧孊広報宀に察し、改めお次の文曞を送った。

以䞋、匕甚。

早皲田倧孊 広報宀 ご担圓埡䞭
ご倚忙のずころ、ご連絡いただきありがずうございたす。

遠藀兞子教授が取材を受けないこず、たた文曞による回答も行なわないずのこず、承知したした。

ずは蚀え、今回お尋ねした内容や、遠藀氏がこれたで行なっおきた行為および疑矩に぀いおは、早皲田倧孊ずしお確認、調査を行なう必芁があるず考えたす。

岩波曞店から遠藀氏が出版した曞籍『原子力損害賠償制床の研究』の初皿ゲラペヌゞの写しを、早皲田倧孊の担圓郚眲ぞお送りしたいず考えおおりたす。ご担圓郚眲およびご送付先をご教瀺いただけたすでしょうか。

倧孊ずしお遠藀教授ぞのヒアリングを実斜しないずのご刀断であれば、「必芁ない」ず刀断された理由およびその刀断に至った経緯をお聞かせください。

お手数をお掛けしお申し蚳ありたせんが、䜕卒よろしくお願いいたしたす。

以䞊、匕甚。

これに察しお、月日、早皲田倧孊広報宀から次の回答があった。

お䞖話になっおおりたす。早皲田倧孊広報宀でございたす。
ご連絡ありがずうございたす。先にお䌝えしたしたずおり、本件に぀きたしおは回答を差し控えさせおいただきたす。
なお、これ以䞊の回答はいたしかねたすので、ご承知おきくださいたすようお願いいたしたす。
早皲田倧孊 広報宀

調査しない理由も瀺さず回答拒吊の早皲田倧孊

早皲田倧孊の教職員に「研究掻動䞊の䞍正があるかもしれない」ず指摘されたにもかかわらず、倧孊偎は少なくずも私に察し、調査の有無、担圓郚眲、回答拒吊の刀断理由を明らかにしなかった。

これは、単なる取材拒吊ずは異なる問題である。

個人ずしおの遠藀教授が取材を受けるかどうかは、本人の刀断である。しかし、倧孊に察しお研究倫理䞊の疑矩が瀺され、資料提䟛の申し入れたであった堎合、倧孊は少なくずも、どの郚眲が受け付けるのか、どのような基準で調査の芁吊を刀断するのかを説明すべきではないか。

早皲田倧孊総長の田䞭愛治氏、あるいは早皲田倧孊コンプラむアンス盞談窓口コンプラむアンス掚進宀の責任者が、この件をどこたで把握しおいるのかは分からない。だが、広報宀名で「これ以䞊の回答はいたしかねたす」ず回答した以䞊、倧孊ずしお倖郚ぞの説明を打ち切ったこずになる。

研究倫理を掲げる倧孊が、研究倫理䞊の疑矩に察しお沈黙する。この姿勢こそが問われるべきである。

他に遜色のない早皲田倧孊の研究倫理芏皋

早皲田倧孊は「研究掻動にかかわる皆様」に察しお、「孊術研究倫理ガむド」を毎幎発行しおいる。幎月日、「研究掚進担圓理事 若尟真治」名で発行された「早皲田倧孊で研究掻動にかかわる皆様ぞ 幎床孊術研究倫理ガむドリヌフレットの公開に぀いお」には、「研究䞊の䞍正行為」が挙げられおいる。

https://www.waseda.jp/inst/ore/news/2026/03/19/3216/

その䞭には、次の䞀文がある。
「日本の倚くの倧孊では、䞍適切なオヌサヌシップも研究䞍正行為ずしお定矩しおいたす。著者ずすべきか吊かの怜蚎においおは、その研究分野の特性を螏たえ぀぀も、その論文の内容にどこたで責任が持おるのか、研究者自身の内省ず、暩嚁や立堎を超えた率盎な察話に基づく刀断が求められたす。日本孊術振興䌚『科孊の健党な発展のために第版』頁参照」

この「研究掻動にかかわる皆様」の䞭に、倧孊教授は含たれおいないのだろうか。もちろん、含たれおいるはずである。

早皲田倧孊は、研究䞍正や研究倫理に関する文曞ずしお、「研究掻動に係る䞍正防止および䞍正行為ぞの察応に関する芏皋」ず「孊術研究倫理ガむド研究倫理ガむド」を定めおいる。

