貸出できない図書館?|韓国の有名図書館『ピョルマダン』は観光地だった
韓国の有名な図書館、ピョルマダン図書館に行って来ました!

ここはソウルにあるコエックスモールという大きなモールの中にある図書館で、有名な理由はまずこのビジュアル。
フォトジェニックでユニークな見た目なため、インスタ映えスポットとして観光客に人気です。
実際、外国人観光客で溢れておりました。笑
なんとこの図書館、貸出はしていないのだとか。
この場での閲覧は可能だそうです。
驚きですね。図書館なのに。
実際に足を運ぶと、その理由が分かった気がします。
皆さん、写真を撮るのに必死です。
そういう自分もスマホに映る図書館の景色と睨めっこしてばかりで、どんな本が置いてあるのか、なんて一切見てませんでした。笑
図書館内には%アラビカが!

コーヒー飲みながら読書できるって最高だな、と思ったんですが…
実際は、グラスに入ったおしゃれなコーヒーを片手に、もう一方の手でスマホを構えてる観光客ばかり。
コーヒーの香りと本に囲まれた空間は素敵なんですが、その静けさは全くありません。
むしろ、写真を撮るためのBGMとして、本と空間が使われている感じ。
本来の図書館の役割と、実際の使われ方のズレを感じました。
椅子やテーブルなど、読書スペースも多く用意されているものの、実際にその机や椅子は観光客の写真を撮る時の道具として使われているイメージです。
本当にここに読書や勉強をしに来ている人は、1割ぐらいかな。
特に訪れた14時ごろは、観光客がわんさかいました。
でも、本好きとしての複雑な気持ちがあるんです。

この図書館は確かに観光地化してしまった。
でも、本に囲まれたユニークな空間で写真が撮れるのは、やっぱり楽しい。本の価値が「読むもの」から「映える空間の一部」に変わってしまった。
それは、本来の図書館とは違うものになってしまった。
でも、それでも、本に興味を持つきっかけになるかもしれない。
貸出できなくても、この空間で本を手に取る人もいるかもしれない。
そう考えると、観光地化した図書館も、悪くないのかな。
そんな複雑な感情を抱きながら、僕も結局写真を撮り続けていました。笑