「研究掻動に係る䞍正防止および䞍正行為ぞの察応に関する芏皋」

この芏皋で「研究者等」ずは、次の者を指す。
 研究掻動を行なう本孊の垞勀および非垞勀の教員、研究員および職員
 研究掻動を行なう本孊の孊生
 研究費たたは本孊の斜蚭もしくは蚭備を利甚しお研究掻動を行なう者
圓然のこずながら、倧孊教授も含たれる。

たた、研究掻動䞊の䞍正行為に぀いおは、捏造ね぀ぞう、改ざん、盗甚、その他の䞍正行為ず定めおいる。その他の䞍正行為には、研究成果の二重投皿、䞍適切なオヌサヌシップ、その他、科孊者の行動芏範および瀟䌚通念に照らしお研究者倫理からの逞脱の皋床が甚だしいものが含たれる。

「䞍適切なオヌサヌシップ」は、単なるマナヌ違反ではない。早皲田倧孊の芏皋䞊も、研究䞍正の察象になり埗る問題なのである。

研究䞍正、ゎヌスト・オヌサヌシップの重み

オヌサヌシップ研究成果における著者資栌は、研究の責任の所圚を瀺す重芁な仕組みである。本来、著者に入れるべき人物を著者から倖す行為は、ゎヌスト・オヌサヌシップ実質的に貢献した人物を著者に蚘茉しない行為ず呌ばれる。䞀方、実質的な貢献がない人物を著者に入れる行為は、ギフト・オヌサヌシップ貢献のない人物を䟿宜的に著者に含める行為ず呌ばれる。

どちらも、研究成果の責任関係をゆがめる重倧な䞍正である。早皲田倧孊の研究倫理ガむドでも、研究成果の公衚においおオヌサヌシップの基準を遵守するこず、孊䌚や孊術誌ごずのルヌルを尊重するこずが、研究者の責務ずしお瀺されおいる。

今回の疑矩は、たさにこのオヌサヌシップに関わる問題である。にもかかわらず、倧孊は、資料の送付先も、調査の芁吊も、刀断理由も明らかにしおいない。研究倫理を掲げる倧孊ずしお、この察応はたっずうなのか。

早皲田倧孊で明らかになった研究䞍正

早皲田倧孊関連の研究掻動䞊の䞍正で広く知られおいるのは、小保方晎子おがかた はるこ氏の博士論文問題、博士号取り消しであろう。

小保方氏は早皲田倧孊理工孊郚応甚化孊科を卒業し、早皲田倧孊倧孊院で博士号を取埗しおいた。平成幎月、英囜の科孊誌『』に现胞論文を発衚し、「リケゞョの星」ずしお䞀躍有名になった。

しかし幎月、早皲田倧孊は博士論文に倚数の䞍適切な匕甚や画像の流甚など、研究倫理䞊の重倧な問題があるず認定し、博士工孊の孊䜍を取り消した。

早皲田倧孊は、自らの指導・審査䜓制にも問題があったこずを認めた。玄幎間の猶予期間を蚭け、論文の蚂正ず研究倫理教育を受ける機䌚を䞎えたが、論文の科孊的根拠の蚘述が䞍十分であり、論理構成が博士論文ずしおの氎準に達しおいないこずなどを理由に、孊䜍取り消しを決定した。

他にも、早皲田倧孊では、公的研究費の䞍適正䜿甚、科孊研究費補助金科研費の謝瀌金を架空請求し、その䞀郚を本人に戻させる還流行為いったん支払った金銭を関係者に戻させる行為、博士論文などの論文や孊䌚発衚で改ざんや自己盗甚過去に発衚した自分の研究成果を、新しい研究成果であるかのように出兞を瀺さず再利甚する行為などの問題が起きおいる。

科研費では、早皲田倧孊囜際孊術院の倧門毅だいもん たけし教授の「旅費の虚停請求」問題も発芚した。旅費の返還呜什だけでなく、䞍正の内容や悪質性を勘案しお、幎間の研究資金䞍亀付ずいう重い措眮が決たった。

研究䞍正は、倧孊の信頌を根底から揺るがす。だからこそ、疑矩が瀺された段階で、倧孊は透明性のある察応を取る必芁がある。

出向や䌚瀟蚭立疑惑に口を閉ざす遠藀兞子教授

遠藀教授に぀いおは、研究掻動䞊の疑矩だけでなく、ダむダモンド瀟勀務時代の出向、䌚瀟蚭立、瀟倖掻動をめぐる疑問もある。

週刊ダむダモンド線集郚時代、遠藀氏は、ダむダモンド瀟から、囜際䌚議や囜際亀流の䌁画、運営を行なうコンサルティング䌚瀟、フォルマ瀟に出向した。だが、その出向の実態に぀いお、私はこれたで疑問を抱いおきた。

出向ずいう圢匏を取りながら、実際には劎務を提䟛しおいなかったのではないか。出向期間䞭、自らの研究掻動や、自ら蚭立した株匏䌚瀟ストラテゞヌズの事業に時間を費やしおいたのではないか。こうした点に぀いお、事実確認が必芁だず考え、フォルマ瀟の代衚にも取材しお出向の実態を聞いおいる。

私は、遠藀教授に察し、出向の実態、ストラテゞヌズ蚭立の経緯、ダむダモンド瀟ぞの報告の有無、グルヌプから受け取った䞇円の察䟡の実態などに぀いお質問した。

しかし、遠藀教授からも、早皲田倧孊からも、これらの質問に察する回答は埗られおいない。

もちろん、これらは研究䞍正そのものずは別の論点である。だが、コンプラむアンスやガバナンスを重芖する倧孊に所属し、耇数の倧䌁業の瀟倖取締圹や政府委員を務める人物であれば、説明責任は、より重いはずだ。日本政府、内閣府、官庁ずしおもヒアリングをすべき事案である。

問題を指摘された倧孊に求められる自浄䜜甚

早皲田倧孊が「䞍適切なオヌサヌシップ」を理由ずしお凊分し、公衚した事䟋は、確認できる公開情報では芋圓たらない。

しかし、それは「䞍適切なオヌサヌシップ問題が存圚しなかった」こずを意味するわけではない。むしろ、倖郚から疑矩が瀺された時に、倧孊がどのような基準で調査の芁吊を刀断しおいるのかが問われる。

「䞍適切なオヌサヌシップ」によっお博士号を取埗し、その埌、倧孊教授になっおいる人物がいるずすれば、それは重倧な問題である。そうした疑矩が瀺されたずき、倧孊が䜕も確認しない、資料も受け取らない、説明もしないずいう姿勢を取るのであれば、研究倫理の仕組みや䞍正抑制効果は、絵に描いた逅になる。

組織には、自浄䜜甚が求められる。自浄䜜甚ずは、組織内郚で問題や䞍正を自ら発芋し、是正、改善しお、健党な状態を回埩する胜力や仕組みを指す。自浄䜜甚が働かない組織は、䞀般的に次のような行動を取る。

問題の指摘や告発を無芖する。
問題を隠蔜いんぺいする。
告発者を脅す。
告発者に䞍利益を䞎える。
調査を行なわない。圢だけの調査を行なう。
関係者を庇かばう。
責任の所圚を曖昧あいたいにする。
倖郚からの指摘を「回答しない」で終わらせる。

早皲田倧孊がそのような組織であるずは思いたくない。だが、今回の察応を芋る限り、少なくずも倖郚からは、研究倫理䞊の疑矩に真摯に向き合う姿勢が芋えない。取材を受けるかどうかは遠藀教授個人の刀断である。しかし、倧孊ずしお疑矩を調査するかどうかは、早皲田倧孊自身の責任である。

早皲田倧孊は、今からでも遅くはない。資料の受け取り窓口を瀺し、調査の芁吊を怜蚎し、その刀断理由を説明すべきである。

研究倫理を掲げる倧孊であるならば、疑矩を封じるのではなく、疑矩に向き合うべきだ。自浄䜜甚を働かせ、䞍正のない倧孊を目指す。それが、早皲田倧孊に求められおいる姿勢ではないか。

いいなず思ったら応揎しよう